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小学生女児の毎日新聞投書に同感 | 日本はもっと有給休暇の「使用と拡大」に努力を集中しよう └──── (たんぽぽ舎)
1.いそがしいパパ
私のパパはりょこう会しゃにつとめています。おきなわせんもんです。 おきなわに出ちょうすることがたくさんあります。 おみやげも買ってきてくれます。この前は、きびざとうのチョコレートを くれました。とてもおいしかったです。 会社は新じゅくにあります。パパは土よう日も日よう日もしごとに行き ます。お休みはたくさんありません。私は、パパはとてもたいへんだと 思います。 ママといもうとと私で、パパの会社に行ったことがあります。そこには りょこうのパンフレットがたくさんありました。人もいっぱいいました。 おきゃくさんがいっぱい来てくれるといいです。 お昼ごろ、パパが会社に行くときに、家ぞく全員で新じゅくまで行き ました。パパの会社につくとわかれます。パパは、「行ってきます」を いってせ中をむけて、トコトコトコトコと歩いて行きます。 その時、私は少し、さみしくなります。パパは、おしごとをがんばって います。 パパにお休みがあったら、公園で走ってあそびたいです。 東京都江戸川区 西富世菜 小学2年生7歳 (1月8日毎日新聞「女の気持ち」より)
2.毎日新聞「女の気持ち」欄に載った小学2年生女児の文章・「いそが しいパパ」の文です。最後の一行が泣かせる。 “パパにお休みがあったら、公園で走ってあそびたいです。”…と。 経済大国日本の冷た〜い現実がこうだと訴えている文とも読めます。
思うに、日本は欧米に比べて有給休暇が少ない。少なすぎる。恵まれて いるといわれる公務員でも年間20日、先進国はもっと多いと聞く。おまけに 日本は年休消化率が低い。50%くらい…か。20日の半分の10日くらい、 つまり年休の半分は実質捨てられている(捨てさせられている)。
日本の労働者よ、労働組合よ、ぜひ小学生の叫びに答えてください。 がんばって闘って年休を拡大する。 年休消化率という単語を死語にするよう全部使う。 日本の幸せは年休の実際使用日と日数の拡大にある。 がんばれ労働者。労働組合!市民(元労働者)も応援するぞ!
.. 2019年01月23日 08:26 No.1574001
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