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■--9/25原子力空母反対集会の報告
++ 柳田 真 (小学校中学年)…10回          

1.原子力空母反対、5000人弱が集会とデモ

◎9月25日(木)夕方、米原子力空母−ジョージ・ワシントンの横須賀入港に抗議−母港化反対の集会とデモがおこなわれ、約90近い団体、5000人弱が参加しました。
 平和フォーラム事務局長、神奈川平和運動センターのあいさつ、国会情勢が社民党(福島)、民主党(那谷屋)から、集会アピール、横須賀市長への申し入れを採択してデモへ。

◎たんぽぽ舎も前回の7月19日につづき、事前学習会も実施して、「9・30実行委員会」、「NO・DU市民ネットワーク」と共に30人近くが参加、加えて区役所の仲間や「9条改憲阻止」のメンバー、大田区の人々も加わり、50人近いデモ隊列となりました。
 夕方5時30分から6時30分のビラまきは、京急「汐入」駅前において、10数人でマイクと横断幕を使い、約2000枚が配られました。
 ビラを配っていたら、一般参加者から「原子力のことについて、もう少し勉強しなくては…」の声もあり、「9・30臨界ヒバク事故9周年集会」へも参加するとのうれしい返事もありました。
.. 2008年09月29日 08:38   No.156001

++ 柳田 真 (小学校中学年)…11回       
◎横須賀市長への申し入れ4点
イ.原子力空母など米海軍原子力艦船の安全性について、納得できる説明を米国に質し、市長の責任に於いて市民に説明すること。
ロ.原子力空母ジョージ・ワシントンの火災について、原因や被害状況、今後の安全対策など、米国側に納得できる説明を求め、市民に情報を提供すること。
ハ.原子力潜水艦ヒューストンの放射能漏れ事故について、原因や被害状況、今後の安全対策など、米国側に納得できる説明を求め、市民に情報を提供すること。
ニ.米海軍原子力艦船の安全性が実証されない場合は、横須賀港への寄港を認めないこと。

2.病気療養中ですが、望月彰さんが9月30日(火)、「お話し」します

◎9・30JCO臨界ヒバク事故9周年東京圏行動で、同実行委員会代表の望月彰さんが夕方の文京区民センターの集会で、15分ほど話します。本人のレジメも到着しました。乞う、ご期待!

◎講師の1人である小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)から、内容の濃い8枚のレジメが届きました。
 テーマは「日本の原子力開発とJCO事故」です。

◎いくつかの出店やチケットの申し込みが来て、
 最後の準備におおわらわです。
 9・30行動(朝と夕)にご参加ください。 (柳田真 記)

.. 2008年09月29日 09:11   No.156002
++ 柳田 真 (小学校中学年)…12回       
9月30日(火)のJCO臨界事故9周年東京行動の2日前の9月28日(日)
茨城県東海村で9周年全国集会が開かれ300名が参加しました(東京圏実行委員も例年のように27日(土)、28日(日)の一泊ツアーを組み、ワゴン車6名で参加しました)。集会は主催者(原水禁)あいさつ、西尾氏講演、4つの行
動課題の報告がありました。
 
(1)JCO臨界事故健康被害控訴審勝利に向けて(相沢村議、大泉昭一氏)
(2)地震と原発、柏崎刈羽原発の現状について(新潟から)
(3)原子力空母ヨコスカ母港化について(神奈川から)
(4)「もんじゅ」再開とMOX燃料輸送について (福井から)

 集会のあと、JR東海駅までデモ行進し解散しました。解散地では、マイクで2日後の9月30日東京で2つの行動がおこなわれる=朝の経産省前の抗議と追悼、夕方の文京区民センターでの講演集会の2つがあり、協力を乞うことを訴えました。東京実行委会のちらし300枚の配布、たんぽぽ舎の新刊パンフ(広瀬隆 再処理反対運動の展望)ほかがよく売れ、もんじゅの2つの署名も120名の協力がありました。

2.10月2日(木)臨界事故被害者 大泉裁判の山場

午後3時東京高裁での門前行動にご協力下さい(裁判は4.00〜)

 臨界ヒバク事故の放射能被害者、大泉昭一・恵子さん夫妻の東京高裁での公判が10月2日( 木)開かれます。午後3時から東京高裁前で40分程マイク宣伝とちらしまきをおこないます(公判は4.00から822法廷)。今回は2名の証人申請を高裁がみとめるかどうかの山場です。現地の人々を応援するため午後3時からの門前行動にご協力下さい(たんぽぽ舎担当柳田・ケイタイ090-6029-5511)。


