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■--問題を追及しよう
++ 柳田 真 (社長)…418回          

「特重施設5年猶予」
 |  原発をとめる運動をもり上げるチャンス
 |  来年3月川内原発1号が停まる、5月に川内原発2号、
 |  8月高浜原発3号が停まる
 |  東海第二原発の「特重施設」は未だ申請以前
 |  期限の2023年10月17日までにできないだろう やめるチャンスだ
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

◎5月18日(土)から19日(日)、関西で原発再稼働阻止全国相談会(第23回)
が開かれた。(全国から47名の参加)
 全国相談会では「老朽原発」をどうとめるかと共に、「特重施設5年
猶予」問題をテコに、原発をとめる運動をもり上げよう。
 全国で、第1波、2波、3波の全国行動をやろうと事務局からの提起
がされた。(近日中に具体案が出る予定)

◎「特重施設」の目的は原発過酷事故対策

 「特定重大事故等対処施設」(「特重施設」)の目的は「テロ対策」で
はない。
 2011年3月の東電福島第一原発の過酷事故対策から生まれたものだ。
「テロ対策のため」という報道は片よりすぎていて、ちがう。そのことは
原発賛成の読売新聞ですら、5月19日(日)読売新聞「サイエンス
Report」でその旨を述べている。
      (5月22日発信【TMM:No3653】で紹介)

◎「政権の方針」だと理解する 規制委員会だけの判断ではない

 「特重施設が5年猶予内にできない原発は停止する」という方針は
「現政権の方針」だと私は理解する。何人かの友人と話し合った結論だ。
その根拠は、規制委員会がその発表をした日にすぐ菅(すが)官房長官が
「規制委の方針を支持する」と述べたこと。
 「政権の方針」だと思える。
 規制委員会の発言がこの問題では「強ごし」である点(つまり、バック
の支持があるから)。
 従来の規制委員会の「弱ごし」、電力会社に譲歩・妥協する体質から、
規制委員会の「決定」を疑う意見も聞くが、今回は総合的にみて「政権
の方針」として理解する。

.. 2019年05月24日 06:52   No.1665001

++ 柳田 真 (社長)…419回       
◎学習・討論会を開こう「原発とめよう全国行動」を各地で実行しよう

「特重施設」の建設は全部の原発でおくれている。これをチャンス
として原発をとめる運動をもり上げよう。
 来年3月川内原発1号、5月川内原発2号、8月高浜原発3号をとめ
よう。
 とめた原発を再稼働させない方向へつなげよう。
原発が動かなくても、電気は足りる。自然エネルギーは余っている
(特に九州)位だから。学習・討論会を開こう。
「原発とめよう全国行動」を全国各地で実行しよう。

.. 2019年05月24日 07:02   No.1665002
++ 中西正之 (幼稚園生)…4回       
(福岡在住、元燃焼炉設計技術者)

 最近原発を所有する電力会社は、原子力エネルギー協議会(ATE
NA)を設立し、加圧水型原発の「特重設備」の建設が間に合わないの
で、「特重設備」の5年間猶予の期間を延長してほしいと原子力規制
委員会に申し入れしました。

 原子力規制委員会は「特重設備の5年間猶予の期間の延長は認められ
ない」との決定をおこないました。
 現在稼働中の日本の原発には、「特重設備」が有りません。
 「特重設備」の5年間猶予の規制が定められていても、その設置が間に
合わないとの原子力エネルギー協議会(ATENA)の申し込みです。

 それでは、「特重設備」の無い再稼働中の原発は、何かの原因でメルト
ダウンが発生した場合、その影響を緩和するために、どのような対策を
取っているかが重要と思われます。

福島第一原子力発電所事故を踏まえた安全性向上対策の
実施状況等について
平成27年5月7日 関西電力株式会社
こちら

 この資料に説明があります。

引用開始
 福島第一原発のようなメルトダウン事故が発生した場合、現在の稼働中
の原発は、格納容器から大気中に放出される大量の放射性物質は、放水砲
で打ち落とします。
 放水砲で大量の放射性物質を打ち落とし、放射性物質で汚染された大量
の汚染水が、太平洋や日本海に流出しない様にシルトフェンス(水中
カーテン)を使用して対策を行います。
 メルトダウンして、格納容器に落下した2300度Cにも成る100トンもの
溶融核燃料によるMCCI(コアコンクリート反応)は、コアキャッ
チャ改造などはせずに、「移動式大容量ポンプ車の大量の水で対策
します。水蒸気爆発は、起こらないと考えています。」引用終了

