返信


■--東電回答
++ 反原発自治体議員・市民連盟 (小学校低学年)…6回          

:「福島県民健康管理基金に250億円を拠出」
 |  「反原発自治体議員・市民連盟」より東京電力への
   質問(7/3)に対する回答(7/29)
 

反原発自治体議員・市民連盟
共同代表 佐藤英行 様 野口英一郎 様 福士敬子 様 武笠紀子 様

       2019年7月29日 東京電力ホールディングス株式会社

 当社福島第一原子力発電所の事故により、立地地域の皆さま、さらに
は広く社会の皆さまに大変なご迷惑とご心配をおかけいたしております
ことを、心より深くお詫び申し上げます。
 2019年7月3日付けでいただきましたご質問につきまして、下記の
通りご回答申し上げます。
                  記
【質問】
 貴社の放射能被曝に対する認識をうかがいます。
 放射能汚染地域の住民の被曝による健康被害について、
 貴社はどのような調査を行っていますか?

(回答)
 福島県民の皆さまの健康管理につきましては、現在、福島県におい
て、県民の皆さまの被ばく線量の評価を行うとともに、県民の皆さまの
健康状態を把握し、疾病の予防、早期発見、早期治療につなげ、
もって、将来にわたる県民の皆さまの健康の維持、増進を図ることを
目的とした「県民健康調査」が実施されており、当社は同調査に協力
しております 。
 
.. 2019年08月03日 08:18   No.1719001

++ 反原発自治体議員・市民連盟 (小学校低学年)…7回       
 また、当社は福島県ご当局と協議のうえ、「福島県民健康管理基金」
に対して、250億円を拠出させていただいており、同調査にかかる費用に
充てていただいていると伺っております。  以上
扱い:東京電力ホールディングス株式会社立地地域部原子力センター

.. 2019年08月03日 08:24   No.1719002
++ 中村泰子 (中学生)…49回       
福島第一原発事故から8年4カ月“福島の今”
 |  棄民政策と「放射能安全神話」の普及に励む
 |  政府・東電への抗議を強めよう!  (中)(全3回)
 |  年間1ミリシーベルト以下にすべきという
 |  国連人権理事会特別報告を無視
 |  権力に加担する日本の裁判所
 └──── (たんぽぽ舎会員)

◎年間1ミリシーベルト以下にすべきという
 国連人権理事会特別報告を無視

 昨年10月、国連人権理事会の特別報告者バスクト・トゥンジャク氏
は、日本政府に対し、年間20ミリシーベルト以下という帰還基準をやめ
て、年間1ミリシーベルト以下にすべきとの声明を発表した。
それに対し日本政府は、「こういった批判が、風評被害などの悪影響を
もたらすことを懸念する」などと反論した。

 日本という国は、放射線業務従事者の年間被ばく限度である20ミリ
シーベルトを子どもや妊婦にまでにも適用しようというひどい国である。
 飯舘村は当初、原発事故避難者を受け入れ、ミルクを提供したり
した。後にそのミルクは放射能に汚染されていたことがわかり、飯舘村
の人は今でも心が痛むという。

 法律上1平方メートル当たり4万ベクレル以上は放射線管理区域と
されている。浪江町の避難指示解除された地区のほとんどは、4万〜
300万ベクレルの強い放射能があり、300万ベクレル以上のところも点在
する。非常に危険な地域であるにもかかわらず、ここで生活しろと
いう。むりやり帰還させ復興を演出しようとしている。

 もう住めない思った住民が、他の地に家を建て、元の家を解体して
更地にすると、更地の固定資産税は家が建っていた時の4〜7倍に
なる。住んでいる家の固定資産税と元の土地に対して二重に税が掛け
られる。
 まして消費税が上がるとなると生活できない。少なくとも、固定
資産税の二重払いについては国が指導して東電に支払わせるべき
である。
 ただし、福島は「住めない県」ではない。福島県は広い。
 住めるところが多いこともわかってほしい。


