返信


■--東電福島第一原発事故
++ 渡辺悦司 (大学生)…90回          

東電福島第一原発事故による被曝被害を否定し
 |  被曝しても「安全で安心である」かのような
 |  「中学生・高校生のための放射線副読本」の問題点
 |  『被曝として本質的に重要な内部被曝を無視、
 |  国際的に危険性が明らかになったトリチウムを
 |  依然として軽視するという誤り』
 └──── (市民と科学者の内部被曝問題研究会)

詳細は、こちらをごらんください。
こちら

「中学生・高校生のための放射線副読本」の問題点
             2018年12月1日 山田耕作、渡辺悦司
目次の紹介

1章 被曝被害の現実
1.「放射線副読本」は現実に存在する被曝被害を無視して、
  健康被害がないとしている
1−1 小児甲状腺がんの被ばくによる発症
1−2 周産期死亡率が福島原発事故後10ケ月後から
   急増したことが証明されている
1−3 心筋梗塞による急死
    避難の有効性
1−4 全身に見られる被曝による健康破壊

2章 内部被曝の科学
   内部被ばくと活性酸素の脅威
   放射線感受性

3章 低線量被曝と放射性微粒子の危険性

4章 トリチウムの危険性
   危険なトリチウムを含む福島原発の汚染水の海洋放出

まとめ
 「放射線副読本」は次の4つの致命的な欠陥を持つ.
1.福島原発事故の存在する被曝被害を無視し、真実を記述していない。
2.被曝として本質的に重要な内部被曝を無視している。
3.とりわけ被曝の危険性が高い放射性微粒子について警告していない。
4.国際的に危険性が明らかになったトリチウムを依然として軽視する
という誤りを続けており、時代遅れである。
 私たちは以上の理由から「放射線副読本」は教材として不適切であり、
配布されるべきではないと結論する。
.. 2018年12月12日 08:23   No.1548001

++ 黒木和也 (社長)…291回       
福島第一原発の事故処理はウソやごまかしばかりだ!
 | 『除染と国家 21世紀最悪の公共事業』
 | 著者・日野行介インタビュー…ほか
 | メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
 └────  (宮崎県在住)

1.福島第一原発の事故処理はウソやごまかしばかりだ!
  『除染と国家 21世紀最悪の公共事業』
  著者・日野行介インタビュー【前編】
  12/14(金)6:00配信「週刊プレイボーイNEWS」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181214-01077630-playboyz-soci

2.「甲状腺治療費」助成対象を拡充 1次検査後の保険診療受診も
  12/14(金)14:36配信「福島民友新聞」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00010018-minyu-l07

3.「自主的に避難したのではなく逃げざるを得なかった」と原告
  原発事故避難者控訴審始まる 大阪高裁(石井寛明裁判長)
  12/14(金)12:40配信「京都新聞」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00000010-kyt-soci

4.「今こそ沖縄県民の怒りの声に耳を傾けるべき」
  ウーマンラッシュアワー、漫才で辺野古に言及
  12/14(金)8:15配信「沖縄タイムス」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00359187-okinawat-oki

.. 2018年12月20日 06:20   No.1548002
++ 渡辺秀之 (課長)…162回       
「放射能汚染」は被害が大規模で長期間にわたる「公害」だ!
 | 「放射能汚染」から生き物の命と環境を守りたい! 
 | 「放射能汚染防止法」意見書が、静岡県三島市議会で採択された! 
 └────(環境汚染を考える三島市民の会) 
罐D
 この度、「環境汚染を考える三島市民の会」が、静岡県三島市議会に提出した
「放射性物質による環境汚染を防止するための法整備を求める意見書」が、
2018年9月三島市議会で採択されました。
 私たちは、2016年12月から、札幌市の弁護士、山本行雄さんの著書「制定しよ
う放射能汚染防止法」をテキストに勉強会を開始し、「今後、他の原発で過酷事
故が発生しても、福島原発事故と同様に刑事上の責任を問うのは難しい。放射性
物質の排出量や濃度、被ばく線量について、罰則を前提とした基準を決める必要
がある」との思いを強くしました。

