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泊原発がずっと止まりっぱなしの3つの理由 | 活断層の見誤り、非常用電源のずさん管理、 | 9月6日の全道停電教訓 | 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その189 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)
日本一危険と言われる東海第二原発の適合性・運転延長を認可した原子力 規制委員会は、審査した総ての原発を合格させる「再稼働推進委員会」で ある。そんな原子力規制委員会も泊原発の再稼働を認めるのは至難の業で あろう。以下にその理由を列記する。
1.渡辺満久さんと小野有五さんが指摘する敷地内の断層活動時期問題
次の再稼働は泊原発3号機かと危惧して倶知安で、全国相談会を開催した のは2年前の10月だった。幸い小野有五さんほかが活断層問題などを原子力 規制庁に指摘して適合性審査がしばらく審査が止まった。 そんな中で「泊原子力発電所敷地内の断層活動時期に関する問題〜原子力 規制委員会による適正な審査のために(2)」(渡辺満久、小野有五)が岩波 科学2018年11月号に発表された。 指摘された問題は次の2点。 <○北電による「下部・中部更新統の岩内層」という根本的に誤った見解 を、規制委が4年間にわたって安易に受け入れていた…。泊原子力発電所及 びその周辺地域の地形発達史を科学的に検証していれば、北電の根本的誤り を早くから指摘できたはず。 ○断層構造にもとづく活動時期の判定方法に根本的な誤りがあった。> そして次のように結んでいる。 <これまでにも指摘したように事業者へのヒアリングだけでは不十分で ある。変動地形や地形発達史の専門家へのヒアリングをおこなうか、その ような専門家を交えた有識者会合を設置することが必要であろう。>
3.11直後の原子力安全・保安院の検討会議には井野博満さんや後藤 政志さんが入っていたが、原子力規制委員会が選ぶ有識者や検討委員は ほとんど原子力推進派ばかりである。上記結論を取り入れない限り規制委 の審査は信用できない。規制委は、泊原発合格を出す前にこれらの指摘に きちんと答えないといけない。
.. 2019年01月09日 08:22 No.1565001
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