.. 2019年08月03日 08:32   No.1719003
++ 中村泰子 (高校生)…50回       
◎権力に加担する日本の裁判所

 福島第一原発事故の被害者には何の落ち度もない。その被害者を救う
ためにあるべき裁判所が、国、東電に有利な判決を出している。
 時の権力におもねる裁判官が多い。まともな裁判なら全面的に被害者
勝訴となるはずである。
 被害者には安全性の担保が必要である。広島・長崎の被爆者健康手帳
のような、医療保障が確保される被ばく者手帳が交付されるべきだ。

 東電は、先祖代々の農地、苦労して作り上げた農地を放射能で汚染
し、未来世代へ引き継げなくしたのだから、100年は賠償すべきである。
 所得補償を4年で打ち切ってきた東電に対し、1人で訴訟を起こした
飯舘村の伊藤延由さんに話を聞いた。
 彼は、「被害者が負うべき責任は一切ない」、「一方的に農地を
汚され、現状回復がないのに、加害者が一方的に賠償を打ち切るのは
納得できない」と話した。 東電側は「賠償は4年で十分果たされた。
その間就職活動をしてこなかったあなたが悪い」と言ったそう
である。

.. 2019年08月03日 08:39   No.1719004
++ 中村泰子 (高校生)…51回       
福島第一原発事故から8年4カ月“福島の今”
 |  棄民政策と「放射能安全神話」の普及に励む
 | 政府・東電への抗議を強めよう!  (下)
 |  汚染土壌再利用の問題
 |  福島第一原発事故を終わったことにさせてはならない
 └──── (たんぽぽ舎会員)

◎汚染土壌再利用の問題

 政府は、フレコンバックの中の汚染土を取り出して、全国の公共事業
の盛り土や農地、公園造成などに再利用する方針を決めた。
 そうすれば、最終処分場は作らなくて済む。密閉すれば大丈夫という
が、何百年も誰が管理するのか。放射性物質の全国への拡散にほかなら
ない。いったんこれを認めたら、電力資本は、事故を起こしても福島の
前例にならって対処することになる。

◎運動の課題と要求

 講座の後半は、國分さんの講演を受けて、質疑応答とこれらの問題に
どう取り組むかについて意見交換した。
 以下、主な内容を挙げる。

・加害者東電が被害者を査定し、和解拒否や賠償打ち切りなどを行う
一方で、日本原電の東海第二原発再稼働のために資金支援を行うことは
許されない。東電への抗議を強めよう。毎月第1水曜日(18時30分より)
の東電本店抗議行動に参加しよう。
・政府に対し、被ばくによる健康被害を補償する被ばく者手帳の交付を
要求しよう。
・東電には、未来世代の被害も含め100年賠償を要求しよう。
・東電は、原発事故避難等により発生した固定資産税の二重払い分を
負担するよう要求しよう。
・汚染土壌、フレコンバッグなど放射能汚染ゴミは、発生源の東電に
すべて引き取らせ、福島第二原発敷地内などで厳重に管理するよう要求
しよう。
・福島第一原発からのトリチウム・他核種混合汚染水の海洋放出を
許さず、叡知を集めて対策をとるよう要求しよう。
・政府の情報操作、世論誘導に抗し、原発事故被害者の声を聞き、広く
伝えよう。
 福島第一原発事故を終わったことにさせてはならない。(了)

.. 2019年08月07日 08:34   No.1719005
++ 柳田真 (部長)…182回       
放射能汚染水を海に捨てるな、漁業・海をこわすな
 |  安全な陸上部に保管せよ、100年保管でトリチウムは大減少
 | ニッポンには原油保管の経験と技術がある・石油危機の時から
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