 放射能汚染防止に係る法整備の必要性を訴えるため、2018年5月から、上記
「意見書」を三島市議会へ提出する準備を開始し、「意見書」に関する説明を市
議会の全6会派の議員へ行いました。
 そして、9月三島市議会において、「意見書」は一部修正後、全会一致で採択
されました。
 今後は、各地の放射能被ばくを防ぐ活動をされている方々と連携して、当運動
を進めて参ります。以下に、採択された「意見書」全文を記載します。


◆放射性物質による環境汚染を防止するための法整備を求める意見書

 2011年東日本大震災に伴う東電福島原発事故により、環境中に膨大な量の放射
能が広がった。
 しかし、放射性物質が公害・環境関係法律から適用除外されていたため、他の
公害物質が環境中に放出された際に問われる責任が問えないでいる。これを受け
て国は、2012年に環境基本法を改正し、2013年には大気汚染防止法と水質汚濁防
止法を改正して、放射性物質を「公害」として位置付けた。
 公害とは事業活動その他に伴って生ずる大気、水質、土壌の汚染などによって、
人の健康または生活環境(人の生活に密接に関係ある財産、動植物)に係る被害
が生ずることと定義されている。現状、他の公害物質では環境基準と規制基準、
罰則規定が定められている。
 

.. 2018年12月21日 09:19   No.1548003
++ 渡辺秀之 (課長)…163回       
しかし、放射性物質だけがこれら基準や規定がない。放射性物質に対しても他
の公害物質並みに基準や規定を加える必要があると考える。
 法改正から5年経過した今も、具体的な公害規制の法整備ができていないのが
現状であり、人の生命や環境を守るための放射能汚染に対する責任の所在が明確
とは言えない。
よって、国においては、環境基本法「改正」を踏まえ、放射性物質による環境
汚染を防止するための法整備を早急に進めることを強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年9月28日
                     三島市議会
衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、経済産業大臣様、環境大臣様

.. 2018年12月21日 09:36   No.1548004
++ 木村雅英 (社長)…347回       
年20ミリシーベルト帰還を押しつける原子力規制委員会
 |  「特定復興再生拠点区域における放射線防護対策」は棄民政策だ!
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その188
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 本シリーズその7「年間20mSvで帰還を押し付ける原子力規制委員会を批
判する〜とんでもない数値だ。法律は年1mSvだ〜」で指摘したことが現実
に着々と行われている。被曝と発がんとの関係は「直線しきい値なしモデ
ル(LNTモデル)」が世界の常識であるのに。
 原子力規制委員会は、去る11月28日定例会議で「特定復興再生拠点区域に
おける放射線防護対策に関する骨子案及び調査結果について」を確認し、
 こちら
12月12日の定例会議で「特定復興再生拠点区域における放射線防護対策につ
いて(案)」を決定した。
 こちら

 両方の議論で、「帰還困難区域」の中に「特定復興再生拠点区域」を設定
し、「帰還に向けた安全・安心対策に関する基本的考え方」(2013年11月20日
原子力規制委員会決定)を参照して年間積算線量20ミリシーベルトの区域に
帰還を推奨している。
 また、「1.住民の個人線量の把握・管理」では、「個人線量計等を用い
た個々人の被ばく線量の測定」を推奨している。
 厳密に把握することが難しく個人線量を過小評価するガラスバッジによる
評価が問題だし、空間線量でなく個人線量で評価することもありうべき放射
線防護対策ではない。
 12月12日に内閣府原子力被災者生活支援チーム、復興庁、環境省、原子力
規制庁で決定したこの「特定復興再生拠点区域における放射線防護対策につ
いて」は、東京オリンピックを前に福島住民に帰還を強要して福島を忘れさ
せようとしているのはないか。福島の被害者に対する棄民政策ではないか。

.. 2018年12月21日 13:26   No.1548005
++ 千葉親子 (幼稚園生)…1回       
医療費給付の233人全員が甲状線がん患者と判明
 |  福島県民健康調査甲状腺サポート事業見直し支援対象を拡大!
 |  隠され集計されていない患者がどの位いるのか不明
 |  福島県の小児甲状線がんは異常な状態
 └────  (双葉地方原発反対同盟)

