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■--福島第二原発全基廃炉へ
++ 柳田 真 (社長)…320回          

−東電社長 県知事へ表明
 |  遅きに失した決断 避難者「廃炉やっと認めたか!!」
|  7年3ヶ月・お金はいくらかかったか 東電に聞きたい
 └──── (たんぽぽ舎、とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会)

◎東京電力の小早川社長は、14日福島県庁を訪れ、内堀福島県知事に「福島第二
原発4基を廃炉とする方向」と伝えた。「このままあいまいでは復興の足かせに
なる」と理由を説明した。いいニュースだ。
 しかし、福島県や多くの団体から廃炉を求められながら「検討中」をくり返し、
あいまいにしてきたのは東京電力だ。福島第一原発の過酷事故で多数の人々の生
活と住宅をうばった東電が、再び福島県で原発を再稼働させられると、判断して
いたことが大きな誤りだったのである。そこがぬけている。

◎避難者の声は痛烈だ。
     以下、(6月14日東京新聞夕刊7面より抜粋)

 原発事故で福島県南相馬市から千葉県松戸市に避難している高田良子さん(69)
は「東電の判断は遅すぎる。前を向こうと思うが日々の暮らしも大変。原発の再
稼働のニュースを聞くとつらく、怒りもよみがえる」と憤る。松戸市では避難者
と住民の交流サロン「黄色いハンカチ」の運営に携わっており、「東電はこれを
きっかけに脱原発に転換すべきだ」と話した。
 原発事故発生以来、現地の様子を取材し続けてきた福島県三春町の写真家・飛
田晋秀(71)は「当たり前のことを、やっと東電は認めたのかと思う。(後略)」

◎たんぽぽ舎は、毎月1回の「東電本店合同抗議(呼びかけ:「経産省前テントひ
ろば」とたんぽぽ舎)」(第1水曜)を6年間-57回おこなってきた。
 東電本店前で『福島第二原発を廃炉に!』『柏崎刈羽原発の再稼働反対』を要
求してきた。それが福島と全国のみんなの運動でやっと実現できた。

◎東京電力本店に聞きたい。この7年と3ヶ月(2011年3.11−2018.6.14)で、東電
は福島第二原発にいくらお金をつぎこんだのか、説明してほしい。福島県民と全
国から「廃炉」を要望されながら拒否してきた東電の誤りを金銭的に示してほし
い。
.. 2018年06月15日 08:08   No.1423001

++ 柳田 真 (社長)…321回       
仮に1基が1年で100億円とすると、福島第二原発の4基で 400億円×7年と
3ヶ月=3000億円になる。従事する職員もかなりだ。6月27日の東京電力株主総
会では、心ある株主がこの東電の失策=浪費を追及すると思われる。

◎私たちは今、東海第二原発の20年運転延長反対(今年11月28日)、廃炉を求めて
努力している。福島第二原発と東海第二原発と「語呂が似ている」。
 福島第二原発廃炉のうれしいニュースに続いて、ぜひ、日本原電東海第二原発
の廃止を市民運動の力で実現したい。ガンバロウ。


.. 2018年06月15日 08:14   No.1423002
++ 横田朔子 (小学校中学年)…17回       
6/19(火)とめよう!東海第二原発!JR「水道橋駅」東口で
 |  駅頭情宣、署名活動にご参加を!
 |  東海第二原発は3.11で被災・損傷したぼろぼろの老朽原発
 |  20年運転延長反対!再稼働反対!
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

    日 時:6月19日(火)17:15より18:15
    場 所:JR「水道橋駅」東口
    主 催:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

◎5月21日、「止めよう!東海第二原発 首都圏連絡会」が結成されました。
 一都七県の脱原発を闘う人びとが結集し知恵と力を合わせて、今年11月28日に
運転40年を迎える東海第二原発の20年運転延長、再稼働を絶対に許さないために
立ち上がりました。 たんぽぽ舎は11月までの6か月余りを全力で大衆的な行動
に取り組みます。

◎東海第二原発の危険性を多くの市民に伝え、「東海第二原発の20年運転延長、
再稼働反対」の署名活動を展開するため、第1回の駅頭情宣を上記の日程で取り
組みます。
 一人でも多くの方々にご参加頂き、ご一緒に“東海第二原発をとめよう!”の
闘いを盛り上げていきたいと思います。
途中からの参加も大歓迎です!

