|
◆東電信頼回復は「行動で」−連絡ミスめぐり新潟県知事苦言
新潟・山形地震後、東京電力が柏崎刈羽原発に「異常あり」と自治体 などに誤って伝えた連絡ミスで、東電が1日に県や柏崎市などに原因と 改善策を提出したことを巡り、花角知事は6日の会見で「(反省の) 言葉はもういい。行動と実績で示してほしい」と求めた。 花角知事は、柏崎刈羽原発で昨年発生した電気ケーブル火災でも通報 連絡の不手際があったことを挙げ、「過去の反省を踏まえて行動と実績 で示してほしいと申し上げている」と指摘した。 その上で、今回の連絡ミスなど一連の対応に関し「場合によっては県 の技術委員会でチェックしてもらおうと思う」と述べた。 東電は改善策として、通報連絡用紙の書式の見直しや宿直の当番体制 強化、宿直当番に入る社員への継続的な訓練実施−を盛り込んだ。 (8月7日「新潟日報」より紙面のみでネット上に掲載なし)
.. 2019年08月08日 08:55 No.1723001
|