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(たんぽぽ舎会員)
◆花角新潟県知事あす就任1年−再稼働問題、 「三つの検証が終わるまで再稼働の議論はしない」姿勢一貫
花角新潟県知事が10日で就任1年となる。「住んでよし、訪れてよしの 新潟県づくり」を公約に掲げ、県土の「防災・減災」対策や、国内外での 本県の魅力発信を重視する。 一方、深刻な財政危機や東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題など課題も 抱え、2年目の手腕が問われる。(中略) 県民の関心が高い柏崎刈羽原発の再稼働問題に対する姿勢も、引き続き 注目される。原発の安全性などを巡る県独自の「三つの検証」が続いてい るため、これまで一貫して「検証が終わるまで再稼働の議論はしない」と 繰り返してきた。 ただ検証の終了後に県民の意思を問う手法を明確にしておらず、自身の 判断に民意をどう反映させるのかも問われる。 三つの検証が終わった後の対応については、結果を踏まえて再稼働の是 非を判断した上で、知事選などで「県民の信を問う」との考えを示してい る。ただ「まだ決めたわけではない」とも繰り返し、民意をどう反映させ るかは不透明だ。 一方、立地自治体には三つの検証の検証の進め方を疑問視する声もある。 検証の会合は総括委員会や分科会などもあるが、花角知事就任後、会合は 計9回しか開かれていない。 柏崎の桜井市長はこれまで「検証のペースを早めてほしい」などと発言 していた。だが、知事は5日の会見で「委員には議論を尽くしてもらいた い。任せている」と話した。 (6月9日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)
.. 2019年06月11日 07:32 No.1677003
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