.. 2008年10月01日 06:33   No.156003
++ 坂上 武 (幼稚園生)…1回       
たんぽぽ者も参加しているNODU市民ネットワークの会員長峰さんから「情報発信」の依頼がありましたので、皆さんにお知らせします。
六ヶ所再処理工場ガラス固化問題での行動呼びかけです。

< ガラス固化保安院要請行動>
 六ヶ所再処理ガラス固化問題の保安院への要請・交渉の日程が決まりました。
 10月2日午後です。経済産業省別館前アピールは交渉の前としました。
 それから夜の市民討論集会を前日10月1日に開く準備をしています。
 大阪から小山さんが参加されます。こちらも是非お越しください。
 個人、団体の賛同はまだ間に合います。9月30日締め切りです。まだの方
 はお寄せください。阪上sakagamitake@nifty.ne.jpまたは美浜の会まで。
 よろしくよろしくお願いします。

■保安院への要望書提出および交渉
 10月2日(木)
 12:45 参議院議員会館ロビー集合
 13:00〜14:00 事前学習会 参議院議員会館第二会議室
 14:00〜15:30 保安院への要請・交渉 参議院議員会館第二会議室
 主催:原子力政策転換議連
 その後、経済産業省記者クラブにて記者会見

■経済産業省別館前アピール
 10月2日(木)
 11:00〜12:00 経済産業省別館前
 主催:六ヶ所再処理交渉アクティブ試験を憂慮する全国の市民有志
 プラカードや横断幕をもってお集まりください。

■市民討論集会 六ヶ所再処理ガラス固化流下停止事件の謎に迫る!(仮)
 10月1日(水)
 18:30〜21:00 総評会館5階会議室
 お話 美浜の会 小山英之さんほか
 主催:福島老朽原発を考える会/ストップ・ザ・もんじゅ東京/他(仮)
 詳しくは決まり次第またご案内いたします。

.. 2008年10月01日 07:01   No.156004
++ 山崎久隆 (小学校高学年)…26回       
『地震の危険が米国原発を止めるか』

米原発を脅かす新発見

 日本では柏崎刈羽原発が地震のために止まり1年以上経過した。さらに耐震性に問題のある浜岡原発の廃炉を求める訴訟が東京高裁で現在審理されている。
 他に目を向けても、女川原発や志賀原発、敦賀原発など多くの原発や六ヶ所再処理工場などの原子力施設で耐震安全性に問題を抱え、大きな地震に遭遇した際に破局的な被害を引き起こす可能性が懸念されている。いまや日本中の原子力施設で地震の懸念は共通の問題となっている。
 そんな中、米国から大きなニュースが飛び込んできた。
 米国東海岸で大きな地震発生の懸念が指摘されたのである。
 掲載されたのは、8月21日付の「米国地震学会誌」。日本の地震学者も多く投稿する、世界の最新情報を掲載する学会誌で、執筆者の中心はコロンビア大学のラモント−ドーティー地球観測所のリン・サイクス教授のチームである。サイクス教授は40年間にわたるプレートテクトニクス研究の第一人者であると同時に、包括的核実験禁止条約において地震計ネットワークを使った核実験を監視する「検証システム」にも関与している。
 おそらく米国屈指の地震調査チームによる「ニューヨーク地震と原発震災」の警告に、ニューヨークは大いに驚いた。

NY地震の衝撃

 米国といえばノースリッジ地震(1994年)やロマ・プリエータ(サンフランシスコ)地震(1989年)のように西海岸での大きな地震はよく知られており、そのためカリフォルニア州のランチョセコ原発は耐震安全性の懸念が指摘されてきた。
住民投票により1989年に廃炉となったのは、耐震問題も原因の一つといわれている。
 太平洋プレートと北米プレートの境界が米国西海岸内陸部に存在する。サン・アンドレアス断層は最も大きなプレート境界上の活断層である。
 しかし今回指摘された原発は、ニューヨーク市の北約24キロにあるインディアンポイント原発であり、これまで大きな地震の影響はほとんど無いとされてきた東部地域に建っている。
 ニューヨーク市郊外の原発といえば、ウォール街から60キロにあったロング・アイランドのショーラム原発が有名で、これは大事故が発生した際の避難計画に大きな問題があるとして、建設途中の1989年に廃炉になっている。
 ニューヨーク市郊外で稼働中のインディアンポイント原発に対しても、既に2001年に、9.11事件を受けてニューヨーク市議会が閉鎖を求める決議を可決している。
 「ニューヨーク地震の懸念」は、NYディリーニュース、ロイター通信やUSA・TODAYにより世界に伝えられ、日本でも産経新聞など一部で報道がされている。もっとも、日本のメディアの関心はとても低いのが現状である。

