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■--関電の老朽原発再稼働
++ 木原壯林 (平社員)…145回          

 半年から9カ月遅れると発表
| 老朽原発再稼動の延期は、粘り強い反原発運動の成果
 | 原発は、経済的にも破綻している
 └──── (若狭の原発を考える会)

 関電は、今年9月から来年にかけての老朽原発再稼働を画策してきましたが、
2月4日、この計画は半年から9カ月遅れると発表しました。一昨年のクレー
ン倒壊事故による安全対策工事の遅れや使用済み燃料プールの耐震化工事
の長期化が理由です。この延期によって、1080憶円の減収になると報道さ
れています。
 この老朽原発再稼動の延期は、見方によっては、粘り強い反原発運動の
成果ともいえます。

 今、圧倒的な脱原発、反原発の民意と、それに後押しされた大衆運動の
展開のために、膨大な費用をかけて安全対策を施さなければ、原発を稼働
させることができなくなり、安全対策費がとくに膨大な老朽原発は廃炉に
追いこまれています。そのため、福島原発事故当時、国内に54基あった稼
働可能な原発は、33基にまで減少しています。

 脱原発、反原発の大衆運動は、国内だけでなく世界にも拡がり、世界的
にも安全対策費を高騰させ、最近では、三菱がトルコでの原発建設を断念
し、日立がイギリスでの原発建設計画を凍結するに至っています。
 安倍政権は、海外での原発建設を「インフラ輸出の柱」として推進して
きましたが、その妄想の全てが頓挫したことになります。原発は、経済的
にも破綻しているのです。このことは、大西経団連会長の新年からの右往
左往の発言にも象徴的に表れています。

 まともに工事計画を立てる能力もなく、トラブル続きの関電に老朽原発
を安全に運転できるはずがありません。さらに、脱原発・反原発の行動を
強化して、老朽原発の稼働を阻止しなければなりません。
 老朽原発の再稼動の延期で、手綱を緩めることなく、さらに追撃し、原
発全廃を勝ち取りましょう!
 40年超え運転を阻止すれば、美浜町からは即時、高浜町からは6年後に、
おおい町からは14年後に、原発がゼロになります。すなわち、2033年には
若狭の原発を全廃できます。
.. 2019年02月12日 09:32   No.1588001

++ 木原壯林 (平社員)…146回       
 「原発うごかすな実行委員会@関西・福井」は、3月24日に原発現地の高
浜町で、老朽原発全廃を目指す「現地全国集会」を、また、5月19日には
「関電包囲全国集会」を大阪で開催します。これらの集会は、今までとは
格段に大きな規模で開催したいと考えています。

.. 2019年02月12日 09:42   No.1588002
++ 柳田 真 (社長)…385回       
原発ゼロやればできる−小泉純一郎新刊
 |  経産省の主張「原発は安全・低コスト・クリーン」
 |  これは全部ウソだ
 |  元首相、元自民党総裁が訴える〔原発ゼロ〕の本の紹介
 └──── (たんぽぽ舎、
  とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

 小泉純一郎氏が「原発ゼロやればできる」ということ1本にしぼった新刊
を出された。2018年12月末出版で188頁の本。
 ただし、小泉氏の文章は136頁で、注として「単語の解説など」が巻末に
50頁ついている(計188頁)。
 本書には、「理解できない『潜在的核抑止論』の議論」(111頁)という文
も載っている。
 原発大惨事の前に原発を止めようと思う人は読んでほしい。
 原発ゼロを早期に実現するためには保守の原発反対の人々と共同して、
ガンバルのが必要だと思う。

 目次紹介
序章 あの「災害」を忘れてはいけない 3項目
第1章 原発の「安全」「低コスト」「クリーン」は全部ウソだった
    17項目
第2章 原発ゼロでも自然エネルギーでやっていける 7項目
第3章 震災というピンチを「原発ゼロ」でチャンスに変えよう 11項目
注 「1・原発の安全神話」の解説から「56・大飯原発3.4号機の
運転差し止めが請求された事件」まで50頁にわたって「原発の諸事象に
ついての解説文」がついている。
太田出版刊 A5判 1620円(税込)