  追記:「県は、12月13日に『233人』と答弁したが、12月27日の県民
  健康調査検討委員会では、訂正の数字を『77人』と報告したと、千葉
  親子様より連絡がありました」

◎ 今回の見直しを受け12月13日の県議会福祉公安委員会で古市三久議員(い
わき選出)が受給状況を質問し、県民健康調査でこれまで公表して来た人数を
サポート事業で給付した人数が上回っており、小児甲状腺がん患者の大幅
増加を予想させる事態となっている事が分かった。
 福島県は「3.11第一原発事故」を受け、同年10月から甲状腺検査を実施し
てきた。
 その対象は、事故時18歳未満と2012年4月1日まで生まれた1万人を
含め、38万人となっている。

◎ そして2013年10月1日から県内すべての市町村において18歳以下の医療
費を無料化にした。
 しかし18歳を過ぎると「保険診療」となるため医療費の2〜3割が個人
負担となる。そのため2015年7月「甲状腺サポート事業」(「注」)が始
まった。
 甲状腺検査を受けて甲状腺のしこり等(結節性病変と言う)があり、診療を
 受けることになった個人の医療費の助成をするものだ。
 この制度には当初より、様々な制約があった。事故時、同じ福島県にいな
がら、事業の枠外の患者はサポートを受けられなかった。
 当初、事業の対象になるには「甲状腺検査の2次検査(2回)を受けて悪性
又は悪性疑いと診断され治療を受けていること」「県が指定した2次検査
実施医療機関を受診している事」等が条件であった。

.. 2018年12月29日 08:29   No.1548006
++ 千葉親子 (幼稚園生)…2回       
◎ このたびの事業見直しにより「事故当時、福島県に居住し一度でも甲状
腺検査を受けていれば受給対象、県外避難等で検査を受けていない人も柔軟
対応」「県の指定医療でない他の医療機関での診療も受給対象」となった。
 多くの団体や個人が県への要望や働きかけを行い実現したものだ。
 患者の中には再発、転移、アイソトープ治療等で検査や通院に、経済的
にも大変な苦労をしている人たちがいる。

◎ 更に、煩雑な事務手続きが緩和されれば、より「甲状腺サポート事業」
も理解されるだろう。事業の受給者には、18歳以下と避難区域、生活保護
など公的制度により医療費の自己負担がない人は含まれていない。
 これらの条件を踏まえ、検討委員会公表の212人(集計外含む)とサポート
事業の233人を合わせて「特定非営利法人アワプラネットTV」の試算では
少なくても272人と推計し、これまでの公表されてきた患者数を大幅に上回
る事態になっている。

◎ 更に、同県議は「小児甲状線がんは100万人に1〜2人といわれている
が38万人に対しどのようになっているか」と質したところ県民健康調査課の
鈴木陽一課長は「38万人に対し0.05%、100万人に対し50人」と答え、「情
報の付き合わせは考えていない」とも答弁している。
 詳細を調査し、実態を明らかにする姿勢が全く感じられない。
 隠され集計されていない患者がどの位いるのか不明であり、福島県の小児
甲状線がんは異常な状態にある。

「注」福島県健康調査甲状腺検査サポート事業

 福島県は東電第一原発事故に伴い、事故時概ね18歳以下の県民を対象に
「甲状腺検査」を実施している。
 この事業は、18歳を越えると保険診療扱いになるため、経過観察や治療が
必要となった方は医療費の負担が生じる。この経済的負担に支援を行なうと
ともに、保険診療の情報を県民健康調査の基礎資料として県民の健康維持、
増進を図る事を目的としている。

(「脱原発情報 No204 2018.12.20 発行 双葉地方原発反対同盟」より転載)

.. 2018年12月29日 08:41   No.1548007
++ 東山幸弘 (幼稚園生)…1回       
関電の約束が守られなかったのだから
 |  西川福井県知事は「大飯原発の停止」を求めるべき
 | 核のゴミの処理は半減期1万年以上かかっても
 |  「無害化」出来ないことが証明された50年
 └──── (ふるさとを守る高浜・おおいの会、
  福井県高浜町在住)

