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民主主義の日本国では、国会から地方の議会の選良と呼ばれる議員の質は、選挙権を持つ市民の民度に依存するのは、極めて当たり前のことでしょう。ようするに民度が低ければ、良質な政治家を選ぶことは出来ないという事です。
私の親や親族は、政治に深いかかわりがあったので議員の利益誘導や、買収行為についての話題をよくあげていました。建て前は清廉潔白に見えても、本音は権力執着とお金儲けという政治家が大半だと話していたので子どもながらに理解しました。
高校時代になると、建て前としての民主政治を習います。世界史の先生や日本史の先生が、左翼系ということになると日本の子供たちは謝罪や反省などを刷り込まれて萎縮してしまうのではないかと思ったものです。
豊かさの為の民主主義は、豊かさを得られた時、保守化し堕落を招きます。日本の民主主義は、終戦によってアメリカから強制されたものです。欧米のように階級闘争によって勝ち得たものではないのです。
アジアの民は民主主義に向かないのではないかと思うことがあります。私の地元から選出された桜田五輪担当大臣の更迭ですが、マスメディアや野党は、安倍首相の任命責任を攻めているのが大半でしょう。
私の考えは、桜田氏を国会議員とした国民こそが最大の責任者だと思うのです。桜田氏にはいろいろと嫌味を言われたことが多々ありました。やはりこのような醜態をさらす方だったのだとつくづく思います。
また、次の責任者は誰かと言うと、桜田氏を大臣にまで推挙した利権集団でしょう。だが、この種類の問題は、政治の世界だけではありません。企業でも同じことが言えるでしょう。大手、中小企業関係なく、忖度される事が好きな方たちが、会社を経営危機に陥れているのです。あらゆる企業、行政、団体の人事が常に最重要課題であることを肝に銘じなければいけないでしょう。
.. 2019年05月21日 08:33 No.1663001
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