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■--核ごみ処分場誘致派
++ 共同通信 (小学校中学年)…18回          

、町長に現金
  鹿児島県南大隅町、2009年に1千万円

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の誘致を
過去に検討した鹿児島県南大隅町の森田俊彦町長は20日、電力業界と関係が
あるとされる男性や誘致推進派の住民ら計4人から2009年ごろに現金計1千
万円を受領したと明らかにした。
 個人の借り入れで、処分場誘致を進める見返りではないとして辞任しない
考えを示した。うち800万円は返済したとしている。
 一部報道を受け、鹿児島市内で記者会見した。
 森田氏は、原子力関連施設の誘致を巡る折衝権限を男性に一任するという
内容の委任状を渡したことで、町議会から批判を受けていた。
             (12月20日13:45配信より)
.. 2018年12月21日 14:27   No.1556001

++ 東京新聞 (社長)…2153回       
辺野古の海を埋め立てる行為はバベルの塔のように神々の怒りを買う
  「絶対に諦めない」…玉城デニー沖縄県知事
                      鎌田 慧(ルポライター)

 とにかく力ずく。道理も情愛も思いやりの一滴(ひとしずく)もない。無表
情で命令するだけ。辺野古の海に土砂が投入されるのを目の当たりにして
玉城デニー沖縄県知事は「胸をかきむしられる」と表現した。あの海の色を
知る人たちの共通感覚である。
 ジュゴンとウミガメなどさまざまな生き物が棲(す)む手つかずの海に、
汚れた土砂を投げ込むのは神を恐れぬ行為だ。160ヘクタールもの海域を埋め
立て、米軍の戦争用の軍事基地をつくるという。

 「悪魔とは他の人間の犠牲の上に生きる人間のことである。そして殺し
合い、奪い合い、だまし合って生きる人間のことだ」(『米軍と農民』)とは
戦後、伊江島で米軍の土地収用に、非暴力抵抗をつづけた阿波根昌鴻さんの
言葉だ。伊江島は玉城知事の母親の里である。

 玉城知事は土砂投入に抵抗して座り込んでいる人びとに「勝つことは難し
いかも知れないが絶対に諦めない」と激励した。負けるというのではない。
諦めないでがんばればかならず道は拓(ひら)かれる。
 「耐え難い日を迎えた。が、打つべき手は絶対にある」。玉城知事の
言葉は、自信に満ちている。
 埋め立て予定地の東側海底はマヨネーズ状態。活断層もある。工事は無理
なのだ。160ヘクタールもの海を埋め立てる行為は「バベルの塔」のように
神々の怒りを買おう。ましてパワハラは国際的な恥である。
         (12月18日朝刊27面「本音のコラム」より)

.. 2018年12月21日 14:34   No.1556002
++ 毎日新聞 (社長)…289回       
核のごみ、処分場推進派から現金1000万円受領
  鹿児島県南大隅町長「誘致と無関係」
  現金を渡した町民の一人は「誘致のために選挙資金として渡した」

 鹿児島県南大隅町の森田俊彦町長(59)は20日、鹿児島市で記者会見し、原
子力発電所の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘
致を求める東京の会社役員や町民ら4人から、2009年の初当選前に現金計
1000万円を受け取っていたことを明らかにした。
 森田氏は「個人的な借り入れで、誘致とは関係ない」と説明。
 一方、現金を渡した町民の一人は毎日新聞の取材に対して、「誘致のため
に選挙資金として渡した」と話している。(中略)
 昨年10月に返済を求められ、1000万円のうち800万円は会社役員ら3人に
返済。個人的借り入れであることを理由に政治資金収支報告書などには
記載していなかった。
 一方、森田氏の初当選時に事務所責任者を務めていた男性は、毎日新聞の
取材に「金は選挙資金として受け取った」と説明。
 現金を渡した町民の一人は「最終処分場誘致を推進するために金を出した
のに話が違うとなって返済を求めた」と証言した。
(12月20日21:05より抜粋)

