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タンカー激突が証明した大型漂流物の危険 | 9/6北海道胆振(いぶり)東部地震により全道停電 | しかし泊原発は稼働していなくてよかった(過酷事故にならず) └──── (原発いらない!ちば) (その2)
3.タンカー激突が証明した大型漂流物の危険
◎ 7月13日に行われた東海第二原発についての規制庁に対するヒアリングにお いて質問事項のひとつに津波による漂流物の問題がありました。 東海第二原発の北2kmには日立港、南に3kmには常陸那珂港という国際港 湾があり、大型船舶が日々出入りしています。両港合わせて500〜57000トンの大 型船舶が毎日平均8隻停泊している計算になります。
◎ ヒアリングで規制庁は「船舶は緊急に離岸するようになっているから問題な い」としました。ただしどのように各船舶にに連絡するかは未検討。「大きな漂 流物は東海第二原発には到達しないことをシミュレーションで確認している」な どといっていました。 しかし3・11では津波で東北各地で大型船舶が流され、岸壁に乗り上げまし た。 9月4日の台風21号による高潮・強風では、港内に停泊していた5000トンのタ ンカーが関西空港の連絡橋に激突し、くい込んでしまいました。 この事故は津波や高潮が押し寄せてきた時、大型船舶などによる防潮堤の破壊 が現実のものであることをはからずも実証してしまいました。
4.泊原発は稼働していなくてよかった(過酷事故にならず) 泊原発の周辺にも多くの活断層
◎ 9月6日未明北海道胆振地方を震源とするM6.7の大地震が発生しました。北 海道全道に渡って停電するという前代未聞の事態となりましたが、北海道の電力 の約半分を賄っていた、震源に近い苫東火力発電所が地震による損傷で停止して しまったことが原因でした。 苫東火力発電所の停止で電力の需給バランスが大きく崩れ、他の発電所も損傷 を免れるために自動的に発電を停止し、全道停電という事態に至ったとのことで す。??
.. 2018年09月20日 10:43 No.1486002
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