 とされています。
 過酷事故対策問題は、テロ対策問題と呼ばれるだけで、このような危険
な状態での原発の再稼働が許されるのでしょうか。

◎《事故情報編集部》より
 「ないよりはまし」かもしれないが、「放水砲とシルトフェンス」の
 2つでは過酷事故対策に、ならない。
 「特重」の場所も「非公開」という秘密主義にも驚く。

.. 2019年05月27日 08:13   No.1665003
++ 佐藤修作 (幼稚園生)…1回       
東京電力の回答に怒り心頭 力強い脱原発運動の必要性を痛感
 |  5.17国会ピースサイクル
 | 「防衛省、都教委、東京電力、内閣府へ申入れ!」
 └────  (ピースサイクル神奈川)

◎5月17日(金)、「国会ピースサイクル」一日行動が行われました。
 午前の行動は、防衛省要請と都教委申入れでした。
 防衛大臣あての「沖縄・普天間基地の県内移設を撤回し、オスプレイの
配備、訓練に反対する要請書」を防衛省職員に手渡しました。
 その後、都庁に移動し、日の丸・君が代処分の是正を求め、道徳教育
は、学校で取り扱う課題ではなく、同一価値観の植え付けになる危険性を
指摘し中止を要請しました。

◎午後の行動では東京電力に対して、「地震大国での原発推進から撤退
し、再生可能エネルギーに転換すること。すべての被害者に十分な補償を
早急に行なうことを強く求める要請と原発事故処理の現状や、東海第二
原発再稼働に向けた、東電の財政支援」など7項目について文書による
回答にそって東電の見解を質しました。
 東京電力は私たちの要請に対し、「国のエネルギー基本政策を尊重
していく。そして、柏崎刈羽原発の再稼働を進めていく」と回答。
 事故から8年、福島第一原発事故当時こそ頭を下げてはいたが、今年の
回答を読み解く限り、事故を記憶から消しリセットしたかの様です。
 約1時間の申入れに参加したが、ひどい東電の対応に怒り心頭、力強い
脱原発運動の必要性を痛感しました。

◎その後、内閣府への要請を行い、「隠ぺい、改ざん、ねつ造を続け、
戦争する国に向かう安倍政権は早急に退陣を!」として取り組んだ署名、
500筆を内閣府に手渡しました。
 私たちの意見が首相に届くことを思い内閣府を後にしました。
 一日の最後に、総括・交流集会を開催し、本日の行動を全体で共有し、
各地のピースサイクルで再会することを確認し終了しました。

.. 2019年05月27日 08:22   No.1665004
++ 広瀬 隆 (高校生)…64回       
全国のみなさま
 |  原発の大事故を防ぐ方法はすべての原発を閉鎖するほかない
 |  「日本の原発でテロ対策は可能か?」
 |  ダウンロードしてお読み下さい
 └────  (作家)

 現在、大きな問題になっている「原子力発電所のテロ対策」に関する、
基本的なファイル(PDF 5頁)を、ギガファイル便で送らせて
いただきます。
 下記サイトの少し下の方にある「ダウンロードキー」の右「ダウン
ロード開始」をクリックして下さい。
https://28.gigafile.nu/0603-c29409507e25ea1d59dc01249cb13c07d
 ダウンロード期限は(1週間)、6月3日までです。

※《事故情報編集部》より
 以下の文章は、5頁から抜粋しています。

 われわれが毎日見ている人間の狂気や、ミステイクによって、いかなる
原発事故も起こり得るので、原発の大事故を防ぐ方法は、すべての原子力
発電所を閉鎖するほかないのである。
 このことは、日本の原子炉設計者たち全員が知っている事実
なのである。
 そして今月(2019年5月10日)に韓国で、「免許のない人が制御棒を
操作した」というトンデモナイ規則違反が起こって、最悪の原発の暴走
事故直前の緊急事態が起こったのだ。

 人間世界は、パンドラの箱から飛び出したあらゆる悪魔で満たされ
ている。
 このような理由から、これまで原子力規制委員会と規制庁は、原発の
審査の対象からテロ対策を実質的に外してきたのである。
 一体、原子力規制委員会と規制庁が、テロ対策の何を審査したのか?
 あきらめて、何もしてこなかったのだ。
 世界中の原発は、このままではすまないであろう。
 このまま運転を続ければ、「未必の故意」の刑事犯罪で、原子力規制
委員会と規制庁の全員を裁判所に召喚しなければならないことになる。

.. 2019年05月28日 08:32   No.1665005
++ 小出裕章 (中学生)…39回       
【声明】
 |  東電福島第一原発事故を忘れさせる目的は許されない
 |  フクシマ(第一原発)事故と東京オリンピック
 |  (その1、2回の連載)
 └──── (元京都大学原子炉実験所助教)

