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■--東海第二原発(茨城県東海村)に関する資料
++ 上岡直見 (高校生)…66回          


   放射性物質の首都圏への影響についてシミュレーション
 | 東京23区から神奈川県まで避難が求められる区域(20μSv/h)
 └──── 〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

 東海第二原発の再稼働が議論となっていますが、過酷事故の可能性は否定でき
ません。さらに近接する日本原子力研究開発機構東海再処理施設には、東海第二
原発の炉心・使用済燃料プールの合計を上回る放射性物質がより無防備な状態で
貯留されています。
 かりにいずれかが緊急事態に陥った場合に、関係者も退避せざるをえず双方の
対処ができなくなる可能性があります。
 こうした状況を想定し放射性物質の首都圏への影響についてシミュレーション
を行いました。

 一般に「30km圏」という考え方がありますが、これは影響がその範囲で収ま
ることを意味するものではありません。
 影響は放射性物質の放出シナリオ(いつ・どんな核種がどれだけ出てくるか)
や気象条件により大きく異なりますが、シミュレーションの例では、東京23区か
ら神奈川県まで避難が求められる区域(20マイクロシーベルト/毎時)が発生す
る可能性があります。
.. 2018年06月29日 09:12   No.1437001

++ 山寺小夜子 (幼稚園生)…1回       
全国の核のゴミを押しつけられてしまった六ヶ所村
 |  その村を注目する人が1人でも増えることを期待します
 └──── (神奈川県在住)

 連日の猛暑の中、いつもメルマガ配信有難うございます。
 さて、過日、青森県六ヶ所村の村長選挙が行われましたが、その選挙の模様を
「選挙ウオッチャー・ちだいさん」と「田中龍作さん」がリポートされています。
 これらをお読みになると、六ヶ所村の選挙の背景など、遠方の私達には分から
ない様々なことがかなり理解できるようになると思います。

 私達が使用してきた電気の為に出来てしまった核のゴミ。その全国の核のゴミ
を押し付けられてしまった六ヶ所村−その村を注目する人が1人でも増えること
を期待しつつ…。

.. 2018年07月04日 08:46   No.1437002
++ 浜島高治 (中学生)…43回       
ため込んだプルトニウム削減のために原発再稼働はお門違い
 | 純粋なプルトニウムは直接処分します!
 | プルトニウムをため込む政策をやめよ、
 | 使用済み核燃料は再処理せず直接処分する
 └────  (神奈川県在住)

 日米原子力協定のおかげで、日本は核兵器原子爆弾に使えるプルトニウムを
47トン溜め込んで来ました。
 米朝会談が始まり、北の非核化が問題になり、もはや誤魔化しができなくなり
ました。
 東京新聞7/2朝刊『北非核化に「悪影響」、元米国務次官補トーマス・カントリー
マン氏が懸念、大量プルトニウム・核燃サイクル撤退求める』。
 日経新聞でさえ7/3夕刊『国際社会の懸念に対応、プルトニウム削減明記;新エ
ネ計画閣議決定』、7/4朝刊『核拡散懸念逃れられず、新エネ計画で初めて明記;
プルトニウム削減難題に』。

 原発(軽水炉)は、ウラン原子235(原子核の陽子と中性子が合せて235個)に減速
した中性子を当てて分裂させて熱を取り出します。この時、減速中性子で核分裂
しないウラン238原子はプルトニウム原子239に変わります。
 このように、通常の原発(軽水炉)では稼働すればするほどプルトニウムが貯ま
ることになります。
 使用済みの燃料棒を再処理してこのプルトニウム239を取り出します。プルトニ
ウム239は高速中性子が当たって核分裂します。
 核分裂して発生する高速の中性子を減速させないためには燃料棒の周りを、ウ
ラン燃料の原発(軽水炉)と異なり、液体ナトリウムで囲みます。それで高速炉と
言います。

 高速炉は、日本では、最初の<常陽>、次の<もんじゅ>が破綻しました。期
待したフランスとの共同事業の<アストリッド>は先方から縮小を通告されまし
た。
 ウラン235とプルトニウム239を混ぜて使う<MOX燃料=プルサーマル>は、
120Kw大型原発1年で0.4トン程度の消費。建設中の大間原発で1.1トン。47トンの
内37トンは再処理を委託した英仏にありますが、そのまま譲渡は実現見えず。も
はや破綻しています。


