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2.「ところが、日本の原発の大部分は、あろうことか、観測強化地域あるいは 特定観測地域のど真ん中、または、その隣接地域に立地しています。 そして、そのような場所に、今日もなお、いくつかの原発の立地計画が依然と して進められており、たとえば、浜岡原発4号機は、観測強化地域の「東海」の ど真ん中で建設準備中のものです。また、伊方原発3号機は、特定観測地域の 「伊予灘および日向灘周辺」のこれまたど真ん中で建設中のものですが、この特 定観測地域内では、上関原発も計画中です。 常識的には、このような場所に原発立地点を設定するのは、大変危険なことだ と思うのですが、原発に限ってそんな心配はないというのでしょうか。」 (171Pageから抜粋)
3.「浜岡原発3〜4号機の場合、設計用最強地震として安政東海地震が考慮さ れたことに問題はないとしても、設計用限界地震の規模をM=8.5としたことには、 若干の疑問が残る。それは、過去に東海沖−南海沖に起こった巨大地震の規模の 上限は、たしかにM=8.5であるにしても、日本と同一の環太平洋地震帯に属する 他の地域では、M=9クラスの地震もしばしば起こっているからである。」 (199Pageから抜粋)
.. 2018年08月08日 08:44 No.1465002
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