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(たんぽぽ舎会員)
◆新潟県「原発再稼働の是非」三つの検証、6割「知らず」
環境保護団体グリーンピース・ジャパン(東京)は14日、県庁で会見を 開き、東京電力柏崎刈羽原発から半径30キロ圏の自治体に住む1,000人に アンケート調査を行った結果、6〜8割弱は県が独自に行う「三つの検証」 を知らなかったなどの回答だったと公表した。 県は原発再稼働の是非を判断するため、東電福島第一原発事故の原因や 安全な避難方法など「三つの検証」を独自に進めている。 検証作業に当たる技術委員会は59.8%が「知らなかった」と回答。健康・ 生活委員会は73.1%、避難委員会は76.8%が「知らなかった」と答えた。 (中略) 原発の重大事故に備えた避難計画について、計画通りに避難できると 思うかを問うと「できると思わない」が28.3%で、「どちらかといえばで きない」を合わせて51.7%に上った。 グリーンピースは同日、県に調査結果を渡し、今後の県政に生かすよう 要望した。会見でグリーンピース担当者は「検証委員会の議論は自分とは 縁遠いと思うかもしれないが、エネルギー問題を考える上でも重要な議論 が行われるので発信が必要だ」と話した。 (2月15日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)
.. 2019年02月18日 08:44 No.1592002
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