.. 2018年07月09日 10:43   No.1437003
++ 浜島高治 (中学生)…44回       
沖縄の辺野古軍港を造りたい河野幕僚長のために沖縄県民・国民にやりたい放
題の弾圧。
 目先利益の原子力村と核武装したいアベ達に原発事故・再処理工場爆発にさら
されるのは御免だ。
 純粋なプルトニウムを直接処分することは容易です。プルトニウムが連鎖反応
しないように、良質のセメントに薄めて固めます。
 プルトニウムから放射されるアルファ線の半減期は永いですが容易に止められ
ます。プルトニウムは水に溶けません。ブロックにして地中深く保管処分します。
米国ではそのようにされています。

.. 2018年07月09日 10:53   No.1437004
++ 渡辺悦司 (大学生)…75回       
生徒向け復興庁パンフのごまかし、ウソ
 |  放射線の健康被害を過小評価
 | 日本版チェルノブイリ法日本版の制定を
 └────  (市民と科学者の内部被曝問題研究会)

◎偽りだらけの「放射線のホント」

 政府は、放射線被曝についての子ども・生徒向けのパンフレットを公表してい
る。復興庁パンフ『放射線のホント』だ。マンガも交えて主張されているのは次
の10項目。全て偽りである。

1.放射線はふだんから身の回りにあり、ゼロにはできない―
 だからといって、追加して被曝しても「安全」という結論にはならない。

2.放射線はうつらない―
 放射性物質、放射性微粒子は、見えない細菌やウイルスと同じように、呼吸や
皮膚から、食べた食品から「うつってくる」。

3.放射線の影響は遺伝しない―
 政府が依拠している国連科学委員会の報告や国際放射線防護委員会の勧告でさ
え、遺伝的影響が「ある・ある可能性が高い」ことを認めている。

4.放射線の健康への影響は、ある・なしでなく量が問題―
 問題のすり替え。被曝すれば影響や被害は「ある」。

5.100〜200mSvの被曝での発がんリスクの増加は、野菜不足や塩分の取り過ぎ
と同じくらい―
 この比較にはトリックがある。
 比較するリスクの期間が5倍も違うのである。元となった国立がん研究センター
の表では、野菜不足や塩分の取り過ぎは「10年間」継続した場合のリスクと明記
されている。放射線は1回の被曝量による生涯期間「50年間」のがん発生・致死
リスクである。
 野菜不足のリスクを放射線被曝リスクと同じ50年に換算した場合、リスクは最
大で1Svとなり「致死量」に達する。数ヵ月以内の10%未満致死量の下限値だ。

6.福島第一原発事故の放射線で健康に影響が出たとは証明されていない―
 健康影響の「証明」は数十年間・数世代観察したデータに基づいてのみ可能。

7.国連科学委員会の報告書では、東電の福島原発事故で亡くなったり、重い症
状となったり、髪の毛が抜けたりした人はおらず、今後のがんの増加も予想され
ず、また多数の甲状腺がんの発生を福島では考える必要はない、と評価されてい
る―

.. 2018年07月17日 08:20   No.1437005
++ 渡辺悦司 (大学生)…76回       
吉田昌郎所長(当時)はガンにより「亡くなった」。「脱毛」は多くの子どもに
現れた。福島における子どもの「甲状腺がん」の多発は、疫学的に証明されてい
る。クで

8.福島第一原発事故で空気中に放出された放射性物質の量は、チェルノブイリ
の7分の1。避難指示や出荷制限など事故後の速やかな対応によって、体中に取
り込まれた量も少なかった―
 放出量は国際基準によれば同等。7分の1から、被害が「ゼロ」は導けない。

9.福島県内の主要都市の放射線量は事故後7年で大幅に低下し、国内外の主要都
市と変わらないくらいになった―
 福島県各都市の線量は、いまだに高い。低下したとしても、過去に被曝した人
体影響は消えない。

10.日本は世界で最も厳しい汚染レベルの基準を設定して食品や飲料水の検査を
しており、基準を超えた場合は売り場に出ないようになっている―
 日本の基準は高い。ウクライナの5倍だ。

◎汚染地への帰還より避難政策の推進を

 復興庁パンフは、
(1)大規模再稼働による「次の」原発重大事故に向けての準備であり、
(2)放射能で汚染された除染残土や廃炉廃棄物の再利用を全国で進めるための
宣伝であり、
(3)アメリカと一体となった「小規模核兵器」による核戦争に向けての準備だ
からだ。

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は、一般住民の年間1mSv基準を、現行の
空間線量に換算して毎時0.23μSvから毎時1μSvに解釈改訂し、4倍に引き上げ
ようとしている。年間被曝量で、8.32mSvである。
 政府・放医研のリスク係数によれば、5万〜15万人の過剰な死者が、1年間の
被曝に対して生じる。

