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LGBTとは
lesbian, gay, bisexual, transgenderの頭文字を並べたもので、性的マイノリティーのうち、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称です。レズビアンは、女性同性愛者、ゲイは、男性同性愛者、バイセクシュアルは、両性愛者、トランスジェンダーは、出生時に診断された性の不一致です。
セクシュアル・マイノリティーは、性的少数者の一部の人々を指した総称なので、全ての性的少数者を指す言葉ではないため、Asexual(アセクシュアル)同性にも異性にも性的欲望を持たない人の「A」、Intersex(インターセックス)身体的に男女の区別がつきにくい人の「I」、Questioning(クエスチョニング)自分の性別や性的指向に確信が持てない人の「Q」など、LGBT以外のカテゴリーの性的少数者を表す場合もあります。
もともと欧米などで使用されていた言葉で、アメリカで差別撤廃や法的権利獲得などを求めて別々に活動していたレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの人々が、1990年代のエイズ問題の時に連帯して、自分たちをLGBTと呼ぶようになった。
日本では、1990年代から「プライド」と呼ばれるLGBTの人々などによるパレードや映画祭など、LGBTへの理解を深める活動が各地で行われるようになり、LGBTという言葉が広まっていきました。広告会社である電通が2015年、20〜59歳の男女約7万人を対象に行った調査によると、LGBTに該当する人の割合は7.6%だった。
性的少数者の権利を守り、当事者が生活しやすい環境を整えるための行政や企業などの取り組みも進められています。同性カップルの結婚に相当する関係などを認める同性パートナーシップ制度は、2015年に東京都渋谷区で条例が施行されて以降、東京都世田谷区や那覇市、札幌市などでも導入されました。
.. 2018年09月27日 08:43 No.1493009
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