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「川内原発停止」を断言! | テロ対策すらデタラメ 九州電力に原発を動かす資格無し! └──── (かごしま反原連)
◎御用委員会(原子力規制委員会)、九電らの開き直りに強権発動か?
4月17日、新規制基準でテロ対策として設置が義務化された特定 施設(特定重大事故等対処施設)を、九電など電力3社は、設置が間に 合わないと発表しました。 それに対して同月24日、あの規制委員会が、施設設置の期限延長を 認めず、間に合わなかった原発は、原則として運転停止を命じると決め ました。 原子炉停止命令という、法に基づく権限を、今こそ規制委はきちんと 使うべきです。
◎原発維持で電力会社の経営破たんは必然
そもそも、何故、電力会社が期限を守れないかは明白です。これまで かけてきた原発の安全対策費が膨大で電力会社には金がなく、債務超過に 近い状態だからです。 さらに今後の廃炉費用や、大事故発生時の補償費用等まで考慮すれば、 原発を稼働し続ければ経営破たんは東芝や東電のように必然です。 太陽光の買い取り抑制をしなければならないほど、電気は有り余り、 電力自由化が進む状況で、高コストで事故発生時の賠償費用が天文学的な 数字にならざるを得ない原発を運営することなど、会社経営としては 自殺行為にすぎません。
◎九州電力への監視を強化し、原発即時停止を求めよう
しかし、九電はこの施設建設のドサクサにまぎれて、施設建設の重機 設置を口実に3号機建設予定地の整備と、原発周辺の土地買収・整備等と を行っています。 この動きは、3号機新設だけでなく、他の原発からの廃棄物も保管する 廃棄物保管所?設置等を目論んでいるのか等々、様々な憶測を呼んで います。 さらに、九電のこれまでのデタラメ体質を考えると、この特定施設も 安普請の施設でごまかそうとすることも考えられます。 いずれにせよ、地元鹿児島県民だけでなく、全国民の厳しい監視の目を 九電にむけ、原発の即時停止を求めていくしかありません。
.. 2019年04月28日 18:55 No.1649001
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