返信


■--東京裁判での裏切り者
++ 仲條拓躬 (大学院生)…102回          



東京裁判で忘れてならないのは、田中隆吉です。元兵務局長、上海事変を起こした張本人でもあり、A級とまではいかなくても戦犯になりそうな人ですが、検事局に大変な協力をし、彼がいないと被告が挙げられないというほどいろんなことを喋ったので、被告として追求されることはありませんでした。

一方、陸軍にとっては「裏切り者」というわけで、戦後も元軍人さんたちが「名前を聞くのも嫌だ」というほど憎まれました。この人は巨魁といってもいいような顔をした「大入道」で、堂々と検事局の質問に答えるのですが、それまた記憶力が抜群で、ものごとの年月などがはっきりと頭の中に入っているのです。こういうのが本当は困るのです。

人間あまりに記憶力がいいのも考えものだというくらい、日時や場所をいちいち淀むところなく正確に答えています。たとえば、満州事変で石原莞爾と組んだ、後の陸軍大臣、板垣征四郎さんについて尋ねられた時には、本人の前で、「私の恩人であります」と言っておいてから。

「板垣閣下は…関東軍がもっておりました内面指導権というものをいかんなく行使せられまして、巧みに満州国をコントロールされました」これ、どう考えても、板垣さんが満州国を牛耳った悪者だと言っています。本人の前で、恩人と持ち上げておいて、しゃあしゃあと恐れもなく述べるのです。これに検事が喜ぶと、またどんどん喋るわけです。

張作霖爆殺事件については、「直接、河本大作大佐から聞きました」「長勇大尉からも聞きました」とへとも思わず堂々と言うので、いざ確認しようとすると、河本さんは中国に抑留されていますし、長大尉も、後に中将までいきましたが、すでに沖縄で戦死しています。二人とも証人として引っ張り出すわけにもいきませんから、陸軍はかたなしです。

また満州事変については、建川美次少将が、計画を止めるために日本から派遣されたものの、飲まされて酔っ払っている間に事件が起きてしまったという経緯がありましたが、田中さんは「本人から聞かされた打ち明け話」として喋ります。
.. 2018年06月11日 09:37   No.1420001

++ 仲條拓躬 (大学院生)…103回       
「自分は満州事変を予期しておって…南陸軍大臣は関東軍の行動を中止せしめるように…という話だったが、自分は止める意思はさらになかった…自分は18日の夕刻奉天についたが…料理屋に行った。そのうちに大きな大砲の音がすると芸者がぶるぶる震えだした。

自分は、なにオレがここにいる。…ブルブルするなといっても、一晩じゅう芸者ならびに家のものは震えあがっておった。朝までぐっすり寝たら花谷少佐が迎えにきた。それからはじめて関東軍に行ったが、もう事件ははじまっており、自分の使命は果たされなかった」

−このように建川閣下が言うのを、私はちゃんと聞きました、と田中さんは言うものの、当の建川さんは昭和20年に亡くなっていて、これも証人として呼び出せません。つまり、田中隆吉少佐は、ほとんど亡くなっていたり、日本にいない人たちの話を「自分が直接聞いた」と繰り返して喋るのですが、日時や場所がまったく正確ですから、なにかこう「聞いた」という内容も間違っていないんじゃないかと思わせる迫力がありました。

こうして次々と自分の上の人たちの「悪行」をさらにあげつらって検事局を喜ばせたのです。正直な話、陸軍としては当時、煮え湯を飲まされる以上の思いでこれを聞いていたでしょう。「お前、何を言っとるんだ」なんてもう言えないわけですから。板垣さんなど、目の前で恩人呼ばわりしながらなんでそんなことを言うのか、と思ったでしょう。

.. 2018年06月11日 09:45   No.1420002
++ タク (社長)…475回       
乳化剤入りのマヨネーズ

マヨネーズは問題の多い食品です。まず、マヨネーズと、マヨネーズ風調味料・マヨネーズ風ドレッシングは、まったく違う物だということを消費者は認識すべきでしょう。最初にマヨネーズと名付けたのはフランス人です。古いフランス語で卵黄のことをマヨンと呼んでいたことから「マヨネーズ」という名前が生まれたと言われています。