 これはガンだけであるが、住民の見えざる大量殺戮、全般的健康状態の悪化、
人口の再生産の破壊を示唆している。
 国連科学委員会は、米ロ中英仏など核大国グループの下請組織であり、核実験
の被害を過小評価するために設立された、核開発・原発推進機関である。

 チェルノブイリ事故の際も、「被害は全くない」とし、当時のソ連政府に、住
民防護対策を取らないよう促し、被曝被害を拡大させた。社会主義の崩壊を健康
・人口面から促進した。同じ工作を、競争相手の日本におこなっている。

.. 2018年07月17日 08:25   No.1437006
++ 渡辺悦司 (大学生)…77回       
 チェルノブイリ事故の当事国は、住民運動の圧力の下、住民を防護するための
「チェルノブイリ法」を制定した。事故から5年後だ。
 日本政府は、国連科学委員会に追従し、住民の汚染地への帰還や、全国への被
曝被害の拡散を推進している。
 避難政策とチェルノブイリ法日本版の制定以外に生き残る道はない。

(人民新聞2018.6.15発行、通巻1651号より了承を得て転載)

.. 2018年07月17日 08:34   No.1437007
++ 渡辺 悦司 (幼稚園生)…1回       
沖縄の矢ヶ崎克馬先生が、意見書を裁判所に提出されました。
 |  「原告の多重がんは東電敷地内作業によることの十分な証拠」
 └──── (市民と科学者の内部被曝問題研究会会員)

 沖縄の矢ヶ崎克馬先生が、下記の意見書を裁判所に提出されました。
    https://tinyurl.com/ycck4lxe (※147頁あります)
    
 この意見書は、目次だけを見ていただいても明らかなように、放射線被
曝の健康影響についての科学的見解を全面的に概括することをめざした展
開になっています。

 まださっと見せていただいただけですが、とりわけ、以下の点、とりわ
け重要な成果として、注目したいと思います。

◎もちろん、これらはほんの一部にすぎませんが。

(1)放射線の人体影響を、放射線の電離作用からはじまり、活性酸素・フ
リーラジカルによる破壊作用、DNA・遺伝子からミトコンドリア損傷・カリ
ウムチャネルなど人体生理機構の破壊、さらには放射線による組織の炎症
反応など、放射線影響の広範性が強調されています。

 これに対応して、放射線の人体影響も、急性の致死から、慢性の免疫不
全やぶらぶら病などあらゆる病気、さらには遺伝子変異によるがんと遺伝
的影響まで、極めて広く規定しようとされています。、

(2)放射線被曝による活性酸素・フリーラジカルの健康影響が極めて広範
囲に及ぶことを、吉川敏一氏らの最新の研究成果に基づいて具体的に病名
を挙げて明確に記述されています。

(3)不溶性放射性微粒子とそれによる内部被曝のもつ特別の危険性を、
真正面から指摘されています。

(4)放射線の引き起こす「炎症」が発がん過程を加速化し、それによっ
て既存のがん潜伏期間が意味をなさないことを最新のがん生物学の教科書
に基づいて明らかにされています。

(5)山下らのグループによる照射線量と吸収線量の混同を批判的に検討し、
それによれば細胞レベルではわずか2mGy 以下(1.73mGy)で、もはや修復
できない細胞損傷が出てくると指摘されています。

.. 2018年07月25日 08:44   No.1437008
++ 渡辺 悦司 (幼稚園生)…2回       
 紹介者として、関連して追加しますと、政府側の放医研文書では、細胞
レベルでの線量(マイクロドシメトリ)は、計算上、全身換算ではその
1000倍に相当するとされ(『低線量放射線と健康影響』110ページ)、
つまり細胞レベルでの2mGyの吸収線量は、全身被曝では2Gy、つまり致死線
量の最低値である10%未満致死量で、ほぼぴったり一致しています。

 細胞レベルでの致死線量の最低値の存在を考えるべきであるという点、
十分に考慮すべき重要な問題提起であると思います。

(6)原発・核推進勢力による国民に対する「知られざる核戦争」という概
念を提起され、広島・長崎の被曝被害、核実験による被曝被害、チェルノ
ブイリ事故や福島事故の被曝被害、さらには原発通常運転による被曝被害
など、全世界の被曝被害とその隠蔽の試みを統一した形で捉えようと試み
られています。

