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浜岡原発1〜2号機廃止を歓迎する 6号新設やめよ 2月20日東京高裁へ 1.12月13日の新聞各紙、テレビは浜岡原発1〜2号機の廃止を中部電力が 検討していることを報じた−原発耐震性に懸念があり、補修は費用面から困難と判断したもようという。(1号、2号機はともに沸騰水型軽水炉で出力は2機の合計で138万キロワット) 2.私たちは、この廃止を歓迎する。数年前からたんぽぽ舎の浜岡ツアーのさい、「1〜2号機はボロボロであり、廃止するのではないか」と地元の人々 からいつも聞いていたが、それがやっと実現した。 同時に6号新設に反対する。地震−東海地震が心配される最悪の地で、3 〜5号機も早期廃止を望む「安全の立場」からみて、6号機の新設はとんで もない、論外であり、強く反対する。 3.なお参考までに地震学の第一人者・石橋克彦氏の談を紹介します。 「老朽化し当然、遅すぎた」石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)の話 老朽化し、既に長く運転を停止している1,2号機は廃炉は当然で、中部 電力の決定は遅すぎたと思う。浜岡原発は、マグニチュード8クラスの東海地 震の想定震源地の真上にあり、地球上で最も危険な場所にある。新たに6号機 を建設するなどとんでもないことで、3,4,5号機と順番に廃炉していくの が望ましい。国の原発立地審査指針には「大きい事故の誘因となる事象が過去 になく、将来も考えられないこと」とあり、国は6号機の申請は門前払いにす べきだ。(毎日新聞 12月13日) 4.2009年2月20日(金)には東京高裁101室で浜岡原発の裁判が開 かれる。(朝11:00〜)多くの方の結集を望みます。 浜岡原発廃止をめざすさまざまな大衆行動を結合して裁判闘争を闘おう!!
.. 2008年12月17日 08:02 No.164003
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