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東日本大震災から7年目です。地震・雷・火事・親父と子どもの頃から聞かされ、様々な災害の中で生活してきました。だが、ここにきて「津波」と「放射能」というものが加わり、「放射能」に至ってはとても厄介なもので人間の寿命をはるかに越える期間、子々孫々まで苦しめるのです。 進歩が加速した現代において人間の叡智、倫理が追いついていけない状態です。科学技術の進歩は人類を豊かにしていますが、命を大切にする科学であって欲しい。一つ一つの生命とともに命の繋がりを過去から現在、そして未来へとすべての時空を大切にする精神がなくてはならないでしょう。 科学技術の進歩は我々の暮らしの利便性を高め様々な分野で貢献をしてきたのだが、一方では危険性をもたらしています。この度の放射能災害はその現われではないでしょうか。天災に輪をかけて人災が発生しました。世界中が大きな危機感を抱き、全面的な協力を具体的に提示してきた。国際的にも有力な国々が協力を申し出られたことはとても有り難いです。 環境問題でも原子力は自然を大切して、守られるのではなく、むしろ破壊した。自然に関する科学的な知識の増大と人間中心主義の高まりと理解すれば、促進にかかわって来た自民党や読売グループはどう思っているのだろう。 現実は地震と津波によって原子力発電所は破壊され、人災も加わり事態の収束の目処がたっていない。たんなる一民間企業の事故では済まされないでしょう。東日本大震災で亡くなられた方々に哀悼の意を捧げるとともに被災に遭われた方々に心より深くお見舞い申し上げます。
.. 2018年03月12日 11:50 No.1354001
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