○8月9日(金) の朝日新聞1面トップ記事は「汚染水タンク3年後に満杯」
「福島第一原発 東電、初の見通し」「 処分法 国に決定迫る」(4段ブ
チヌキの大見出し)である。8年半前(2011年)の3、11過酷事故後から
分かっていた課題、東電の責任である放射能汚染水−その初期投資をケチ
ったツケが今に顕れている問題だ。
○8月9日、処分方法を検討する政府の有識者小委員会が開かれた。東大
の防災情報研究センターの関谷直也准教授は「地元の人の生活を犠牲に廃炉
を進めるのは論理が破綻している」などと訴えた。現在の処理水は約115万
トン。委員からは隣接地を取得して保管スペースを確保出来ないか、質問
も出た。東電側は「不可能ではない」としつつも現在の敷地内で廃炉に取
り組みたいとの意向を示した(毎日新聞8月10日朝刊)
○私たちは放射能汚染水を海に捨てるな、薄めて捨てても放射能毒物の総
量は同じだ。漁業者等の生活をこわすな。世界中から批難−批判される海
洋投棄=放出はやめよ。安全な陸上部に保管せよ。
 東電は北側に広大な「土捨場」が有る。福島第一原発の周囲は環境省が中
間敷地として保有している。そこに拡幅できる。さらに福島第二など広大
な土地を持っている。
 日本には半世紀以上前から、石油狂乱時代の時から原油タンク保管の経
験と技術を持っている。お金も高くない。日本は確実に安全な陸上保管が
できる、と訴え続けてきた。8月7日(水)の東電合同抗議で、私はその主
旨を演説した。(Uチューブに記録)
○青森県での実例を紹介します。     むつ小川原石油備蓄基地  
   570万キロリットルの貯蔵能力(貯蔵タンク - 11.1万kl×51基)
○「処理水」という単語は正しいのかどうか指摘したい.(後日)
○原子力規制委員会の態度は正しいのか。大まちがいをしていると指摘
 したい。(後日) 

.. 2019年08月12日 08:43   No.1719006
++ 広瀬 隆 (高校生)…69回       
たんぽぽ舎の原発反対運動の柱になっている思想と信念は
 |  放射能測定が基礎になっているから信頼できる
 |  たんぽぽ舎30年に寄せて
 └──── (作家)

◎ たんぽぽ舎に最初に呼ばれたのは、1986年のチェルノブイリ原発
事故からほどない時期だったので、30年以上前だったと記憶している。
 この時期の1988年に、伊方原発の出力調整実験を阻止するため、香川
県高松市の四国電力本社に全国から集まった原発反対運動の人たちが泊
まり込み、反対運動を展開したのだが、おかげで私はこの年に300回と
いうメチャクチャな講演をしなければならなかった。
 それでも私はまだ45歳の若さだったので、このトンデモナク残酷な人
たちに付き合って全国を回っていた。

◎ そうした時に、食べ物に敏感な女性たちを中心に、東京でも原発
反対運動が盛り上がった時に、私もたんぽぽ舎に呼ばれて講演を頼ま
れたものらしい。
 つまり、ヨーロッパだけでなく、日本でも、チェルノブイリの放射能
被害を食い止めるため、輸入食品がキロあたり370ベクレルなんて、子供
たちに非常に危険であることをみなで議論した。

◎ その時の私は、そうした活動が「たんぽぽ舎の放射能測定」の出発
点であることを知らなかったが、のちに、「たんぽぽ舎の放射能測定」
が地道に続けられていることを知って、偉いものだと思った。
 特に、福島第一原発事故のあと、つまり現在のたんぽぽ舎の原発反対
運動の柱になっている思想と信念は、放射能測定が基礎になっている
から信頼できるのだ。

◎ 次にたんぽぽ舎と深い関係を持ったのは、1995年1月17日に阪神大
震災が起こって、しばらくして、たんぽぽ舎の柳田真さんから電話が
あり、地質学者の生越忠先生を招いて「地震と原発の研究会」を発足
させるから参加してほしいとの依頼があった時だった。
 すでに私は現地・神戸市内から一帯に広がる被災地を何度も歩いて、
知人・友人たちが受けた大被害に打ちのめされていた時だったので、
一も二もなく承諾し、毎週1回十人ほどの精鋭が集まって、難解な
地震学の解析に取り組み始め、私も毎週の議論に参加した。

