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■--口頭弁論の報告
++ 冨塚元夫 (課長)…165回          

.『民をだまし大地と海を汚した東京電力と政府の責任を問う』
 |  東電は長期評価の津波予測について2008年3月には福島第一原発に
 | 波高15.7mの津波が来襲するという結論に至っていた
 | 12/13「井戸川裁判」(福島被ばく訴訟)第9回
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 12月13日午前10時開廷の103号法廷には続々傍聴者が入廷し、満員で入れない人
が10人以上出たそうです。この日法廷では第13準備書面の要旨が原告弁護団から
読み上げられました。

 裁判後の報告会では、この準備書面について古川元晴弁護士から詳しい説明が
ありました。
 さらに原告井戸川克隆さんから「福島原発行政の今昔」というプレゼンがあり、
科学ジャーナリストの添田孝史さんから「国が隠した福島沖の大津波」というプ
レゼンがありました。
 井戸川さんのプレゼンは、福島第一原発事故前の彼の日記・記録を元に、国
(保安院等)、福島県が事故後の対策のマニュアルがあったのに無視して、すべ
きことをしなかった罪を明らかにしています。
 添田さんのプレゼンは、津波予想についての「東電のうそ」を国も県も知って
いたので同罪であること、検察も知っていながら起訴しなかったことを明らかに
しています。

 第13準備書面の要旨は下記のとおりです。
1.被告らは各自に課せられている責務を遵守して、2006年に改定された耐震設
計審査指針(新指針)に照らした耐震安全性確認を実施すべきだった。
 (1) 被告らの根幹的な責務
 ア.東電は、原発事業者の高度注意義務、特に高度の予見義務を遵守すること。
 イ.被告国は原発事業者が遵守すべき安全基準を定め、規制権限を行使するこ
と。
 ウ.被告国は原発事業者に対し、主導的、積極的な役割を果たすこと。
 (2) 最新の知見に即応した安全性の確認が実施されていない場合は、「設置許
可をしてはならない」ので、まず原子炉を止めて万全の措置をとるべきだった。

2.被告らの、新指針に基づくバックチェックの致命的な不備と不作為は違法で
ある。

3.被告らの反論は失当である。特に被告国の第8準備書面による「切迫」性、
「優先順位」性は、論理的に成り立たない。
.. 2017年12月21日 11:19   No.1309001

++ 冨塚元夫 (課長)…166回       
4.被告の最後の「優先順位」の主張は「津波対策は地震対策に比べ早急に対応
すべきリスクとしての優先度がない」という主張ですが、驚くべき理屈です。
 あたかも地震対策に時間と費用をかけたので、津波対策があと回しになり、時
間的に間に合わなかったかのように述べていますが、実際は耐震補強工事をほと
んど行っていなかった。
 被告東電は、最終報告予定を2016年1月としており、保安院も東電のバックチ
ェック実施および対策工事の遅れを黙認していた。

5.被告らは津波についてのバックチェック実施を完全に先送りしていた。
 しかし被告らは、福島第一原発に重大な影響を及ぼす津波として、2つの「津
波予測」が存在していることを認識していた。
 1つは、バックチェック指示前の2002年に推進本部が公表した「長期評価」の
津波予想で、もう1つは、バックチェック指示後に知見の進展が見られた貞観津
波についての予測です。
 長期評価の津波予測について東電は、2008年3月には福島第一原発に波高15.
7mの津波が来襲するという結論に至っていた。
 貞観津波の予測については、安全性確認が不可避ではないかと、保安院内部で
検討されたが、プルサーマル推進を優先させようとする人たちが、まともな意見
を抑えつけたことが知られている。

6.ほかの裁判では取り上げられていない重要なことがあり、それは東北電力が
女川原発についてバックチェックを実施していたということです。
 そのことは、原子力安全基盤機構(JNES)が2010年に文書で報告しており、
津波対策の必要性、緊急性は当時一般に認識されていなかったという被告の主張
を完全に否定するものです。
 しかも、実は女川よりも福島第一のほうが津波対策の必要性、緊急性が高かっ
たと認識されていたのです。

.. 2017年12月21日 11:41   No.1309002
++ 反原発自治体議員・市民連盟 (幼稚園生)…4回       
1月10日におこなわれた「反原発自治体議員・市民連盟」からの
 |  関西電力に対する申し入れ文の紹介
 └──── 「反原発自治体議員・市民連盟」

2018年1月10日   関西電力株式会社 社長 岩根茂樹 様

反原発自治体議員・市民連盟
共同代表 佐藤英行 野口英一郎 福士敬子 武笠紀子

 高浜原発の稼働を停止し、大飯原発を再稼働せず、全ての原発の廃炉を
決定することを求めます。〜若狭湾での多重原発事故が想定されます〜

貴社・関西電力では、文書での回答はしないとのことで、12月の質問
について、電話でのご回答をいただきありがとうございました。
【2017年12月の質問】原発周辺自治体住民の中から、再稼働反対、運転延長
反対の声が高まっていること、電気消費地からも原発反対の声が上がって
いることをご存じですか?
【12月の回答】貴社・関西電力では、再稼働反対の声があることは存じて
いるとの回答でしたが、どの程度反対があるか?については、今回の質問
事項には無いので答えないとのことでした。

【2018年1月の質問】

1、貴社では、貴社・関西電力の原発再稼働反対、運転延長反対の声があ
ることを、どのようにして知りましたか?
2、貴社の原発の周辺自治体住民の何割が反対していると認識していますか?