 など、極めて多面的で重要です。

◎今後、詳しく検討して行かなければならないと感じます。

 この意見書は、裁判関係文書という形式を取っていますが、被曝影響に
ついて検討・議論し、被曝に反対する陣営の理論構築を進めていく際の欠
くことのできない重要文献の一つであると、確信いたします。

 皆さまにも、ぜひご検討していただけるように、矢ヶ崎先生にお願いし
て、拡散用のファイルをお送りいただきました。
 どうかご検討ください。
 いろいろご意見を寄せていただければ幸いです。

.. 2018年07月25日 08:51   No.1437009
++ 渡辺悦司 (大学生)…78回       
賛同要請
 |  『トリチウムを含む福島原発放射性廃液の
|  海洋投棄に反対する決議』
 └────  (市民と科学者の内部被曝問題研究会)

 政府がいよいよ強行しようとしている、福島第一原発に溜まっているトリチウ
ム汚染水の海洋投棄に反対する市民と科学者の反対決議と山田耕作さんの賛同呼
びかけのメールです。
賛同者を広く募っています。賛同される方、ぜひ下記までメールください。

-----Original Message-----
山田耕作
皆様 20日に決定した決議文への賛同者を募集中です。
全国へ、世界へ拡散ください。
 又、原子力規制委員会や東京電力に送り、トリチウム廃液の投棄をやめるよう
要請します。
 賛同者名は kosakuyamada@yahoo.co.jp までお知らせください。

以下、決議を貼り付けます


トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋投棄に反対する決議

         市民と科学者の内部被曝問題研究会有志及び
         内部被曝を憂慮する市民と科学者

                      2018年7月20日

 福島原発事故によるトリチウム総量は約3400兆ベクレル、2014年3月でタンク
貯留水中に830兆ベクレルのトリチウムがあると発表されている。この膨大な放射
性廃液はその後も増加する一方である。
 そのため、漁連などの反対運動の隙があれば、政府・東電はトリチウムを含む
福島原発事故廃液の処理・処分として、それを希釈して海洋に投棄しようとして
きた。
 現在、ここに至っていよいよ政府は海洋投棄の実施に踏み切ろうとしている。
原子力規制委員会の更田豊志委員長は規制するどころか海洋投棄を提唱し、先導
している。

 我々は以下の理由で放射性廃液を海洋に投棄することは決してすべきでないと
考える。

1.トリチウムは生命・健康への危険性が少ないと誤解されているが、非常に危
険な放射性物質である。
 なぜなら、人体の大部分を占める通常の水と化学的に区別がつかず、生体のあ
らゆる場所に取り込まれ、内部から被曝させ、活性酸素等を介して間接的に細胞
膜やミトコンドリアを破壊する。

.. 2018年07月26日 08:09   No.1437010
++ 渡辺悦司 (大学生)…79回       
 また、直接的に遺伝子、DNAの化学結合を切断する。トリチウム特有の危険
性として遺伝子の水素原子とトリチウムが入れ替わるとベータ(β)崩壊でトリチ
ウムがヘリウムに変わることによって遺伝子の化学結合が切断される。
 植物は炭酸同化作用によって水と炭酸ガスからでんぷんを作る。このでんぷん
の水素原子がトリチウムに変わることによって有機トリチウムが形成され、動植
物や人間が体の一部としてその有機トリチウムを長期間取り込み、内部被曝する。

2.このようにして、原発から放出されたトリチウムによって玄海原発周辺の住
民の白血病の増加、世界各国の再処理工場周辺の小児白血病の増加、原発周辺の
小児がんの増加等が報告されている。現実に被害が発生しているのである。

3.たとえ、希釈して海洋投棄されたとしても食物連鎖などの生態系を通じて濃
縮される。
 さらに気化してトリチウムを含む水蒸気や水素ガスなどとなって陸地に戻り、
環境中を循環する可能性がある。

 希釈すれば安全というのは過去に多くの公害問題でくりかえされた誤りであり、
環境に放出される総量こそ問題である。
 それ故、放射性物質や有害物質は徹底的に閉じ込め生態系から隔離することが
公害問題では唯一正しい原則的な対応である。

 以上のようにトリチウムは半減期が12年と長く、長期にわたって環境を破壊す
る。生体の大部分を、さらに遺伝子をも構成する水素の同位体であるから、希釈
して投棄して安全とは言えない。
 それ故、トリチウムの海洋投棄を決して行わないよう政府・原子力規制委員会
に強く要請する。

.. 2018年07月26日 08:17   No.1437011


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