.. 2019年08月23日 09:39   No.1719007
++ 広瀬 隆 (大学生)…70回       
◎ 生越さんから、地震を起こす震源と、実際に大被害を受ける地域
が、距離ではなく、大きな断層線と、プレート境界線による「高速
道路」で結ばれているという大原則を教えられて、私の地震学は、常に
世界的な地震発生地点の関連に向けられるようになった。
 その原則に沿って、大地震の予測もできるようになり、のち2010年に
『原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島』を発刊し、その半年後に
東日本大震災が発生したが、これは世界的な地震発生地点と、日本の
地殻変動を調べていれば、誰にでも予測できるはずの出来事だったの
である。
 「地震と原発の研究会」から得た知識と知恵は、たんぽぽ舎の誰も
が、現在でも共有していると思う。

※《事故情報編集部》より
 広瀬 隆氏の文章は、「たんぽぽ舎30周年によせて」のメッセージ
 として9番目となります。


※たんぽぽ舎からのご案内

  ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★
  −命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い−

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』
     講師:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教)
 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト

 日 時:2019年9月22日(日)13時30分より16時45分
 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分
 第1部:記念講演とリレートーク
     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円
第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より
    会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

.. 2019年08月23日 09:46   No.1719008
++ 冨塚元夫 (部長)…224回       
原子力規制委員会は伴信彦委員を罷免すべきだ、
 |  罷免させないなら規制委員会が解散すべきだ!
 |  低線量も高線量も区別しない偽学者で
 |  原子力規制委員会委員にもっともふさわしくない!
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

◎アワープラネットTVの8月21日のニュース情報では下記のように
伝えています。
 原子力規制委員会の伴信彦委員が今年1月、低線量被曝を心配する
市民を見下すようなメールを、国際機関の担当者に送っていたことが
わかった。
 「放射線嫌い」は「認知症バイアス」によるもので、論理的な説明
は通じないと述べていた。
 さらに福島第一原発事故後、病院や高齢者施設からの避難者が死亡
したり、多くの夫婦が離婚したのも、放射線防護による「実害」
だと説明。


◎私の理解では、彼の言う「福島第一原発事故後、病院や高齢者施設
からの避難者が死亡した」というのは、福島第一原発から5kmにある
双葉病院と病院が経営する介護老人保健施設で、2011年3月11日いき
なり政府の緊急避難指示が出たが、最初のバスがきたのが12日で高線
量のため自衛隊の避難活動もスムーズにいかず、何日もかかった。
 病院と保健施設合計50人が亡くなった事故で、9月19日に判決を
迎える原発事故刑事裁判で3人の被告有罪の根拠の一つになっている
事件と思います。
 政府が避難指示を出した、自衛隊がいったん引き返すような高線量
の病院を取り上げて、放射線防護による実害だと言っているわけです!

 どういう神経の持ち主でしょうか?彼の放射線の知識はいかなる被曝
も害がないというための知識でしょうか?
 このような人が、原子力規制委員会委員でいいのでしょうか?
 このような委員がいる原子力規制委員会は存在自体が有害ではないで
しょうか?
 更田委員長は記者会見で説明すべきではないでしょうか?

.. 2019年08月25日 06:38   No.1719009
++ 冨塚元夫 (部長)…225回       
以下は、8/21アワープラネットTVより抜粋

 「福島原発被害東京訴訟」の原告団長で、いわき市から都内に「自主
避難」している鴨下祐也さんは、「規制側にいるはずの、被曝防護の
専門家の発言として許しがたい」と憤る。
 鴨下さんは、「放射線の被曝リスクは、低線量領域であっても、確率
的が低くなるだけで、ゼロにはならない。それを我慢しろと言うのは
加害者の論理。」
 「高齢者の死亡や離婚まで、「被曝回避」のせいにしたいのか。
避難者を貶めた発言だ。」と批判する。
 また「多くの人生をぶちこわした原発事故の被害を理解出来ない人間
が原発の規制にかかわる仕事をしていることを許せない。被災者の声を
きちんと聞くべきだ」と、規制委員会の委員が、被災者から直接、
意見を聞く機会を持つよう求めた。

.. 2019年08月25日 06:54   No.1719010


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