*なお、以下の判断については、未だ否定はされていません。
 違うという場合はご連絡ください。

【10月の質問からの判断】

1、関西電力は、福島原発過酷事故の原因が何であるかに関わらず、高浜
原発を稼働させ、大飯原発の再稼働を目指している。
2、想定外の大地震・大津波が来た場合には、関西電力の原発は耐えきれ
ず爆発する。
3、若狭湾の15機のどの原子炉が爆発した場合でも、関西電力の職員は
各原発の持ち場を離れない。
4、原発周辺住民に対して、同時多発の原発事故の可能性については、関
西電力から説明する必要はないと考えている。
5、関西電力の原発爆発で、琵琶湖が放射能汚染される可能性が高いが、
琵琶湖の放射能汚染防止対策は考えて無い。
6、関西電力には、ミサイルが原発周辺に落下した場合の対策は無い。

.. 2018年01月15日 12:04   No.1309003
++ 渡辺秀之 (大学院生)…121回       
東電は日本原電(東海第二原発)の債務保証をするな!
 |  柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!
 | 東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
| 原発事故避難者の住居を奪うな!
 | 放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!
 | 2/7第53回東電本店合同抗議の報告
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

◎本抗議の様子は、たんぽぽ舎新HPでご覧下さい。
新HP こちら サブメニュー「東電本店合同抗議」
〇立春を過ぎても春とは名ばかり、厳しい寒さの中、2月7日(水)17時
30分から18時15分まで、「再稼働阻止全国ネットワーク」主催の「大飯原
発、再稼働やめろ!」関西電力東京支社抗議行動(富国生命ビル前:地下鉄
内幸町駅A7出口すぐ)が行われた。参加者は、約50人。
〇引き続き、東京電力本店前で「東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
柏崎刈羽原発再稼働するな!原発事故避難者の住居を奪うな!日本原電
(東海第二原発)の債務保証をするな!」のコールが鳴り響いた。多数の
ノボリ旗と横断幕が、多くの人の協力で、東電に向けて掲げられた。
呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、128の賛
同団体と共に、第53回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は、約80人。
〇最初に、福島県いわき市の佐藤さん(原発被害者訴訟原告団全国連絡会:
事務局長)から、「本日、“小高に生きる”裁判の判決があった。原発事故
により避難指示を受けた南相馬市小高区の住民約300人が、賠償の基準が妥
当ではないと訴えた集団訴訟です。原告らは約109億円の賠償を求めていたが、
判決は約10億9000万円の賠償命令でした。これまでの原発事故関連訴訟判決
を総括すると、国と東京電力の責任は確定しています。なお、3/27、今後
の交渉に向けた院内集会を予定しています。皆様のご支援、今後もお願い
します。」との挨拶があった。

.. 2018年02月14日 08:23   No.1309004
++ 渡辺秀之 (大学院生)…122回       
次に、東電福島第一原発事故により東京に避難中の鴨下祐也さん(福島原
発被害東京訴訟原告団長)から、「区域外避難者(自主避難者)が中心となっ
て起こした裁判の内、3月15日に京都訴訟、3月16日に東京訴訟、3月22日
にいわき訴訟の判決が出ます。私たち事故被害者は、事故の加害者である
東電と国の責任を明確にする勝訴を目指しています。
 なお、“原発被害者訴訟原告団全国連絡会”を、名称を呼びやすく“げ
んげんれん”に略します。皆様のご支援をお願いしたい。」との抗議アピ
ールがあった。
そして、日本音楽協議会による「音楽での抗議」が行われ、歌声が夜空に
響いた。
 また、「反原発自治体議員・市民連盟」による東電本店申し入れ行動が
行われた。
 続いて、「脱被ばく実現ネット」などの8個人・団体から、アピール、
関連イベントの報告・告知があった。
最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)で締めくくり、19時35分に終了。
カンパ額は、19,308円でした。ご協力、ありがとうございます。
抗議終了後、近隣の居酒屋で有志による懇親・交流会が和やかに行われた。

.. 2018年02月14日 08:36   No.1309005
++ Y.S (幼稚園生)…1回       
原告団共同代表の大石さんが読みあげ説明することができました
 |  2/8東海第二原発運転差し止め訴訟裁判を傍聴して
|  日本原電や国は代理人が文書を提出するだけ 発言なし
 └──── (茨城県在住)

 たんぽぽ舎の通信を読ませていただいている者です。先日2月8日に行われた、
東海第2原発運転差し止め訴訟裁判の傍聴に行ってきました。
 その時の事をどなたも投稿されていないようなので、びっくりしたことを少し
だけ報告させてもらいます。

