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上野にある国立科学博物館で生き物の誕生から恐竜時代、人間が過去から未来へどのように生活していくのか360度のスクリーンで説明されています。原始時代の人間は野草や木の実・貝・魚を食べていました。次に石器時代となり石を武器にして大きな生き物を食べるようになりました。その後、武器も青銅器、そして鉄器に進化して行きます。
小麦や穀物類を育て、牛や羊・馬・豚・鶏を家畜として、それを食べました。石器時代・鉄器時代のような時代は長く続き、イギリスで産業革命が起こり石炭で走る蒸気機関車、その後、石油の時代になって現在に至っています。だが、この石油文明の時代はこれからも続くのであろうか。次の時代は電気時代や水素エネルギー時代でもあります。
電気は自然エネルギーから作られることになるでしょう。材料も石油製品が現在主流でありますが、そのほとんどが植物由来に向かうと思われます。石油文明から自然エネルギーと植物文明と舵を切る事になるとすれば、材料が時代区分を示すことが多いので、植生文明と呼ばれるかもしれません。地産地消経済の植生文明の時代となるのでしょうか。
現在は地球温暖化が進み二酸化炭素問題がクローズアップされていますが、植物育成には非常に良い時代でもあります。ヨーロッパもアメリカ・ロシア・中国共産党も戦争をして自分の経済を活性化させることを考えています。資源やエネルギーを安く買い、加工製品を高く売ることで、経済を豊かした時代でもあります。
その為、自国の支配領土を広げて、自国の市場を確保する戦いをしてきました。このような先進国の行動は戦争で相手国を屈服させる事で、覇道を突き進んで来ました。このような経済が資本主義と結びついて、経済戦争をも引き起こしているのです。だが、植生文明で地産地消経済となれば、このような白人主導の経済ではなくなることでしょう。
エネルギーも食料も材料も自国で多くを自給できるので、資源を略奪する必要がなくなります。製品の輸出も輸入もないので、外貨獲得をする必要がありません。輸出や輸入するのは、お互いの技術であり、製品ではないので、資金を必要としないでしょう。技術がある企業に工場を建てて貰えばよいのです。そして、工場の雇用も生まれます。
.. 2019年05月13日 13:40 No.1657001
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