.. 2008年10月09日 06:16   No.156005
++ 山崎久隆 (小学校高学年)…27回       
では、どのような内容だったのか、報道の概要は次の通り。

最大M7の地震発生か

 地震の影響といえば、確かに西海岸や日本のほうがより大きな危険をかかえていることは事実である。しかし巨大な人口とインフラを有するニューヨーク市のすぐそばとなれば、地震の危険性を無視することは出来ない。
 1677年から2007年までの地震、383例を調査した結果、この結論に達した。
 インディアンポイント原発は、その周囲25マイル(約40キロ)圏内にニューヨーク市民820万人を含む1000万人が居住している。
 調査研究によれば、インディアンポイント原発の北西2マイル(約3.2キロ)の場所に、有力な地震帯が存在することが分かった。この地震帯はコネチカット州スタンフォードからニューヨーク州ピークスキル(およそ44キロ)まで続き、
途中で以前から知られていたラマポ地震帯と原発の1マイル北で交差する。
 この地震帯が最大規模で活動するとマグニチュード5以上7程度まで(リヒタースケールで現しているため日本の気象庁マグニチュードとは異なることに注意)の地震を引き起こす可能性があり、この地震で原発が致命的損傷を受ける可能性
が否定できない。
 少なくても原発の立地条件としては最も適さない場所である。
 共同研究者のジョン・アームブラスターは、これまでに発生した地震を精査した結果、被害を生ずるに十分な大きさであるマグニチュード5の地震は1737年、1783年及び1884年に起きたという。
 1884年の地震は、データが十分でないため特定し得ないが、サンディフックからブルックリンに至る海底のどこかを震源として発生し、ニュージャージーでは多数の煙突を倒壊させ、コニーアイランドでは海水浴客をパニックに陥れたという。
 100年ごとに起きるマグニチュード5程度の地震でも、直下で発生すれば数十億ドルの損害とレンガ造りの建物を中心に全壊家屋14000棟と、多数の死傷者を出す恐れがある。
 そして、断層に蓄積するエネルギーによっては、マグニチュード6〜7に達する地震が発生する可能性も否定できない。

認可延長しないことを求める市民

 インディアンポイント原発は、米エンタージ社が所有する。2013年に2号機、2015年に3号機がそれぞれ40年の認可期限満了となる。その後は20年間延長する申請をしなければならないが、環境NGO団体「リバーキーパー」のフィリップ・ミュージガス代表は、この結果を受けて再認可をしないように求めている。
 アンドリュー・クオモ、ニューヨーク州司法長官は、この結果を受けても「原発はマグニチュード6.1の地震を想定しているので、問題はない」という立場。日本の当局と同じ答えに驚く他はない。
 しかしこの問題は、早晩ニューヨーク市民に大きなインパクトを与えるであろう。何しろ過去にショーラム原発を廃止させた力は大きい。
 廃炉となれば日本にも大きな影響を与えるだろう。日本の場合、後からどのような危険な地震が起きようとも、あるいは起きることが分かっても、決して認可を取り消そうとしないのだから、米国の対応次第では、その姿勢の違いが浮き彫
りとなるであろう。

.. 2008年10月09日 07:57   No.156006
++ 原順子 (幼稚園生)…1回       
抗議文

内閣総理大臣  麻生 太郎 様
外務大臣    中曽根弘文様
防衛大臣    浜田 靖一 様
南関東防衛局長 斎藤 敏夫 様
アメリカ大使館  J・トーマス・シーファー 様

キャンプ座間からのイラク・クェートへの出動命令に抗議します!