ただ、マヨネーズそのものが生まれたところはスペインのメノルカ島とされています。メノルカ島には鶏がたくさんいて、オリーブオイルもレモンも採れて、ビネガーが製造されていたという、マヨネーズを作るための好条件が揃った土地でした。

ですから、最初のマヨネーズには、卵黄とオリーブオイル、レモン、白ワインビネガーしか使われていませんでした。塩も入っていません。これがマヨネーズの原型なのです。卵の黄身にはレシチンという成分が含まれているのですが、これが乳化剤の役割を果すため、油や酢などの材料がうまく混じり合うのです。

家庭で作る場合にも基本的に卵の黄身で作ると思います。全卵で作る場合もありますが、いずれにしても黄身に含まれるレシチンのおかげで、ねっとり滑らかなソースが作られるのです。工業製品のマヨネーズも卵を使いますが、ここで使われるのは、大体は「液卵」と呼ばれる物です。液卵を製造するメーカーがあるのです。

そうしたメーカーでは卵を黄身と白身に分けて、黄身は液卵として、白身はメレンゲのように白身だけが必要な食品の材料としているのです。そういったところからマヨネーズのメーカーは卵を液卵で仕入れるわけですから、卵が割られてからいったいどれだけの時間が経過しているか分かりません。

そこに様々な食品添加物、調味料を混ぜてマヨネーズが作られるのですが、乳化をうまく促すために、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルといった乳化剤が使われる場合があります。これらの化学物質が、それを摂取した我々の身体に何の影響も与えないと言えるでしょうか。

.. 2018年06月11日 09:56   No.1420003
++ タク (社長)…476回       
私は、いたずらに危機感をあおろうなどという気持ちはまったく持っていません。しかし、複数の食品添加物(化学物質)が体内で起こす反応は、どんな優秀な科学者にも分からない、ということを知ってもらいたいです。我々にとって、食べ物とはいったい何なのか、食事とはどういうことなのかを考え直さなければならない時代に、暮らし、生きているのです。

マヨネーズ風調味料・マヨネーズ風ドレッシングに至っては、卵すら使われていません。マヨネーズみたいな色が付いているのですが、あれは着色料です。それだけでも食べるに値しないのですけれども。卵黄レシチンの効果がないので、乳化剤をより大量に使わなければ材料がうまく混じり合いません。

混じり合わなければ分離してしまい、マヨネーズの価値がなくなってしまいます。それを防ぐために大量の乳化剤が使われていると考えなければならないでしょう。この乳化剤、食品添加物として使われている場合には、原材料名を見ると「乳化剤」という名称で書かれています。これは一括表示と言われるものです。

何種類もの化学物質をどんなにたくさん使っていても、「乳化剤」と一括で表示すれば「よし」とされているのです。具体的にどんな薬剤が何種類使われているのか、消費者には分からない仕組みになっています。乳化剤は食品だけでなく、シャンプー、中性洗剤、化粧品などにも使われています。

まったく同じ物質が「界面活性剤」という名称で使用されています。洗剤などに含まれる界面活性剤は、下水に流されて自然に大変なダメージを与えていることで批判を浴びている物質です。環境を破壊してしまうような毒性のある化学物質を、片方では平気で食べているのです。食べている人たちの身体は、どうなるのでしょう?