 昨年8月、小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)が、「フク
シマ事故と東京オリンピック」を発表した。
 イタリア在住の知人・楠本淳子さんが声明を依頼し、英訳文を世界各国
のオリンピック委員会に送る。原子力村の罪深さを余すところなく究明
し、「東京五輪返上論の具体的・理論的な決定版」(村田光平・元駐
スイス大使)との評価もある。
 同声明の要約を紹介し、声明を発表した小出さんに、込めた思いを
綴っていただいた。(文責・People's News編集部)

1.事故原発の現状
2.終わりなき廃炉作業
  以上を今回掲載

  以下を次回に掲載
3.棄民政策と復興政策
4.国威発揚の場としての五輪


1.事故原発の現状

 福島第一原発事故で、原子炉が熔け落ち、広島原爆の168倍もの放射能
が大気中にばらまかれ、海に放出されたものも合わせると、広島原爆約
1000発分程度の放射能が環境に放出されました。炉心が熔け落ちた
原子炉は、1・2・3号機合計で広島原爆約8000発分のセシウム137が
炉心に存在していました。放射性物質の大半は、いまだに原子炉建屋など
に存在しています。
 これら放射性物質を環境に放出しないように、炉心に水を注入し続けて
いますが、汚染水の総量は100万トンを超え、原発敷地内のタンクは、
1000基を超えています。近い将来、東京電力は放射能汚染水を海に
流さざるを得なくなるでしょう。

.. 2019年05月29日 08:22   No.1665006
++ 小出裕章 (中学生)…40回       
2.終わりなき廃炉作業

 一番大切なのは、熔け落ちた炉心を安全な状態に持っていくこと
ですが、今も、炉心がどこに、どんな状態であるかすらわからないの
です。国と東京電力はロボットを行かせようとしてきましたが、被曝に
弱く、ほぼすべてが帰還できませんでした。
 私は、チェルノブイリ原発事故の時にやったように石棺で封じるしか
ないと言ってきましたが、石棺の寿命はせいぜい100年程度です。封じ込
めた放射能を、数十万年から100万年、安全に保管し続けなければ
ならないのです。 

.. 2019年05月29日 08:28   No.1665007
++ 小出裕章 (中学生)…41回       
【声明】
 |  東電福島第一原発事故を忘れさせる目的は許されない
 |  原子力緊急事態宣言下の国で開かれる東京オリンピック
 |  (その2、了)
 └──── (元京都大学原子炉実験所助教)

3.棄民政策と復興政策

 発電所周辺でも、極度の悲劇が進行中です。事故当日、原子力緊急
事態宣言が発令され、強制避難の指示が拡大しました。
 突然、家族、仲間、隣人、恋人たちとの穏やかな日が断ち切られ、
避難所、仮設住宅、災害復興住宅や、みなし仮設住宅へ移らざるを得ま
せんでした。生活を丸ごと破壊され、絶望の底で自ら命を絶つ人も、
いまだに後を絶ちません。

 強制避難地域の外側にも、本来「放射線管理区域」にしなければいけ
ない汚染地帯が広大に生じています。区域内は本来、飲食も寝ることも
禁止です。ところが国は、緊急事態だとして、その汚染地帯に数百万人
の人を棄てたのです。
 被曝を避けるために、仕事を捨て、家族全員で避難した人もいます。
子どもと母親だけ避難した人もいますが、家庭崩壊が深刻です。汚染地
に残れば身体が傷つき、避難すれば心が潰れるのです。

 その上、国は、年間に20ミリシーベルトを越えない汚染地であれば
帰還するよう指示し、住宅補償を打ち切りました。
 福島では復興が何より大切だとされています。人は毎日、恐怖を抱え
ながらは生きられません。汚染を忘れてしまいたいし、国や自治体は
積極的に忘れてしまえと仕向けてきます。逆に、汚染や不安を口に
すれば、復興の邪魔だと非難されてしまうのです。

 1年間に20ミリシーベルトという被曝量は、「放射線業務従事者」に
対して初めて許した被曝の限度です。それを被曝からは何の利益も受け
ない人々に許してはいけません。
 とりわけ、フクシマ(第一原発)事故に何の責任もない赤ん坊や子ども
にまで、放射線業務従事者の基準を当てはめるなど、決してしてはなら
ないことです。
 子どもたちを被曝から守ることが、大人の最低限の責任です。
 国を筆頭とする加害者集団「原子力マフィア」の誰一人として責任を
取らないまま、逃げおおせようとすることを許してはなりません。

