|
外国人従事「慎重に」厚労省が東電へ要請
厚生労働省は21日、福島第一原発の廃炉作業に、新たな在留資格 「特定技能」の外国人を受け入れる方針を表明した東京電力に対し、慎重 な検討と検討結果の報告をするよう要請する通達を出した。 根本匠厚労相は、廃炉作業の従事者には長期の健康管理が必要であるの に対し、特定技能の外国人の大半が5年で帰国することに懸念を示した。 根本厚労相は閣議後の記者会見で「廃炉作業に特定技能外国人が従事 するか否か、極めて慎重な検討を行う必要がある。日本人と同等以上の 安全衛生管理体制の確立が必要だ」と述べた。 通達は除染作業の際、被ばく線量を管理できるようにすることなどの 検討を求めた。(5月21日より)
.. 2019年05月23日 09:10 No.1664001
|