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泊原発問題の核心に迫る | 「原発問題の本質は放射線被曝」「低線量長期内部被曝」 └──── (北海道泊村在住)
◎泊原発を何とか廃炉にしたい、ということで泊村の村営住宅に移り住んで2年 半経過しつつあります。 昨年秋頃ようやく「原発問題の本質は放射線被曝」と突き詰め、さらには「低 線量長期内部被曝」と決め付けました。 ここに至ったプロセスは、活動40年の歴史を有する「岩内原発問題研究会(岩 内原問研)」会長斉藤武一さんとの週に多くは2日3日をかけた問答とご指導が ありました。(岩内町は泊原発近隣4町村の中核自治体=岩宇地域という)。
この間札幌から2時間余の岩内町と泊村に、多くの先達研究者にご講演に来て いただいたことも大きい。 木原壮林氏、西尾正道氏、小出裕章氏、他の方々です。斉藤武一さんは私にと って、これらの先生方のご講演の名解説役でもあります。
とりわけ、西尾正道先生のご講演の中で出された「多重複合汚染」の問題につ いては、翌日の斉藤さんの体験を交えた恐怖の解説には震え上がり、人類の悲惨 な末路を真底予感したものです。(それでも立ち上がって戦おうと仲間と確認し た)。 まずは原発を廃絶する闘いを。一層奮起せざるを得ません。
◎トリチウム問題に取り組む
最初にやはり、斉藤武一さんのニュース発行がありました。第11号です。 泊原発周辺地にポスティングし続けているが、これら印刷物の効果も徐々に出 てきています。 原発の隣町だが、やや奥まっていて関心が薄れている地域の農家で、ある件で お話したついでに「原発についてどう思いますか?」とお聞きしたら、何と我ら のチラシの「がん」の記事そっくりのことを言い出しました。 イザというときには、反対派が一層増えそうです。 ここにきて、トリチウムのニュースの改訂版を発行し、岩内町全戸7,000世帯に 着々と配布しています。もうすでに、岩宇4町村の内、神恵内村と共和町にはほ ぼ完全配布済みです。 昨年末の福井県大飯町での全国相談会で非常に高く評価されたトリチウム情報 紙の改訂版を入れたポスティングだから、一層効果が期待できます。 泊原発問題の核心に一段と深堀り肉迫しています。
.. 2018年04月09日 10:13 No.1373002
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