.. 2018年12月22日 08:56   No.1556003
++ 黒木和也 (社長)…295回       
(宮崎県在住)

1.新型原子炉の技術開発に6.5億円
  東電福島第一原発事故以降初 2019年度政府予算案
  12/21(金)23:35配信「毎日新聞」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000119-mai-bus_all

2.放射線防護実施後に解除 復興拠点の避難指示 政府、21日決定
  12/21(金)9:45配信「福島民報」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00001220-fminpo-l07

3.関電、中間貯蔵施設の候補地選定は越年
  本年中に公表すると西川福井県知事に約束していた
  12/21(金)23:59配信「産経新聞」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000661-san-bus_all

4.東電HDと日本原子力発電が出資する「リサイクル燃料貯蔵(青森県
  むつ市)」、中間貯蔵施設の操業7回目の延期=21年度の見込み
  12/21(金)21:01配信「時事通信」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000193-jij-bus_all

.. 2018年12月24日 06:48   No.1556004
++ 東京新聞 (社長)…2154回       
石川文洋さん 辺野古を撮る 海が泣いている
  「加害者の島」になってはいけない
  「基地のない平和な島」を実現させることが悲願

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)沿岸部で、政府が土砂投入を始めた。私は、
辺野古基地建設に反対する抗議船「平和丸」に乗って海上から撮影した。
 郷里の沖縄に行くたびに辺野古を訪れているが、1年半前にはなかった
護岸が完成し、たくさんのクレーンが立っていた。やがてダンプカーが土砂
を降ろし、ブルドーザーが海に押し込む工事が繰り返された。

 海岸にはサンゴ礁がある。「美(ちゅ)ら海」は沖縄の宝、財産でもある。
その海が無残に埋め立てられていく。海が泣いているようだった。この悲鳴
は安倍政権の人々には聞こえないだろうと思った。(中略)
 辺野古基地建設に対する沖縄の人々の気持ちは、米国が介入した戦争が起
こるたびに米軍基地が大きな役割を果たしてきたことと結びついている。
「加害者の島」になってはいけないと思っているのだ。

 沖縄戦では4人に1人の民間人が死んだ。死者を慰め戦争の恐怖を忘れな
いため、毎年六月に慰霊の日の式典が催されている。
 少しでも米軍基地を減らし、最後には「基地のない平和な島」を実現させ
ることが沖縄に住む人々の悲願でもある。地元紙のアンケートでは沖縄の
人々の7割は基地建設に反対している。(中略)
 辺野古基地建設の進行状況は、安倍政権の民意無視の表れである。
 (文・石川文洋)

【石川文洋】
 1938年那覇市生まれ。1965年から68年までベトナムに滞在し、ベトナム
戦争の最前線を撮影した。沖縄の基地問題の写真でも知られる。
著書に「戦場のカメラマン」「フォト・ストーリー 沖縄の70年」など。
         (12月21日朝刊7面より抜粋)

.. 2018年12月24日 07:25   No.1556005
++ 東京新聞 (社長)…2155回       
「次の政権で原発ゼロを」小泉純一郎元首相の新著 きょう発売

 小泉純一郎元首相(76)が21日、持論の脱原発を実現する道筋を描いた
著書「原発ゼロ、やればできる」を出版する。安倍晋三政権では政策転換は
難しいとして、古巣の自民党に「次の総理で『原発ゼロ』を」と呼び掛けて
いる。
 小泉氏は著書の中で「(国内で導入済みの)自然エネルギーの割合は原発
15基分の発電量に相当する」と指摘し、「自然エネルギーで日本は『資源
大国』になれる」と強調する。
 大手電力会社や原子力研究者など一部の利益のために、東京電力福島第一
原発事故のような世界最悪レベルの事故発生リスクを抱える原発を推進する
のは「国をほんとうに愛する人間のやることではない」とも主張。
「野党は原発ゼロに賛成なのだから、自民党さえ変わればいい」と訴える。
太田出版・税別1500円。 (12月21日朝刊6面より)

.. 2018年12月24日 07:33   No.1556006
++ 黒木和也 (社長)…296回       
(宮崎県在住)

