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原発の「コスト高い」龍谷大の大島堅一教授が試算 廃止でも電気料金差なく
原子力発電のコストについて考える講演会がこのほど、京都府宮津市 浜町の市福祉・教育総合プラザであった。龍谷大の大島堅一教授が発電や 安全対策などに掛かる経費を説明し「原発のコストは高く、費用は国民に 転嫁されている」と強調した。 大島教授は原発の建設費や燃料費などを足した「発電コスト」と、事故 対応費などを含めた「社会的費用」の合算が原発全体のコストになると 解説。
福島第一原発事故で東京電力が支払っている賠償金の一部は国民の税金 や電気料金から賄っている仕組みや、原発再稼働と廃止にした場合の電気 料金は差がないという試算を紹介し「原発ゼロにするか維持していくのか。 エネルギー政策は転換点にある」と訴えた。 講演会は「原発なしで暮らしたい宮津の会」などでつくる実行委員会が 催し、約70人が参加した。(2月19日10:41配信より)
.. 2019年02月21日 09:08 No.1595001
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