8月27日の「Stars and Strips」(星条旗新聞・米陸軍準機関誌)は、8月25日、キャンプ座間の在日米陸軍司令部の指令で、相模総合補給廠所属・第35戦闘維持支援大隊(35thCSSB)の第623輸送コントロールチーム20人がイラク・クェートへ出動したことを報じています。「対テロ戦争を支援するために展開した在日米陸軍部隊の最初の部隊として歴史を記録した」と。この出動は安保条約第6条(極東条項)を超える非常に重大なことであり、許されることではありません。
部隊は、これから1年、イラク・クェート国境線にそったK境界点として知られているKhabari Alawazem で任務に就きます。K境界点は、すべての軍事的交通がチェックされ、円滑な輸送路を確保するためのクェートの税関であり、現地で部隊は民間のチームとともに任務に就くと書かれています。そして、その地における潜在的な脅威と道路の状態の情報を輸送護衛団指揮官に報告することも任務の一つということです。第623輸送コントロールチームは、もともとオランダに置かれていたものですが、一旦解体され、昨年7月に日本で新しく再編されました。つまり、第一軍団の司令部移転に合わせて相模総合補給廠に再配置された部隊なのです。
 星条旗新聞には、第35CSSBの司令官の言葉とともに、キャンプ富士での部隊の訓練写真、8月15日の送別集合写真が載っています。この驚くべき「歴史的な記録」を米軍の新聞からしか知り得ないということに、私たちは大きなショックと深い憤りを感じるとともに、この出動が日本政府にも秘密裏で行われたものなのか、知っていて秘密にされていたのか問いただしたいと思います。いずれにしても、安保条約をも破る日本国民への背信行為です。
 昨年12月、市民・自治体の反対の声を無視して、キャンプ座間に米陸軍第一軍団前方司令部が発足しました。当初30人の司令部要員はこの9月、70人に増員されました。最終的には300人が移駐すると言われています。前方司令部の発足は、これまで後方支援部隊基地であったキャンプ座間が、戦時に対応する機動展開、即応体制をしく「前方」の作戦司令部として、米軍隊の「陸の前線基地」になることを意味しました。さらに2012年度までに、陸上自衛隊の対テロ・ゲリラ対応の海外派兵専門部隊である即応集団司令部(昨年発足し、現在は朝霞基地に配置)が設置されることになっており、日米陸「軍」の一体化が進むことを私たちは懸念しています。

.. 2008年10月15日 08:02   No.156007
++ 原順子 (幼稚園生)…2回       
 アメリカ政府は「キャンプ座間の米陸軍新司令部は日本および極東の安全保障が主要な任務になる」と説明してきました。そして、第一軍団前方司令部の役割は極東地域の有事対応で、作戦を担う地域は極東に限るとしています。しかし、第一軍団の守備範囲はアメリカ本土の西海岸から東アジア、中近東、アフリカの東海岸までという広範囲で、「極東」の範囲をはるかに超えます。今回の出動命令は、極東地域と口にしながら、極東条項を守る気などない米軍の本音をありありと示し、キャンプ座間を出動拠点にする布石であり、米軍の意思が明確に示されています。
 9月25日には、横須賀に初の原子力空母ジョージ・ワシントンが、これも横須賀や神奈川、全国からの反対の声を押し切って入港、配備されました。キャンプ座間も「陸の拠点」にされようとしています。
 日本の米軍基地がアメリカの世界戦略の要としての役割を持つことがより明確になってきました。昨年8月、司令部先遣隊の発足時に、在日米軍のスポークスマンは「司令部の移駐で目に見える変化はない」と発言しました。けれども、現
実にはこの1年、街を走る軍用車は増え、迷彩色の軍服の米兵に会い、2月21日には銃口を市民側に向けた訓練が行われ、目撃した市民はもちろんのこと、多大な恐怖と不安を全市民に与えました。そして、私たちの知らないところで極東条項をも軽々と逸脱する命令が出されていたことになるのです。
 ベトナム戦争で、また湾岸戦争やイラク戦争・・現在に至るさまざまな米軍主体の戦争で、沖縄、横須賀から極東条項を超えての派兵が行われました。すでに戦地に出動しているのだから、極東条項は無視しても構わないと言うのでしょう
か?既成事実の積み上げのもとに極東条項が無視されるのであれば、日本はアメリカの戦地に直結することになります。確信的に安保条約や憲法を踏みにじる行為を認めるわけにはいきません。
 よって、今回の出動命令に対して、日本政府および米国政府に強く抗議するとともに、以下申し入れます。 

1.日米安保条約の極東条項をも逸脱するイラク・クェートへの出動に抗議し、第623輸送コントロールチーム20人をすぐさま引き上げさせること。
2.米軍に対して情報開示を求め、事実関係を私たち市民に明らかにすること。
3.米軍「再編」計画を白紙に戻すこと。

2008年10月   日    バスストップから基地ストップの会

<賛同団体>基地撤去をめざす県央共闘会議/日本基督教団神奈川教区基地自衛隊問題小委員会/ピースサイクル全国ネットワーク/エコアクションかながわ/日本山妙法寺/神奈川県労働組合共闘会議(10.5現在)

.. 2008年10月15日 08:10   No.156008


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