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脱原発運動の足元で省エネルギー生活を考え実践しよう その1 | 省エネを実行して地球を痛めつけない電力消費量に留める └──── (若狭の原発を考える会)
原発を動かさなくても電気は足りていることは広く知られるようになりました。 しかし電力会社はとりあえず目先の企業利益だけのために、また政府は核兵器 の原料を何としてもキープしたいためか、万一戦争になった時のエネルギー確保 のためか、一旦事故が起こると取り返しのつかない事態になることを分かってな がら原発の再稼働にとても意欲を燃やしています。
脱原発側からは原子力の代わりに自然エネルギー(太陽光・風力・水力・地熱 ・バイオマスなど)に変えようという世論が高まっています。(政府が原発推進 の考えなので外国の取り組みからはずいぶん後れをとっていますが。) ただ自然エネルギーを利用したら環境問題はすべて解決するというわけではあ りません。
例えば広大な太陽光発電装置が景観や農地を壊す、近くの家が反射光でまぶし い・暑い、風力発電では低周波が周辺住民を悩ます、などの問題があります。使 いやすいものに改良してゆくにはある程度の時間が必要でしょう。 また、エネルギーもその地方の特性にあったやり方で地産地消できれば素晴ら しいと思います。 こういう研究が進むのを願いつつ「私たちは無駄にエネルギーを使いすぎてな いか?省エネルギーで発電量を減らせるのではないか?」ということを考えたい と思います。
「大江戸省エネ事情」(石川英輔著 講談社文庫)によると、 江戸時代はエネルギー消費ゼロに近い(太陽エネルギーだけを使う)生活の時代 であったが、当時と比べると昭和27年(戦後復興進む)10,000倍、昭和35年(高度成 長始まる)50,000倍、そして現在は100,000倍消費しているそうです! 江戸時代のエネルギー消費ゼロに近い生活に戻すのは無理としても、楽しく省 エネ生活をして発電量を減らし、地球にも優しくありたいものです。
次の1,2の運動とともに、3の楽しく家計にも優しい 省エネ生活を実践しましょう!
.. 2018年07月05日 08:05 No.1436010
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