日常的に食べている食べ物の中に界面活性剤と同じ成分が入っていることの危険性について、一度じっくり考えてみてはいいのではないでしょうか。もちろん、マヨネーズだけでなく、チョコレート、アイスクリーム、缶コーヒー、コーヒーフレッシュなど、あらゆるものに乳化剤は使われていますが、マヨネーズは現代の食生活の縮図という意味で、非常に象徴的な食品なのです。

.. 2018年06月11日 10:22   No.1420004
++ 浜島高治 (中学生)…39回       
<接戦>の<新潟県知事選挙>はなぜ負けたか?
 | 自民・公明アベ政権全力のおどしだましゴマカシ作戦!
 └──── (神奈川県在住)

 花角側はステルス隠れ作戦だけでなく、自民・公明アベ政権全力のおどしだま
しゴマカシ作戦!
・花角英世54.7万票>池田千賀子51万票>安中聡4.6万票。
 投票率58%前回より5%増。
・原発反対即廃炉1本の安中はなぜ票割れ立候補をしたか?
 北へ新幹線延長工事を餌に、隠れ自民党は建設業界に期日前投票を強要:接戦
4万票差は現地周りで聞いたそれだ。

・最終日6/9朝刊メジャー「新潟日報」の1面広告:最上段に「原発に未来は無
い」、続いて「新潟の事は新潟で決める」、そして文字が大きくなり「私達は騙
されない」、下段にメッセージ「蓮池透−再稼働する資格のない東電/うそでぬり
かためられた原発」と「吉原毅―採算が合わない原発は即時やめよう/自然エネル
ギーで切り開く明るい未来」、そして「新潟から女性の力で大きなうねりを!」
:「社会に出ると私達「女」はいろいろな制限に突き当たり…」の囲い風船。
 池田候補オレンジ色が鮮やか(推敲過程に居合わせたので感激)。ところが、
3枚めくった先に相手の1面広告:中央に大きな黒文字で「脱原発!三つの検証
をしてから…」、どちらがどちらなのか分からなくなる−かくらん・ゴマカシ。

・魚沼市で商工会議所代表が「女の知事は要らない」発言:横に居た花角候補も
前々知事も「聞いていない」ととぼけ、むしろ花角の娘さんの方が拒絶反応。
 県内の市長20人中18人が篭絡(ろうらく)された。新潟市長のコメントの中に、
「池田候補に東電と太いパイプがあるのか?」、「東電と太いパイプ」がある方
が問題だ。原発地元の柏崎市の桜井市長は、初めは池田陣営だったのに花角支持
に転向表明した。
・中心街古町角の区役所前でノボリ旗の3人が居る。声は一切無し。近づいて旗
の下の方を読んでようやく花角候補側であることが分かりました。

・信濃川を渡り、県庁近くの社民党本部横を歩いたら、手前に大きな花角選挙事
務所角柱看板があり。タバコ吸いの1人を見ただけ。近藤ちかこポスターが目立
たなくなる。

.. 2018年06月12日 08:24   No.1420005
++ 浜島高治 (中学生)…40回       
・選挙事務所は新潟駅から遠く、当方1人辻立ちした四つ角からさらに奥:訪ね
て来た人達が事務所がわからない、困ったというので最終日にノボリ旗をようや
く立てました。
 米山選挙では、市民側の重鎮だった協同組合元老のヒゲの山本一哲さんは海外
で不在。朝一番出で、掃除・食事造り、中心街でポスター片手に1時間メガホン
辻立ちの梅田さんも不在。
 蓮池さんと同行した池田ちかこ候補は柏崎市役所、市議、県議を経験されて立
派、野党優位なのに残念。

.. 2018年06月12日 08:29   No.1420006
++ 柳田 真 (社長)…318回       
安倍9条改憲NO!政治の腐敗許さない集会に2万7千人
 |  たんぽぽ舎20人、東海第二原発止めようの宣伝・ビラ配布・署名
 └──── (たんぽぽ舎、止めよう!東海第二原発首都圏連絡会)

 6月10日(日)雨の中、国会前で2万7千人が、安倍NO!、森友・加計疑惑追
及の声をあげました。
 前段では、財務省と麻生財務大臣を追及する市民団体が独自集会、「公文書改
ざんOK、全員不起訴」国民なめんなよ!の行動がにぎやかにおこなわれました。
 安倍やめよ集会では、鎌田さとし(ルポライター)さんが、日本の民主主義は破
壊されてしまった。安倍政権打倒のためにがんばろうと訴えました。
 集会の最後のシュプレヒコールでは、「原発の再稼働反対!」のコールがあり
ました。
 たんぽぽ舎は約20人が参加。ハンドマイク2台と横断まく、ビラで「止めよう!
東海第二原発」を訴え、署名をお願いしました。(「止めよう!東海第二原発首都
圏連絡会」のビラ1500枚、「東海第二原発の運転延長・再稼働反対」署名は333筆)

