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東海第二原発、初の住民説明会=規制庁への不満相次ぐ−茨城
日本原子力発電東海第二原発(茨城県東海村)の再稼働に必要な国の審査 が終了したのを受け、茨城県は13日、地元住民らを対象とした初の説明会を 同村で開いた。 原子力規制庁の職員らが審査の概要などを説明したが、参加者からは「質 問に答えていない」などと不満の声が相次いだ。 説明会は約140人が参加し、約2時間半にわたって行われた。質疑応答で 住民は「100%事故が起きない保証はできるのか。事故が起きたときに誰が 責任を取るのか」などと発言。大沢直幸さん(70)=東海村村松=は「不安 感を解消してほしいのに、説明は分かりづらかった。聞く側と話す側に溝が ある」と漏らした。 茨城県が再稼働への賛否を示さなかったことについても疑問視する声が 上がった。県原子力安全対策課の山崎剛課長は終了後、「いずれかの段階 で県としての説明をするよう検討したい」と話した。 (1月13日配信より)
.. 2019年01月17日 09:25 No.1570003
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