◇この本はたんぽぽ舎でも扱っています。送料1冊100円
 お問い合わせは、電話かメールでお願い致します。

.. 2019年02月13日 08:13   No.1588003
++ 藤田茂輝 (幼稚園生)…1回       
「東海第二原発20年運転延長の危険〜
 |  事故が起きたら避難できるの?」
 |  運転延長を許可した原子力規制委員会に怒りの声
 |  2/10茨城県牛久市で開催…『山崎久隆講演会パート10』
 └──── (原発いらない牛久の会)

◎ 2月10日(日)の午後、山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)講演会パート10「
東海第二原発20年運転延長の危険〜事故が起きたら避難できるの?」が、
「原発いらない牛久の会」の主催で開催され盛り上がりました。
 牛久市は、東海第二原発から60キロにあり、この問題は重要な課題。
10回の開催ともなれば、山崎さんファンと見受けられる方も何人か。

◎ 具体的で内容の濃い山崎久隆氏の講演に、参加者は熱心に聴きいって
いた。
 東海第二原発の危険性とともに、すぐ近くにある東海再処理工場の
危険性についても関心が集まり、参加者からは、茨城県地元はもとより、
東京方面にも東海再処理工場の危険をもっと宣伝する必要があるのでは
との意見が寄せられた。
 また、東海第二原発20年運転延長を許可した原子力規制委員会の問題に
ついては、会場から怒りの声が上がっていた。

◎ 開催に際しては、原発問題を多くの方に知っていただき、講演会に
多くの参加を募るため、各回に5千枚のチラシを地域に個別ポスティング
しており、延べ5万枚配布したことになる(牛久市の世帯数は約3万
6千世帯)。
 地域から脱原発の声を広め、運動を盛り上げていく上で、この宣伝・
取り組みを重視している。
 東海第二原発を廃炉にするまで、すべての原発の廃炉のため、11回目の
開催を目指したい。みんなで脱原発の声を広めていこう。

.. 2019年02月15日 08:14   No.1588004
++ 柳田 真 (社長)…386回       
原発産業は存亡の岐路を迎えつつある
 |  経産省が役割を果たせていないことこそ
 |  中西(経団連会長)の悩みの種だった
 |  『消えた原発輸出 1』「民間に限界 万策尽きる」
 |  日本経済新聞記事の紹介
 └──── (たんぽぽ舎)

 日本経済新聞が、このところずっと原発記事でよみごたえがある。
 かつて「原発賛成」の日本経済新聞として有名だった会社の新聞である。
 読者は「東京新聞」より多い。
 その日本経済新聞の2月14日の見出しも関心をそそる。
 大見出しは、『消えた原発輸出 1』「民間に限界 万策尽きる」
 「ルポ迫真」…だ。
 記事の中味はさらにふみこんだ内容だ。全体で1840文字位のかこみ
記事だが、その中の2つの部分を紹介(約660文字ほど)する。


 日立製作所は1月、英国で進めてきた原子力発電所の新設計画を凍結する
と発表した。「もう限界だ」。会長の中西宏明(72)が昨年12月の段階で
吐露した苦渋が行き着いた結論だった。日本が国策に掲げる原発輸出の案件
が事実上ゼロになった瞬間だ。
 2018年11月19日。中西は東京・霞が関の経済産業省を訪れ、経産相の世耕
弘成(56)に切り出した。「このままでは事業を続けられません」。世耕は
「もう少しがんばってください」と応じたと関係者は明かす。
 日立の計画は英中部アングルシー島で原発2基を稼働させるものだ。総額
3兆円の事業費のうち3千億円は日本企業の出資でまかなう方針だったが、
難航していた。
 世耕の言葉に中西は複雑な思いを抱いたはずだ。日立と日英政府が
結んだ覚え書きには「日本企業の出資者は日本政府が責任を持って集め
る」とある。
 経産省が役割を果たせていないことこそが、中西の悩みの種だった。
 (中略)