◎ 一昨年の11月、関電の岩根茂樹社長は大飯原発3、4号機の再稼働に
あたり、使用済み核燃料の県外搬出先を2018年中に示すと明言したことに
よって、西川一誠福井県知事は再稼働に同意し、3月と5月に起動しま
した。
 しかし、岩根社長は昨年12月26日、西川知事に「候補地を示すことが出来
ない」と謝罪しました。それに対し、西川知事は「大変残念であり遺憾」と
不快感を示すだけで、大飯原発の停止を求めませんでした。
 約束が守られなければ大飯原発は停止すべきです。
 原発で電気を起こせば、それに伴った分だけ核のゴミである使用済燃料が
出ます。
 もうすぐ50年、若狭の原発は関西方面に2兆2千億kWhの電力を供給し、
福島事故が起きる前には使用電力量の半分を賄って来ました。
 その分、核のゴミも溜まり英国や仏国、青森県六ヶ所村に搬出しました
が、まだ構内の使用済み燃料プールに7,424本(関電発表)の燃料集合体が
保管されています。このまま運転を続ければ数年で満杯になり、「運転で
きない」状況を迎えます。

◎ 使用済み燃料は「ゴミ」でなく、再処理すれば再び燃料になるプルト
ニウムが出来ているので「資源」であるとして、再処理して新たな燃料(M
OX燃料)を造るため国内で再処理ができないため(再処理工程は原爆製造
過程でもある)英国や仏国に搬出しました。
 その後、日米原子力協定の見直しによって国内でも再処理ができるよう
になって、青森県六ケ所村に再処理工場が建設され始めたのですが、トラ
ブル続きでいつ完成するかメドが立っていません。
 

.. 2019年01月30日 08:28   No.1548008
++ 東山幸弘 (幼稚園生)…2回       
完成する前に設備の耐用年数を迎えるのではないかとも言われており、
溜まり続ける使用済み核燃料の行き場がありません。再処理ができるまで
「中間貯蔵」するとして、より安全な乾式貯蔵の話も出ていますが、コケ
かけた六ヶ所工場の次はなく、「中間貯蔵」という名の「核の墓場」がで
きるだけです。

◎ 若狭の人たちは50年前、原発ができる時「使用済み核燃料(核のゴミ)
の処理」は人類の英知が「無害化(放射能の出ないもの)」してくれて、
原発構内に「とどめ置かれることは無い」と喧伝され、30年の運転期間が
過ぎれば「更地」になって返ってくると信じていました。
 この50年の歴史は30年の約束が40年はおろか60年まで運転すると大工事
を始めました。
 また、核のゴミの処理は半減期1万年以上かかっても、「無害化」出来
ないことが証明された50年でもありました。運転を止め、廃炉にして
「更地」にするにしても50年以上、100年はかかると言われ、廃炉にするた
めに出た「放射能が出る廃棄物」はどこに保管するのか、明らかではあり
ません。今建っている原子炉は「更地」になったが、その隣にもっとデカ
い「放射能の出る保管庫」がある、笑えない問題を抱えています。

◎ 今なすべきとことはこれ以上、核のゴミを増やさないために「原発の
電気」は止める以外にありません。原発の電気はなくとも電気は足りて
います。

.. 2019年01月30日 08:34   No.1548009
++ 小張佐恵子 (幼稚園生)…1回       
過去の重大核(原子力)事故の発端は「核(原子力)」と
 |  関係ない既存技術の範囲の中で起きた
 | つまりヒューマンエラーによる事故がたびたび起きていた
 |  人間の作業による間違いが避けられない以上、
 |  原発の安全は保証できるはずがない
 |  日本原子力研究開発機構(東海村)で放射性物質漏えい警報
 └────  (おばりさえこ 福島応援プロジェクト茨城
  事務局長・脱原発ネットワーク茨城元共同
  代表・彫刻家)

 茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構で、30日午後2時半ごろ、
放射性物質が漏えいし警報が鳴るという事故が起きました。
<https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000146506.html?
fbclid=IwAR3MajtOAPwPI01zmyNSGgQ11MWXc9k85sr0sjr5qdgKMZFg4Y5rT1RY_L8>
1月30日朝日新聞によると
 「機構では一昨年6月、大洗研究開発センター(同県大洗町
<http://www.asahi.com/topics/word/大洗町.html >)で放射性物質
<http://www.asahi.com/topics/word/放射性物質.html >が入ったビニール
袋が破裂し、作業員5人が内部被曝する事故があった。
作業手順や態勢が問われそうだ。
 基準を超える放射性物質
<http://www.asahi.com/topics/word/放射性物質.html >が漏洩(ろう
えい)した疑いがあるのは、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)
燃料??