.. 2018年06月18日 08:28   No.1423003
++ 橋田秀美 (小学校低学年)…5回       
原発立地を歩いて  (「その1」3回に分けます)
 |  「私は福島(第一原発)の事故を見て考え方が変わった
|  やっぱり原発はあかん」と原発論議(高浜商店街で)
 | アメーバデモで原発立地の生の声を感じる
 └──── (若狭の原発を考える会)

 約4年弱の若狭で行った原発反対行動において、私が見たこと、聞いたこと、
そして感じたことなどを中心に披露させていただきたいと思います。
 1955年、兵庫県の但馬地方に農家の娘として生まれ、高校卒業後、京都の郵便
局に就職、定年の2年前に退職、退職後、市民運動に関わるようになった私の経
験です。

◎「おもしろそうだな」から入ったこの運動

 現地に活動拠点を置き、現地にこだわった反原発活動をする「若狭の原発を考
える会」に共感し、「原発立地の住民は原発とどう向き合っていらっしゃるか」、
「原発立地で原発との関わりの深い皆さんに原発を拒否していただくにはどうす
ればよいか」、「原発立地・若狭の住民と原発重大事故では被害地にもなる原発
電力消費地・関西の住民との連帯した反原発運動をどう構築したらよいか」など
を考えることは「おもしろそうだな」と思い、脱原発、反原発を現地で訴える行
動に参加しました。

◎アメーバデモで原発立地の生の声を感じる

 まず、「若狭の原発を考える会」の代表的な行動・アメーバデモで聞いた住民
の方たちの声を紹介します。
 (アメーバデモとは; 関西や福井から原発立地の若狭や周辺の舞鶴、高島に集
まり、3〜4人が一組になり、徒歩で、鳴り物を鳴らしながら、また、「反原発」
の旗を掲げ、肩にかけたスピーカーで呼びかけながら、チラシを若狭の全ての集
落の、隅から隅まで配り歩く行動です。通常は2〜3グループですが、時には全
国からの応援も得て数十グループにもなります。お会いする住民からはできるだ
けお話をうかがうようにしています。)

・美浜の畑で仕事の手を止めて、「原発は怖い。よう知ってるんや」と、悲しそ
うな顔でおっしゃる女性がいました。もう原発はここにある、どうしようもない
というあきらめか、はたまた、原発を許してしまった後悔や怒りか…、そんな風
に思えて胸が詰まりました。

.. 2018年06月18日 09:57   No.1423004
++ 橋田秀美  (幼稚園生)…1回       
・スピーカーで「原発反対」を訴えたところ、高浜の畑の老人たちから「おまえ
ら、原発の電気を使ってるやろ!」と罵声(ばせい)を浴びました、こんなこと
はめったににないので、少しへこみました。
・おおい町大島の男性に「わしらを責めに来たのか」と言われ、複雑な心境にな
りました。
・高浜商店街で店先を掃いている女性にチラシを渡して「原発に反対しています」
というと、「若い人は都会の大学に行って、そこで就職するから誰も帰って来な
い。私らもう死ぬだけだからいいんや」と、そこに別の女性が話しに加わってこ
られ「いいや、私は福島の事故を見て考え方が変わった。やっぱり原発はあかん」
と3人で原発論議になった。帰り際「あんた、よう声かけてくれたなぁ。しゃべ
れてよかったわ。」とおっしゃった。
・「反原発」の旗や、スピーカーを鳴らしながら歩いていると会釈する中、高校
生や、手を振る小学生がいます。あまり都会ではない光景に心が安らぎます。
・かつて原発労働者だったという老人は、「わしら放射能の怖さなんか何にも教
えられなかった。胸につけた線量計がピーピーなり出すけど、そこら中で鳴って
いるから誰のが鳴っているかもわからず、仕事をしていた」とリアルな話に驚い
た。仲間は70代で多くが亡くなったとおっしゃった。
・名田庄での長い立ち話。「住民はみんな反対なのに町長や議員は何で賛成する
のか分からない」とのこと。

 この他にも、アメーバデモの参加者は、計1,000人以上の方々と直接お話を聞き
ましたが、80〜90%が原発反対あるいは原発に疑問を持っておられることが分か
りました。原発立地でも、脱原発・反原発の隠れた声が多数であることを実感し
ています。
 以上のような、いろんな声に教えられ、また、励まされてきました。身体は疲
れるけど、気持ちは何もしんどくない、楽しいと感じるようになりました。
 都市部の人にこの話をすると「へえー。チラシ配って『ありがとう』って言わ
れるの、いいなー」と興味を示されます。
 このことは、2月25-26日の若狭湾岸一斉チラシ配布(拡大アメーバデモ)に参
加された皆さんも実感されました。
 

