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4月23日は「子ども読書の日」です。国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深め、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるために、「子どもの読書活動の推進に関する法律」で定められました。これは、シェイクスピアとセルバンテスの命日でユネスコが「世界・本と著作権の日」と宣言していることなどにちなんだものです。
この日を中心に、国や地方公共団体では、さまざまな取組が進められています。私の家には小さな図書館のように本がたくさんあったので、毎日、なんかしらの本を読んでいました。父の影響で子どもの頃から様々な本を読んでいました。読みたい本があれば読むのですが、難しい本だと眠くなります(笑)生涯に人は何冊本が読めるのであろうか。
計算してみると、生まれた赤ちゃんから男女平均寿命の80歳過ぎて死ぬまで、1日に必ず1冊本を読むとして、たった3万冊しか読めないのですよね。生まれた赤ちゃんは本を読めないでしょう。80歳位になると、目がかすんだり、体がおかしくなったりもするから、実質、15歳から65歳まで読んだとして50年です。
ハードカバーを1万冊読んだとしたら、物凄いことだと思うのです。週刊誌入れても、1万冊読んだ人は、やはり読書家だと思うのです。学生に本を何冊読むかと質問すると、「5冊」と答える訳です。「それは、どんな本ですか?」と聞くと「少年ジャンプ」とか週刊誌が立派な読書なのです。定期刊行物は読書なのです。
そのうち、「読売新聞」と答える方が現れるかも知れません。雑誌「バラエティ」は、もちろん、立派な読書です。たとえば、定年退職して、家でDVDをみているだけではなく、本屋まで「少年ジャンプ」を買いに行くのは偉いと思います。また、電車の中で平気で漫画を読んでいるサラリーマンがいますが、それもなかなか勇気がありますね。
本屋で大人が「少年ジャンプを下さい」というのも凄いです。そういう時は、大体「うちの息子が」と言って買うのですよね。「白血病の妹が」と言って少女漫画を買う人もいるでしょう(笑)本との付き合いは人間の付き合いによく似ているように思えます。始めは仲よくしていてやがて意見が合わなくて別れ別れになる場合があります。
.. 2019年04月01日 12:12 No.1627001
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