.. 2019年02月01日 08:01   No.1548010
++ 小張佐恵子 (幼稚園生)…2回       
<http://www.asahi.com/topics/word/ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料.html >
の製造に伴う残存物質の整理などを手掛ける「プルトニウム燃料第二
開発室」。
 9人の作業員が、密封された作業用の容器からMOX粉末を貯蔵する容器
を取り出す作業をしていたところ、午後2時24分ごろ、室内モニターの警報
が鳴り、3分後に別の警報が鳴ったという。空気中1立方センチあたり
から0.91マイクロベクレル <http://www.asahi.com/topics/word/ベクレル.html >
が検出された。
 警報は0.07マイクロベクレル
<http://www.asahi.com/topics/word/ベクレル.html >を超えると鳴る設定
だった。機構は「原因は分からない」としている。
 作業員9人は19歳から50代の協力会社員。体への汚染は確認されず、
被曝(ひばく)していないという」

*果たして本当なのか?極めて疑わしい。*
 思い出したのは、つい先日、1月26日に開催された上岡直見さんによる
講演会で、聞いた以下のような話です。
 …過去の重大核事故の発端は、実は「核」と関係ない既存技術の範囲の
中で起きた、ということ。つまりヒューマンエラーによる事故がたびたび
起きてきたのです。
 人間の作業による間違いが避けられない以上、原発の安全は保証できる
はずがありません。

 古い設計の原発と言うのは、改造に改造を重ねているために当初の図面も
行方不明になっており、かつての担当者も退職している場合もあり、情報が
更新されていないために、わからなくなっていることがたくさんあると言う
こと。
 工事を始めるのに図面の「試掘」が必要で「考古学」などと自嘲していた
とのこと。

.. 2019年02月01日 08:12   No.1548011
++ 小張佐恵子 (幼稚園生)…3回       
 福島第一原発事故の時も図面は無かったそうです。
 設計通り製作施行されているものと思っていても、現場の作業員は設計者
の意図や理論を知らないので、誤った作業でも気がつかないことがある。
 組み立ての時に部品が上下反対につけられたり、輸送時の仮留め具を外し
て取り付けるべきところを忘れて動作しなかったり、タンクの中に懐中電灯
などを置き忘れたり、様々な間違いや失敗が起きると言う事。
 これらは上岡さんがプラントで実際に経験した事故やトラブルの例。
 「5重の壁」の筈が5重の将棋倒しだった!

◎ 原発技術者の故平井憲夫さんの「原発がどんなものか知って欲しい」
というレポート  こちら 
 をずっと前に読んで、背筋を寒くしたことを思い出しました。
 平井憲夫さんはあらゆる事故の原因を、「余りにも机上の設計ばかりに
重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったため」と言っています。
 「原発は、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実
です」と書いています。
 「家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左
官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、
残念ながら、これが日本の原発なのです」
 「また、原発には放射能の被曝の問題があって後継者を育てることが出来
ない職場なのです。」とも…。


★関連報道
 東海村施設、服や床に放射性物質 原子力機構が汚染検査

 茨城県東海村の核燃料サイクル工学研究所で放射性物質が漏れた問題で、
運営する日本原子力研究開発機構は31日、現場にいた作業員9人の防護服
などを調べた結果、汚染が検出されたと明らかにした。
 床の汚染も確認され、最大濃度で管理目標値の約30倍の1平方センチ
メートル当たり1.1ベクレルだったが、法令の制限値は下回っていた。
 機構によると30日午後、「プルトニウム燃料第2開発室」という建物の
一室で、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料用の粉末が入った
容器を扱っていた際、放射性物質の漏えいを検知する警報が鳴動。物質の
体内への取り込みや、身体の汚染はなかった。
 (1月31日19:06「共同通信」より)

.. 2019年02月01日 08:18   No.1548012


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用