.. 2018年06月18日 10:08   No.1423005
++ 橋田秀美 (小学校低学年)…6回       
この行動には、全国から延べ220人の方が参加されましたが、1日目の夜の交流
会でも「若狭の人は温かい。ほとんどの人から『ありがとう』、『ごくろうさん』
と言われた。都会でチラシ配っても『ありがとう』なんて言われたことがない。
来て良かった」との感激の言葉が多数聞かれました。
 現地の人たちに、反原発をアピールするだけでなく、運動する側の人たちに、
現地で行動する意義、喜びを感じてもらえたという意味では本当によい企画だっ
たと思いました。 (「その2」に続く)
    (6月15日発行「若狭の原発を考える会」発行のビラより)

.. 2018年06月18日 10:27   No.1423006
++ 中村泰子 (中学生)…31回       
原発労働者は団結して要求する!
 |  原発労働者の人権を取り戻そう!「原発関連労働者ユニオン」結成へ
 | ともに闘う知恵を出し合い、やれることを 5/26春闘集会
 └──── (被ばく労働を考えるネットワーク)

 5月26日、東京・文京区民センターで「原発労働者は団結して要求する!5・
26春闘集会」が開催された(参加者70名)。
 主催の被ばく労働を考えるネットワークが取り組んでいる課題について、関係
者の発言を受け、次のステップへ踏み出すために、「原発関連労働者ユニオン」
結成の呼びかけが行われた。以下に集会の概略を報告する。

◎梅田裁判を勝利させよう

 原告の梅田隆亮さんは、被ばく労働により発症した心筋梗塞が労災認定されな
かったことを不服として裁判を起こした。地裁・高裁は、原告の証拠・証言は無
視、被告の主張は鵜呑みにし、病気と被ばくの因果関係はないとした。現在、最
高裁へ上告している。
 梅田さんは、「全面マスクをすると息ができないので、マスクを少しずらして
作業した。線量計がすぐ鳴って仕事にならない時は、低線量のところにいる労働
者に線量計を預けて働いた」など、現場の実態を話した。
 弁護団事務局長の池永修弁護士は、「最高裁へは、憲法違反、法令解釈の誤り
を指摘する書面を提出した。リスクを身体の中に抱え込んでしまう被ばく労働は、
健全な労働といえず、労災不支給でさらに労働者に不利益を与えることは、憲法
のもとでは許されない」と話した。

◎あらかぶさん裁判勝利に向けて

 福島原発被ばく労災損害賠償裁判原告のあらかぶさん(ニックネーム)は、福
島第一事故収束作業従事者として初めて白血病の労災認定を受けたが、労災補償
を超える部分の損害賠償を求める裁判を2016年11月に起こし、その後、全国一般
北九州合同労働組合(ユニオン北九州)に加入した。
 現在この裁判は、北九州地域でナショナルセンターを超えて支援の輪が広がり、
労働運動として取り組まれている。

.. 2018年06月20日 08:12   No.1423007
++ 中村泰子  (幼稚園生)…1回       
あらかぶさんは、「作業員は放射線の危険について教育されず、危険という意
識を持っていなかった」「後に危険手当のピンハネがわかり、社員・下請全員の
未払い分の請求をしたが、社員の一部にしか支払われなかった。納得できずその
会社を辞めた」など実情を話した。
 ユニオン北九州の見口要さんは、「被ばく労働は、技能実習生の除染作業、原
発輸出などにも関連する世界の労働者の人権問題であると、この裁判を通して訴
え、闘っていきたい」と話した。

◎技能実習生の除染労働問題

 3月6日の日経新聞報道をきっかけに、技能実習生の被ばく労働が社会問題化
した。政府は、除染等業務は技能実習の趣旨にそぐわないとする行政通知を出し、
3月16日、技能実習生除染作業禁止の閣議決定を行った。
 全統一労働組合の佐々木史朗さんは、「ベトナム政府からも追及があり、国際
貢献の建前が崩れるのを恐れての閣議決定であり、この間の経緯は事態の深刻さ
を示している」と指摘した。
 「除染は、『途上国への技術移転』という技能実習の趣旨に反している。実習
生に危険を知らせず被ばく労働をさせて、帰国後、健康被害が生じても責任はと
らないということはあってはならない。
 政府は、除染をさせられた実習生に対し帰国後も補償すべきだ。技能実習制度
には、下請け、非正規、外国人差別などの問題が凝縮している。
 技能実習生は、会社を選べない、辞めることができない、居住地を変更できな
い。いやなら逃げるしかない。技能実習制度は奴隷労働であり、速やかに廃止す
べきである」と訴えた。

◎原発労働者の組合結成へ

 かつて、約4年間だけ原発下請労働者の組合が存在したことがある。1981年に
結成された全日本運輸一般労組原子力発電所分会である。その分会長だった斉藤
征二さんは、なぜ組合を作ったのか、今も原発下請労働の実態は変わらないと話
し、命の切り売りをなくすために、労働者の要求を掲げて闘うユニオン結成が必
要であると述べた。

