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「事実誤認、受け入れられない」 関電の使用済み燃料搬入報道
関西電力が福井県内3原発の使用済み核燃料を青森県むつ市の中間貯蔵施 設で一時保管する方針を固めたとの報道を巡り、同市の宮下宗一郎市長は 7日、市役所で記者会見し、「国や事業者などから一切聞いておらず、事 実誤認なのではないか。市民が不安に思う報道がなされたのは遺憾だ」と 不満を示した。 同施設は東京電力と日本原子力発電の共同出資による施設。
これを踏まえ、宮下市長は「当初から関西電力が入ってくるような仕組 みを全く想定していない。仮に関西電力が当地で(中間貯蔵)事業をした いと言っても『はい、いいですよ』とはならない。到底受け入れることは できない」と強調した。 記者会見した意図については「(全国から使用済み核燃料が運び込まれ てくるのではないかという)市民の不安を払拭(ふっしょく)するため、 現時点の市の考えを示す必要があった」と述べた。
一方、関電は同日、同社ホームページに「当社が使用済み燃料を青森県 むつ市の中間貯蔵施設に搬入し、一時保管する方針を固めた事実は一切あ りません」と掲載した。
(1月8日11:58配信) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180108-00010007-dtohoku-bus_all
.. 2018年01月10日 08:30 No.1314001
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