.. 2019年02月18日 09:30   No.1588005
++ 柳田 真 (社長)…387回       
 日立だけでない。東芝の英国事業や三菱重工業のトルコ事業。日本の官民
が挑んだ海外計画は軒並み頓挫した。このままでは国内原発の再稼働や
廃炉に必要な技術や人材の維持も危ぶまれる。
 IHI横浜工場。原子炉圧力容器や格納容器の製造が主力だった建屋内に
いま横たわるのは、トンネルの掘進機だ。ピーク時に約600億円あった
原子力関係の売上高は半減した。工場長の丸山隆行(53)は「従業員のモチ
ベーションをどう維持するのか悩む」と話す。
 原発産業は存亡の岐路を迎えつつある。
 国を挙げての原発輸出はなぜつまずき、どこへ向かうのか。企業や政府
の現場を追った。…
     (2月14日、日本経済新聞『消えた原発輸出 1』
     「民間に限界 万策尽きる」「ルポ迫真」より抜粋)

.. 2019年02月18日 09:43   No.1588006
++ 柳田 真 (社長)…388回       
日本経済新聞の原発記事連載に注目
 |  失われた「つなぎ役」−消えた原発輸出 2
 |  若者への技術伝承危機に−消えた原発輸出 3
 └──── (たんぽぽ舎)

◎日本経済新聞は、長く「原発推進派」であった。その影響力は大き
かった。しかし、今、その基調が用心深く、政権を「そんたく」しながら
も変化しつつあるようによめる。
 「消えた原発輸出 その2−失われた『つなぎ役』−」(2月15日号)と
「消えた原発輸出 その3−若者への技術伝承危機に−」(2月16日号)の
要点を紹介する。

◎「消えた原発輸出 その2−失われた『つなぎ役』−」
 「原発を巡る政官の『思考停止』」

 「(電源の)20〜22%を原子力が担うという計画はあまり現実的でな
い」。2月1日、経済同友会代表幹事の小林喜光(72)が記者会見で強い
表現で日本のエネルギー計画に疑問を呈すると、経済産業省内に「真意は
なんだ」と波紋が広がった。

 原発を基幹電源と位置づける今の政策は、経済界の支持が下支えになって
いる。その根幹を揺さぶりかねない小林の発言に経産相の世耕弘成(56)は
「いま決まっている計画を実現するために頑張っていきたい」と反応する
のが精いっぱいだった。

 日立製作所や三菱重工業による海外での原発建設計画が行き詰まり、
日本の原発政策に対する疑問が深まっている。東京電力福島第一原発の
事故後に原発の再稼働が進まないなかで、日本の原子力産業を存続させる
「つなぎ役」として期待されたのが原発輸出だったからだ。
その頓挫は原発を主軸に据えたエネルギー政策だけでなく温暖化ガス抑制
対策や成長戦略にも影を落とす。

 「後回しにしたツケが回ってきた」。政府・与党からはメーカーが原発
事業の採算を見通せるような改革が手つかずなことへの反省の弁は漏れる
が、輸出政策が行き詰まっても、原発の再稼働も新増設も進まない現状を
変える動きはない。そこには原発を巡る政官の「思考停止」の構図がある。

.. 2019年02月19日 08:13   No.1588007
++ 柳田 真 (社長)…389回       
 「ナイーブで新増設なんて言えねえよ」「今それをやるのか」。政府・
与党の幹部らは2018年夏、エネルギー基本計画の根回しにきた資源エネル
ギー庁幹部らに厳しく注文をつけ、原発の「新増設」の文言を盛り込むこ
とを認めなかった。与党議員の一人は「原子力政策は何か打ちだしたとき
の世論の反応が怖い。野党に選挙で争点化されてもまずい」と吐露する。


◎「消えた原発輸出 その3−若者への技術伝承危機に−」

 大学などと基礎研究を進める日本原子力研究開発機構の予算も減り続
ける。1996年度は約3600億円あった予算は2016年度は1488億円。「大半の
予算と人員は福島の事故処理に向けられる。原子力の技術や人材を支える
基盤が揺らいでいる」と文部科学省の担当者は頭を抱える。同機構は約10
の研究炉を所有するが、震災以降は運転を停止。大学の学生が実習などで
使用できず、米国など海外に行く例もある。

