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ハム類など肉加工について、安全性に気を遣い、非常に手を掛けて心を込めて作っている会社と、食品添加物を大量に使用して、とてもハムとは呼べないようなまがい物を作っている会社と二分されます。
肉加工ですから、おいしく見えなければ消費者は買いません。おいしく見せるためには色が大事です。そこで、色を綺麗に見せるために、多くは亜硝酸塩、または亜硝酸ナトリウムと呼ばれる発色剤が使用されているのです。これがハム類では一番危険な物質です。
この化学物質を食べてしまうと、胃の中で反応が起きて発がん性物質が作られることが明らかになってしまいます。最近は使用量が若干抑えられているとも言われていますが、少なくはなってもやはり使われ続けています。
発色剤が入った物を大量に食べてしまうと、身体にかなりの影響があるということは想像できると思います。まず考えて貰いたいのは、価格の事です。ハムの材料は豚肉です。例えば、豚肉100グラムの価格と、ハム100グラムの価格と、どちらが安いでしょうか。
ハム100グラムのほうが安いということをご存じの方はたくさんいらっしゃると思います。これ、おかしいと思いませんか、ハムにするには素材を加工する技術が必要で、素材の肉に加工賃が加わっているはずなのに素材の肉よりハムのほうが安いとはどういうことなのか。
要するに、増量剤、防腐剤、結着剤、香料、着色料など、混ぜ物がたくさん入っているということです。加工肉というのは、外食の食材としてものすごく便利です。普通の肉の場合、時間が経過しても売れないまま残っていると色も悪くなってきますし、せっかく仕込みをした物が劣化して使えなくなったりすることがあります。
それが、加工品だとそのまま保存しておいても相当の間保ちます。家庭でも同じだと思います。どうしてそのように同じ状態が保たれているのかということも考えて欲しいのです。その理由は、それなりの処理がなされているからなのです。
.. 2018年05月28日 12:54 No.1412001
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