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軍隊を廃止、軍事予算を社会福祉にあて、国民の幸福度を | | 6/8「オツトン・ソリスさんと平和の対話」東京集会に参加して └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
6月8日「オツトン・ソリスさんと平和の対話」東京集会に参加。 いま、日本は憲法9条に自衛隊を明記し、米国と共に戦争をする国に 変えられようとしています。 この時期に、軍隊を廃止、軍事予算を社会福祉にあて、国民の幸福度 を最大化する道を選んだコスタリカの生き方がどんなに素晴らしいかを 学ぼう。
1.コスタリカは北米と中米を結ぶ重要地域であり、米国にとって喉 から手が出るほどほしい場所です。 しかし、コスタリカは1949年常備軍を廃止して以来、70年間一度も 武力を行使することなく、平和を守ってきました。 もちろん、米国の圧力や隣国ニカラグアの領土侵犯など幾多の危機も あったが、その都度、軍事と外交両面をにらみながら、大胆かつ緻密に 「非武装中立」作戦を展開、粘り強い話し合いと国際司法裁判所への 提訴で勝利してきました。
それを可能にしたのは、絶えず平和国家の進むべき道を問い直す作業 を国民一人ひとりが価値観として持っていたこと、「平和主義」「民主 主義」が根づいていたこと、その中から後に大統領になるホセ・フィ ゲーレスのような優れた政治指導者たちが生まれたことによります。
ホセは「軍隊は過去のものです。戦争は正常な状態ではない。戦争は 病気で、平和が健康なので、病気の原因は取り除くべき」と語った。 またある大学教授は「コスタリカに軍は必要ない。なぜなら敵がどこに もいないからです」と。この敵がいないという言葉は胸にひびきます。 敵とは軍産複合体の利益集団が作りだした言葉だから。
2.さて、もし、日本が5兆1911億円(2018年度)の軍事予算案をコス タリカのように社会福祉費に当てたら、どうなるでしょう、驚愕する ほどのことが可能です。 一例をあげると、あの青森沖に墜落した欠陥機F35戦闘機、1機分 で58箇所保育所を作り5200人の子供が保育を受けられ、9機分で日本中 の待機児童全員が保育園に入れます。(F35戦闘機、1機116億円+ 307億円維持費、147機合計で6.2兆円の無駄遣い)
.. 2019年06月15日 08:15 No.1682001
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