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(たんぽぽ舎会員)
◆新潟県知事就任から3ヵ月−原発再稼働、検証重視の姿勢継承
花角新潟県知事が6月に就任してから3ヵ月が過ぎた。(中略) 県民の関心が高い東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題を巡っては、米山前県政 の方向性をほぼ踏襲するなど慎重なかじ取りを見せた。(中略) 6月の知事選で大きな争点になったのが、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題 だ。花角氏は6日、初めて同原発を視察した。実際に現地を見て、原発の安全性 を巡って県独自に進める「三つの検証」など再稼働問題に対する姿勢に変化が生 じるのかが注目された。 「何の変更もない。東電が安全対策を打っていることは理解できたが、それで十 分なのか分からない。検証委員会に議論を深めてもらいたい」 検証を重視する姿勢を変更するかを報道陣から問われると、花角氏はきっぱり と否定した。花角氏は知事選で、米山前県政が始めた「三つの検証」を継承し、 検証が終わらない限り再稼働の議論を進めないことを公約に掲げた。検証結果を 踏まえて再稼働の是非を判断し、知事選などで「県民の信を問う」構えも示した。 知事就任後、議会や記者会見で何度も再稼働問題に対する考えを問われた。知 事選で、再稼働を推進する自民党の全面支援を受けたため、再稼働へのハードル となる公約を貫き通せるかに関心が集まっている。 (9月19日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)
.. 2018年09月20日 12:58 No.1490003
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