.. 2019年05月30日 07:57   No.1665008
++ 小出裕章 (中学生)…42回       
4.国威発揚の場としての五輪

 事故後7年半たっても「原子力緊急事態宣言」は解除されていません。
「原子力緊急事態宣言」が今なお解除できず、本来の法令が反故にされた
ままであることを多くの国民は忘れさせられてしまっています。
 今大切なのは、「原子力緊急事態宣言」を一刻も早く解除できるよう
働くことであり、事故で苦しみ続けている人たちの救済こそ、最優先の
課題です。
 にもかかわらず、この国はオリンピックが大切だといっています。

 いつの時代、どこの世界もそうでしたが、内部に深刻な問題を抱える
時に権力が使うのはお祭り騒ぎでした。
 オリンピックもそのように利用されてきましたし、特にフクシマ(第一
原発)事故が続いている今、安倍政権にとっては東京オリンピックはそれ
以上ない宣伝になっています。

 フクシマを忘れさせるため、マスコミは今後ますますオリンピック熱
を流し、オリンピックに反対する輩は非国民だと言われる時が来る
でしょう。  
 罪のない人を棄民したままオリンピックが大切だという国なら、私は
喜んで非国民になろうと思います。

 原子力緊急事態宣言下の国で開かれる東京オリンピック。
 それに参加する国や人々は、一方では被曝の危険を負いますが、
 一方では、加害者である国が、被害者を棄民したまま、フクシマ(第一
原発)事故をなかったものとするという国家犯罪に加担する役割を果た
すことになります。(了)

.. 2019年05月30日 08:13   No.1665009
++ 柳田 真 (社長)…421回       
茨城・東海村アメーバ行動(チラシ配布+アルファ)に40名弱
 |  東海第二原発の再稼働やめて−東京圏の人々の
 |  “想い”を伝える
 └──── (たんぽぽ舎、
  とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

◎茨城・東海村などへのアメーバ行動(第1回6月1日)が締め切り
まぎわに急に参加者が増えた。「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
の定例会で話した時は30名弱だったが、その後、パラパラと増えて40名
に近づいた。だいぶ前に声をかけておいた人からも「参加したい」の声
が届いたから。
 又、5月30日の鎌倉孝夫講座「朝米首脳会談「合意ならず」の背景と
今後」でも青年の参加申し込み(自動車で行く)があり、うれしいこと
だった。
 私たちの働きかけが十分でない中でのこれだけの参加があるという
のは、それだけ多くの人々が東海第二原発の再稼働の動きを心配し、
自分も何か行動せねば…の気持ちが広がっているからだろう。
 東京圏の人々に働きかける意欲が一段とわいてきた。

◎初めての行動であり、いくつかの困難があった。特に東海村でくばる
「チラシの文面」には苦労した。
 実行委員3人で4回、茨城の人々の助言=3人の方々から(1人は文書
できた)の活かし方。さらに中味を正確にすること、言葉をやさしくする
こと、文字を多くしないこと、見出しを効果的にすること等々。
 多数の人々の協力で「それなりのチラシ」ができあがったと思う。
印刷と折りはたんぽぽ舎の人々の手をわずらわした(助かった)。
 チラシの完成は5月31日(金)。余裕を持って準備してきたのにぎり
ぎりだった。

◎アメーバ行動は、福井の原発反対行動で「若狭の原発を考える会」の
木原壯林さんたちが始めた行動。
 3〜4年前、東京から20人程で福井へ応援に行った時、地元の対応は
冷淡だった。みぞれ雪の降る中を2人1組で1軒1軒まわったが反応は
小さかった。

.. 2019年06月03日 08:08   No.1665010
++ 柳田 真 (社長)…422回       
 ところが、それ以降の3年余、木原さんたちは毎月2回のアメーバ
行動で100万枚をこえるチラシを配り、町や村の人々と少しずつ声を
かわした。
 今では、アメーバ行動のチラシが歓迎され、待たれる状態にまで
なっている。
 そんな「関西でのすぐれた経験(アメーバ行動)」を東京でもまねして
実践しようという話は今年1月の「再稼働阻止全国ネットワーク」の拡大
事務局会議で話し合われ、さらに「とめよう!東海第二原発首都圏
連絡会」の3月から4月の例会でも話し合い、6月1日の第1回実施
となった。

◎初めてのことなので、地元茨城とのたびたびの連絡−打ち合わせ、
乗用車何台もの確保、小型マイク数台の確保(不足していた)、音楽を
どうするか、くばるチラシの総枚数は?…などなど色々あったが、
とりあえずやりきれた。(課題は残ったが…)
 1都6県のよせあつめの人数=部隊だが、しかし、東海第二原発の
再稼働をとめたいの想いは“熱い”。
 6月1日(土)の現地(茨城)行動をやり切って、みんな無事で東京へ、
千葉へ、埼玉へ戻ってこよう。

.. 2019年06月03日 08:14   No.1665011


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