.. 2018年06月13日 11:43   No.1420007
++ 上岡直見 (高校生)…64回       
〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

 朝鮮半島の緊張緩和が期待される一方で、日本では緊張をあおり軍事力強化や
自主核武装の議論が高まっています。
 世界の核はどうなっているのか。どこがどう狙われるのか。「有事」の際の避
難はできるのか。テロより危険な「内なる敵」とは…。
 社会的・経済的・技術的な事実に基づいて、国民保護政策を見直し、本当の危
険はどこにあるのかを考えます。

.. 2018年06月13日 12:31   No.1420008
++ 仲條拓躬 (大学院生)…104回       
石原莞爾の未来予想

「戦闘単位が個人で戦闘の量が国家だということは、国民の戦闘力すべてを使うことになる。老若男女どころか国土全部が戦争に巻き込まれる。航空戦が中心になるが、爆撃目標になるのは軍隊ではなく、もっとも弱い部分である。無着陸で地球を何周もできる航空機と、瞬時に都市が廃墟になるような兵器が登場した時に最終戦争は始まるだろう」戦時中にこれだけのことを予想できた方はいたであろうか?

30年内外で最終戦争が起こり、50年以内には世界は1つになると、石原莞爾は「算盤を弾いた」。世界統一は八紘一宇≠フ実現だから、そのために昭和維新≠ェ必要で、30年以内に東亜連盟(日本、満州、支那)の生産力をアメリカに匹敵するものにしなければならない。この言葉からわかるように中国と戦争してはいけなかったのです。

最終戦争とそのあとの世界統一では、日本とアメリカは最終戦争を戦うかもしれない。戦争は避けたほうがいいが、現実の世界は、「道徳談義だけでは、この大事業をやれないらしいのです」。したがって、「数十年後に迎えなければならないと私たちが考えている戦争(最終戦争)は全人類の永遠の平和を実現するための止むを得ない大犠牲」であると言う。

石原莞爾は現実分析をもとに原子爆弾を予言していました。太平洋戦争が始まる8ヶ月前、昭和16年4月に刊行それた石原莞爾の『戦争史大観』は「将来の予測」と題された章で、最終戦争、つまり日米戦が起きる時期と条件をこう説明しています。

「アジアの諸民族が団結する時。東亜連盟が結成される時。」「アメリカが西洋文明の中心であることが確立した時。」「決戦用の兵器が発達して、とくに飛行機が無着陸で世界一周が可能になった時。」そのうえでこう書いています。

「原子爆弾による驚異すべきエネルギーの発生が、巧みに人間により活用せらるるようになったらどうであろうか。・・・またそのエネルギー用うる破壊力は瞬間に戦争の決を与える力ともなるであろう」

以上が石原莞爾の『最終戦争論』の概略です。イメージ豊かな未来像には圧倒されます。そこから予言者・石原莞爾の像が作り出されました。そして後に現実化したのです。だが、それらは過去を考えればわかることでもあります。

.. 2018年06月13日 12:57   No.1420009
++ 仲條拓躬 (大学院生)…105回       
たとえば市民を対象にした無差別爆撃も、すでにヒトラーがロンドン空襲で実施していたし、数年後に実施された日本の本土の無差別爆撃は、アメリカは早くから研究していて、日本軍も充分承知していたはずです。核兵器の理論は専門家には知られていた。

石原莞爾は戦争史に「次元」の概念を援用しているくらいだから、アインシュタインの理論になじんでいたと考えられる。すでにドイツは原子爆弾の基礎研究に着手していて、アメリカが短時間で完成させたことは歴史のとおりです。

.. 2018年06月13日 13:19   No.1420010


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用