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(首相を決める)について2つの資料を紹介 | 小泉純一郎元首相−脱原発を総裁選の争点にすべきだ | 石破 茂氏−原発観、核の潜在的抑止力必要論 └──── (たんぽぽ舎)
9月の自民党総裁選がテレビ、新聞紙上をにぎわしている。今のシステムでは 自民党総裁選は同時に、日本の首相を選ぶ選挙だから関心をもたざるをえない。 最近の石破氏のテレビでの表情をみると、前と比べて、ずっといい顔になって いるとかんじる。それでは彼の原発観・日本核武装観はどうか。 以下の2つの資料を紹介します。
1.脱原発 総裁選の争点に 小泉元首相「事故の反省ない」
小泉純一郎元首相は30日、共同通信のインタビューで、原発政策が「国民にと っての争点だ」とした上で「挑戦者の石破茂元幹事長が言うべきだ」と語り、9 月の自民党総裁選で脱原発の是非を最大の争点にすべきだと強調した。石破氏は 「原発の(発電)割合を減らしていく」と述べるにとどめている。 また、2030年度の原発の発電割合を20〜22%とする目標を堅持した政府のエネ ルギー基本計画について「あきれている。原発事故の反省がない」と厳しく批判。 経済産業省や自民党が依然「電力会社の『とりこ』になっている」との認識を 示した上で、総裁選の三選を目指す安倍晋三首相も「(原発推進派に)取り込まれ ている」と語った。 安倍政権の原発回帰にかねて反対し、今も世論に影響力のある元首相が、原発 問題が論じられない総裁選の現状に苦言を呈した形。ただ、次男・進次郎氏の投 票行動との関連に関しては言及を避けた。 小泉氏は「原発は安全でコストが安く、クリーンなエネルギーとする経産省の 説明は全部うそだった」と指摘。今月15日、16日に山梨県で安倍首相にあった際 にも「(経産省など推進派に)だまされている。だまされるな」と忠告したが、首 相は「苦笑するだけだった」と明かした。 さらに、高速増殖原型炉もんじゅが廃炉となり、約47トンのプルトニウムが蓄 積されている現況を踏まえ「(使用済み核燃料を再処理する)核燃料サイクルは破 綻している」と明言した。 (8月31日東京新聞1面より)
.. 2018年09月07日 07:58 No.1480001
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