1.甲状腺検査84人が受診 原発事故時18歳以下町民の一部費用助成
12/23(日)8:00配信「下野新聞SOON」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-03114629-soon-l09

2.原発廃炉のコストがまた増える、海外部品のトラブル続出
  12/23(日)13:05配信「ニュースイッチ(日刊工業新聞)」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00010005-newswitch-bus_all

.. 2018年12月26日 09:15   No.1556007
++ 茨城新聞 (部長)…232回       
大規模地震の被害想定 茨城県北沿岸部にM7級
  県、20年ぶり見直し 房総沖の津波も

 県は、21日、県内で発生の可能性がある大規模地震の被害想定を1998年
以来20年ぶりに見直した。県南部で被害が想定される首都直下地震に加え、
新たに県北沿岸部の活断層が起こすマグニチュード(M)7クラスの地震と、
本県沖から房総半島沖を震源とする津波地震を「特に被害が大きく特徴的な
3つの地震」と設定した。(後略)
          (12月22日「クロスアイ」より抜粋)

.. 2018年12月26日 10:23   No.1556008
++ 茨城新聞 (部長)…233回       
放射性物質濃度 茨城県内8割が基準値以下も…
  指定廃棄物処分進まず 住民反発懸念、保管続く

 東日本大震災の東京電力福島第一原発事故で飛散した放射性物質を含む指
定廃棄物の処理が、茨城県内で進んでいない。
 ごみ処理施設など県内14市町15カ所に3535トン(9月末現在)の一時保管が
続く。環境省による2016年の放射性物質濃度再測定結果で、自然減衰で約
8割が指定廃棄物基準値の1キロ当たり8千ベクレルを下回り、一般ごみ
同様の処分が可能となったが、1年半以上たった今も未処分のまま。
 反発する住民感情を考慮し、処分場が受け入れ基準値を厳しく設定し
「行き場がない」(保管施設)。指定廃棄物の行方は見通せない。(後略)
    (12月24日04:00配信「クロスアイ」より抜粋)

.. 2018年12月26日 10:30   No.1556009
++ 東京新聞 (社長)…2156回       
ヒロポン中毒 原発からの撤退こそが理知的な決断だ

                  鎌田 慧(ルポライター)

 「ヒロポン」は戦後を彩る覚醒剤である。たとえば昼夜兼行、オールナイ
トの「沖仲仕(港湾労働者)」の荷下ろし作業に「ヒロポン」が多用されてい
たとか、芸能界のだれそれが中毒患者だったとか、その害は一般市民にもよ
く知られている。
 戦後に流行したのは陸海軍に備蓄されていたのが民間に放出されていたか
らだ。戦時中は「『戦力増強剤』として、航空兵や第一線兵士に与えられて
いた」(吉田裕『日本軍兵士』)。
 精神的にも肉体的にも疲弊しきった兵士の最後の拠りどころが、
ドーピング。「戦意高揚」の素がクスリだった、とは悲しい。
 同書によれば敗戦前年1944年の「皇軍」兵士の軍服は綿製、軍靴は
鮫皮(さめがわ)、飯盒(はんごう)は竹製、背嚢(はいのう)は背負い袋などの
代用品となっていた。
 戦局の悪化にともない、「戦争神経症」といわれた精神疾患患者は増大し
ていた。
 負け戦は明らかだった。戦争終結にむかう道は閉ざされ、戦地では戦死、
戦病死、内地では被爆死者が山を築いていたが、決断しなかった。
 敗戦の歴史から想起されるは、原発終結の道筋である。
 原子力船「むつ」の無様(ぶざま)な廃船。東海村核燃料加工工場JCOの
事故、もんじゅの敗退、福島原発事故と混乱の現状。六ケ所村核燃料サイ
クル、電源開発大間原発の暗い未来。それでも、ヒロポンのような原発再
稼働。撤退こそが理知的な決断だ。
         (12月25日朝刊21面「本音のコラム」より)

.. 2018年12月26日 10:39   No.1556010


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