 原子力規制委員長の更田豊志(61)は2018年5月、国会で人材育成を問わ
れ「規制当局と産業界双方が知識経験を集中して取り組むべき課題だ」と
語った。前委員長の田中俊一(74)も2017年4月の会見で「このままでは
どんどん人材はいなくなる。安全上の問題だ」と指摘した。
 高木(東京都市大学教授)は定まらない原子力政策について「国の方向性
がはっきりしないと教育・研究現場は困る」注文する。
 日本が数十年培ってきた原子力技術の若者への伝承は危機に直面して
いる。

◎私たちも相手(原発推進派)の動向をてきぎ分析しながら、もう一歩、
原発阻止について今後も議論を深めることが必要だと感じる。
広くめくばりしつつ、ものの本質をつかみ、行動するエネルギーを
充電させていこう。

.. 2019年02月19日 08:24   No.1588008
++ 上岡直見 (大学生)…78回       
ミカンと原子力の街、愛媛県八幡浜市で行われた
 |  「使用済み核燃料貯蔵施設」のPA講演会
 | メールマガジン読者から記事の紹介
 └──── 〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

見出しと若干の引用

◎ミカンと原子力の街、愛媛県八幡浜市
◎使用済み核燃料乾式貯蔵とは何か?
◎2/6八幡浜市で行われた貯蔵施設に関わる講演会
  この講演会では、講師として大阪府立大学名誉教授の長沢啓行さん(機械
工学・経営工学)が反対の立場から、東京工業大学特任教授の奈良林直さん(
原子炉安全工学)が賛成の立場からの講演でした。(後略) 牧田 寛
    (2019.02.16「ハーバービジネスオンライン」より抜粋)
詳しくはこちらを  https://hbol.jp/185969

 今後、講演内容も掲載される予定です。

.. 2019年02月20日 08:25   No.1588009
++ 阿部めぐみ (幼稚園生)…4回       
「東海第二原発再稼働に反対する意見書」は
 |  「継続審議」(港区議会)
 |  原子力規制庁(港区)へ毎週水曜昼休み抗議行動と
 |  右翼の妨害(大音量)
 |  港区での東海第二原発再稼働抗議行動のご報告2つ
 └──── (とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

◎ 2月21日(木)、港区議会の総務委員会で、「東海第二原発再稼働に反
対する意見書」の採択が行われ、2名で傍聴してきました。結果は、継続
審議。無念です。
 意見書への賛同は、港政策会議と共産党、継続審議に票を投じたのは、
自民党、公明党、都民ファーストで、3対5という結果でした。
各会派(特に公明党か)への今後の働きかけなどまた要相談です。

◎ もう一つは、毎週水曜日の昼休み(12時から13時)六本木1丁目の、原子
力規制庁が入っているビル前での抗議行動。
 数人(4人?公安の人もいて、よく見えない…)の右翼が相変わらず妨害に
やってきます。(ほとんど決まったメンバー)
 1月に1回だけ来なかった時がありましたが、その後(警察官1〜2名を
挟んで)私たちのすぐ隣に陣取り、スピーカーで大声を張り上げるようにな
りました。
 右翼の人たちのコールは
「石炭火力の時代は終わった〜原発は未来のエネルギーだ」「原発は正しい
国策だ」「お前たち共産党は人殺し政党だ〜」(?)「お前たちは不勉強だ、
俺たちに反論してみろ〜」

 普段の抗議行動はこちらも数名〜10名。しつこくからまれてもかまわず、
自分たちのアピールをしようとがんばっているのですが!
 プラカードを読んでいく人も増え、注目度が増したことだけは確かで
すが、騒音の中で、アピールはどれだけ届いているでしょうか。
どうぞみなさま、毎週水曜昼休みの規制庁前抗議行動にもぜひご参加
ください。

.. 2019年02月23日 06:35   No.1588010


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