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もしイラクが内戦状態になれば、アメリカ軍は撤退するとかいう記事を読んだ。結局イラク戦争によって、アメリカは目的を達しなかったということだろう。それは最初から予想されることだったのだ。私は政治には無知だが、イラク戦争の時、ブッシュ大統領が、日本と戦争して、その日本と今では同盟国だというようなことで、占領政策の成功を言っているのをテレビできいた。私が思うに日本で占領政策が成功?したのは、昭和天皇がおられたからだ。もし、昭和天皇がおられなかったら、アメリカ兵に相当の死者がでたはずだ。血の気の多い者達が乱をおこしていた筈だ。森崎湊という青年は、「私は生きて降伏する事はできません。私が生長らへて居たら必ず何か策動などして、恐れ乍ら和平の大詔に背き奉り、君には不忠、親には不孝と相成る事目に見えるやうであります。・・・・」と8月16日夜に遺書に書いて、腹を切って死んだ。これは一例だが、昭和天皇に導かれなかったら、占領政策がスンナリとうけいれられることはなかたであろうと私は思う。今になっても、占領政策に対して歴史的に正しく評価がされていないから、アメリカの大統領がイラクを攻撃するといったら、日本の総理大臣が支持するなどとすぐ言うわけだ。占領政策がそう簡単に成功する筈がないのに!・・・戦後の民主化ということについても、まともな批判がない。ただ否定するだけの批判?とただ肯定するだけの無思想があるのみでないか。人間といったら、悪人も善人もある。民主主義といったら、善民主主義と悪民主主義があると考えることもできるのである。
.. 2006年08月08日 20:36 No.16001
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