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「泊原発敷地内の地層が120万年前」は | 12万5千年前の地層の中の小さな石のかけらの年代を | 指しているので誤りである | 「ぶらトマリ」 | 泊原発周辺の地形・地層見学ツアーに参加しました └──── (たんぽぽ舎会員・再稼働阻止ネットワーク)
◎ 8月24日(土)、北海道泊原発反対集会の、とまロック2019三大 イベントの1つ、「ぶらトマリ」(泊原発周辺の地形・地層見学バス ツアー)に参加しました。 とまロックは3日間、その中日のイベントです。 「ぶらトマリ」のご案内は「行動する市民科学者の会・北海道」の 小野有五さんと斉藤海三郎さん。
◎ 大型バスでの巡検コースは、岩内台地、兜(かぶと)岬、共和台地 など6カ所。晴れたり雨が降ったりの天気で、でも湿気なしの爽やか さ、気温は20度前後。 砂の採取現場にできた崖の地層の前に立って、33万年前、20万年前、 12.5万年前の海岸線、洞爺やニセコの火山灰、新幹線の速さで襲いくる 火砕流、氷河期と温暖期の層などたくさんの説明を聞くことが できました。
◎ 「北海道電力が説明した泊原発敷地内の地層が120万年前というの は、12万5千年前の地層の中の小さな石のかけらの年代を指しているの で誤りである」という話や、その後の北海道電力のボーリング調査で 岩内層の年代について、2018年8月に原子力規制委員会によって北海道 電力の主張が否定されたことなど学べました。
◎ 説明がわかりやすくて、坂があれば違う地層があるという話も なるほどと思いました。 泊村を通過するときに話された「原発マネーは、大型公共建築の 『箱物』を作るお金のみで、現地は維持費用に困り、次の原発建設で お金を得るしかなくなる、また原発作る、その繰り返しは、原発麻薬 患者を作るようなものです。」というお話も、実際にそのような原発の 形をまねた村役場を見ながらで、とても印象に残りました。
◎ 雄大な景色、積丹半島に続く海、この美しい自然を見ながら、 原発の罪深さを肌で感じた一日でした。
.. 2019年08月27日 08:35 No.1733001
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