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〇抗議スピーチの紹介:発言順(敬称略) (1) 鎌田慧(ルポライター) 「東電は、福島原発事故の責任を果たせ。率先して原発から撤退し、 自然エネルギーと共に生きようという決断を下すべきだ」 (2)鴨下祐也(福島原発被害東京訴訟・原告団長:福島からの避難者) 「全国で約30件の原発損害賠償訴訟があり、その原告は約13,000人 です。私たちは、被ばくを避けて健康に生きる権利が侵害されています。 東電は、東海第二原発再稼働のために債務保証する資金があれば、 先ずは、事故被害者の補償・賠償に回すべきだ」 (3) 亀屋幸子(福島県双葉町からの避難者) 「福島では、小児甲状腺がんが増加しているのみではなく、大人の 甲状腺がん患者が増えている。原発の事故さえなければ苦しむことは なかった。憎いという感情を持ちつつも、前を向いて原発に反対して いく」 (4)相沢一正(脱原発とうかい塾) 「東海村で起きた“JCO臨界事故”から20年目です。 “原子力基本法”による原発推進が、東電福島第一原発事故を招 いた。これらの事故からの教訓から、“原発廃止法”を早急に作る べきだ」 (5)木村結(東電株主代表訴訟) 「フクイチのデブリは900トンある。スリーマイル事故では1トンしか なかったが、それでも取り出せなかった。東電がいう、2051年のデブリ 取り出しはまったく不可能だ。東電の大ウソにだまされるな。石棺する しかない。廃炉を口実に、税金の無駄遣いをさせてはいけない」 (6)肉球新党 「原発事故により避難した飼い主を待ちわびながら、多くの動物たちが 餓死をしました。国と電力会社は、全ての原発を廃炉にすべきです。 全ての命は、原発と共存することは出来ないのだから。全ての生き物よ、 団結しよう」 (7)山崎久隆(たんぽぽ舎副代表) 「東海第二原発の安全対策工事費が従来想定の2倍近い約3,000億円に 膨み、東京電力が約1,900億円を支援するとの報道があった。 東電は、東海第二原発の再稼働を、柏崎刈羽原発を動かすための“露 払い役”と考えている。 即ち、東海第二原発の再稼働を阻止することが、柏崎刈羽原発の 再稼働を阻止することつながる」
.. 2019年03月14日 08:30 No.1612002
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