.. 2018年06月20日 08:20   No.1423008
++ 中村泰子 (中学生)…32回       
被ばく労働を考えるネットワークの中村光男さんは、「原発関連労働者ユニオ
ン」の結成にあたり、「現場の労働者に信頼してもらうユニオンであるために、
こちらから粘り強く発信し、労働者の声に耳を傾け真摯に対応していきたい。要
求項目を目に見える形で社会に提案していきたい」と述べた。
 同ネットワークの川本浩之さんは、組合の先輩から「できるか・できないか、
ではなく、やるか・やらないかだ」と言われたことを引用し、「”できる”とは
なかなか言えないが、”やる”となったら皆で頑張ってやるしかない。それぞれ
が、やれることを何でもやろう。やれるよ、という人がいれば、ぜひ一緒に」と
協力を呼びかけた。

◎知恵を出し合い、やれることを

 何とか受け皿はできた。具体的な取り組みはこれからである。身分制度そのも
のの多重下請け構造は、団結させないためにある。原発労働者の要求を聞き、と
もに闘うために、知恵を出し合い、やれることから始めよう。

.. 2018年06月20日 08:27   No.1423009
++ 橋田秀美 (小学校低学年)…7回       
原発立地を歩いて   (その2)
 |  全国で起こった「反原発」の大衆運動や裁判闘争が
 | 電力会社に安全対策を迫ることとなり事故を防ぐことに繋がっている
 └──── (若狭の原発を考える会)

          ※(その1)は6/16発信【TMM:No3391】に掲載

◎原発立地に近い立地外住民の思い

 2018年5月8日の中日新聞朝刊に、小浜湾を挟んで5km離れた対岸の集落・小
浜市内外海(うちとみ)地区での大飯原発再稼働についての世論調査の結果が掲
載されました。
 ほぼ半数が再稼働に反対し、8割以上が廃炉を求めていることが分かりました。
私達はその地域にも行ってみました。
 大飯原発は陸地からは見えないと思っていましたが、泊という地区からは見え
ました。最初にお話しした人からは、いきなり「原発を動かす政府が悪い」と怒
りの言葉でした。出会う人がほとんど「原発反対」とおっしゃいます。

 原発が目と鼻の先にあり、もし事故がおきたら真っ先に被害を被る。小浜市は
原発を拒否したのに、そんな理不尽さも感じ取れました。
(注:小浜市内外海地区の一部は、大飯原発から5km圏すなわち事故時にすぐ避
難が必要な「予防防護措置区域(PAZ)」にありながら、小浜市は原発の立地
自治体ではないため、地元同意の手続きから外れています。)

◎原発立地も変わりつつあります

 私たちは、高浜で、美浜で、おおいで集会や講演会、デモをしてきました。そ
の集会やデモに現地の人が参加して欲しいという気持ちはもちろんあります。
 しかし、それはなかなかできないことだというのも分かっています。
 しかし、私達が現地で声を上げ、行動することで「声をあげていいんだ」、
「反対って言っていいんだ」と思う人が増えていっているのは確かだと思います。
 なにかあったときに、この人たちはきっと立ち上がってくれると信じ期待して
います。

.. 2018年06月20日 08:40   No.1423010
++ 橋田秀美 (小学校低学年)…8回       
 一昨年の12月18日高浜原発の地元中の地元・音海地区が「40年超え原発運転延
長反対」の決議を上げました。地域には「高浜原発運転延長反対」の立て看板が
たち、今やのぼりまで立っています。
 これにあわてふためいたのは関西電力でした。関西電力はこの音海対策のため
に対策本部を設け、人員を配置し懐柔策に乗り出しました。地区の新年会に出席
したいと言いだし、一升瓶をぶら下げて来たそうです。この事実から分かること
は、やはり、地元から反対の声が上がるということが一番怖いのです。

 昨年12月3日おおい町で反原発集会とデモをしたとき、「こうして外から来て
原発反対運動をしてくれるのはありがたい。こういう運動がなかったら若狭で原
発重大事故が起こっていたかもしれない」という住民の方がおられました。私は
ハッとしました。

 3.11福島第一原発事故という大きな犠牲の下、全国で起こった「反原発」の大
衆運動や裁判闘争が、電力会社に安全対策を迫ることとなり、事故を防ぐことに
繋がっているのです。
 反対行動がなければ、多額のお金を要する安全対策などせず、老朽原発を含む
原発を次々に動かし、重大事故の確率は格段に高くなっていたでしょう。

 社会の不条理に無関心であること、声を上げず、行動に表さないことは、無自
覚のうちの国策、体制擁護であり、自分を含む多くの人も危険に追い込むことに
なるのだと改めて考えさせられました。

.. 2018年06月20日 08:56   No.1423011


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