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「もんじゅ」失敗 反省なく 日仏共同 高速炉開発に黄信号 仏が計画規模縮小へ 原発ありきのツケ プルトニウム消費先に高速炉「本末転倒」
一兆円の費用をかけながら、運転はわずか250日。失敗に終わって、ようやく1 昨年、廃炉が決定した高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)。その反省 もないまま、政府はフランスと新たな高速実証炉「ASTRID(アストリッ ド)」を共同開発するとしてきたが、ここにきて当の仏政府が計画の大幅縮小を 表明した。この黄信号を無視して、日本はまだ核燃料サイクルへの道を進み続け るのか。(中略)
《デスクメモ》 言い古されたとはいえ「原発はトイレのないマンション」という形容はけだし 名言だ。後先考えずに、目先の利益で事業に乗り出す。そして泥沼へ。 「やめよう」と言う勇気がない。でもヘタレと言われるとキレる。 戦争も原発も根は一つ。不幸にも、この幼児性は増幅するばかりだ。(牧) (6月10日朝刊26-27面「こちら特報部」より抜粋)
.. 2018年06月12日 08:50 No.1421001
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