◎ この日、準備書面(58)を原告団共同代表の大石さんが読み上げ、説明するこ
とで事前に裁判所に申し入れてあったそうですが、冒頭で裁判長から「受け入れ
られない」という話がありました。
 その理由は「陳述は訴訟代理人の弁護士がするもの」というのが裁判の決まり
だからとのことでした。訴訟を起こしている当事者で、自身でいろいろ調べて書
いた内容を説明できないはずはない!と、弁護士や傍聴人たちが抗議しました(私
も小さく拍手して応援)。

◎ その後、3人の裁判官が協議の上、「例外」として大石さんの陳述が認めら
れました。この間、大石さんは終始冷静で、発言は控えていました。
 それに対し、裁判長は「ゆでだこ」(この表現申し訳ないですが、当たってい
ます)のように顔を真っ赤にして、弁護士の発言にかぶるようにご自分の見解を
話していました。

◎ 大石さんの陳述は時間が短縮されたにも関わらず、要領を得てわかりやすか
ったです。本当にご苦労様でした。
 私は昨年春から賛同人になり、今回も入れて3回傍聴してきました。いずれも
日本原電や国は代理人が文書を提出するだけで、一言の発言もありません。
 裁判官たちはこれが三権分立の裁判と思っているのでしょうか。裁判なら双方
の意見が戦わされるのでは、と期待した私はテレビドラマの見過ぎでした。
 ストレスが多い事と思いますが、原告団の方たちのより一層のご活躍をお祈り
します。都合の許す限り傍聴し、応援していきたいと思います。

.. 2018年02月26日 13:34   No.1309006
++ 鴨下祐也 (小学校中学年)…13回       
京都地裁で原発賠償京都訴訟の判決−裁判官は国の責任を明確に認めた
 |  今までの判決に比べれば広範囲の
 |  区域外避難者が「被害者」として認められた
 |  16日は東京訴訟の判決です 東京地裁にご参集下さい
 └────  (福島県いわき市から東京に避難)

◎ 本日、京都地裁で原発賠償京都訴訟の判決が下った。東電福島第一原発事故
にかかわる集団訴訟として5件目の判決(国も被告とする裁判としては4件目)
です、先ずは国の責任を固められるかが注目されました。
 結果、裁判官は国の責任を明確に認めました。これで国は3度断罪されたこと
になります。

◎ 判決の内容については、専門家の視点での分析が必要で有り、いま弁護団は
膨大な判決文書の読み込みをしています。おおまかな部分は各紙報道もなされて
いるので、これに譲り、私は一人の原告の発言をお伝えします。

◎ その方は、区域外避難者として、典型的な苦悩を語っていました。その方は
子供を被曝から守るため、避難指示の区域外から自ら決断を迫られ、避難を選択
したのでした。
 しかし、避難生活は苦しく、守りたかった子供も辛い状況に追込んでしまった。
区域外の自分たちは被害者なのだろうか?本当は避難の必要など無かったのでは?
無いものを怖がって、子供に辛い思いをさせてしまったのでは無いか?毎日が自
問自答の日々だったのです。
 この判決を受けて「ようやく、お父さん、もう悔やまないでもいいよ、と言っ
てあげられます。」と、原告の母親は語っていました。被害者と認められること、
これは、区域外避難者にとって重い意味があるのです。
 「必要も無いのに避難して」「何で帰ってこないんだ」というようなプレッシ
ャーが身内(親族)から必ずかかります。身内からの批判はとても辛い。
 高齢で病気がちの親の面倒も見られずに、子供と避難を続けている家庭もあり
ます。
 昨年までは避難住宅の無償提供が、避難の正当性を辛うじて示していましたが、
これも打ち切られてしまいました。

.. 2018年03月19日 08:11   No.1309007
++ 鴨下祐也 (小学校中学年)…14回       
◎ 被曝の危険は、科学的な問題なので、政治が誤った判断を下しているときこ
そ、科学の出番のはずですが、学術会議はあろうことか、政治にすり寄ってしま
った。
 ここで裁判所にまで見捨てられたら…との思いは区域外避難者共通です。請求
を棄却されてしまった仙台からの避難者原告は、まさに「裁判所にまで見捨てら
れた」苦悩を吐露していました。

◎ とは言え、今までの判決に比べれば、広範囲の区域外避難者が「被害者」と
して認められ、日々の苦悩から解放された判決だったのです。
 明日−16日は東京訴訟の判決です。
 街頭アピールは13時30分より 判決は15時より
 是非東京地裁にご参集下さい。

※『関連報道』
 国に3度目の賠償命令 原発「自主避難」合理性認める
 集団訴訟で京都地裁 個々の状況 柔軟に判断

 東京電力福島第一原発事故の影響で避難を強いられたとして、福島県などから
京都府に移った自主避難者中心の住民174人が国と東電に慰謝料など約8億4660万
円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は15日、自主避難の合理性を認め、
国と東電双方に対し、110人へ約1億1千万円を支払うよう命じた。
 全国で約30ある同種の集団訴訟では5件目の判決で、国の責任を認めたのは3
件目。(後略) (3月15日東京新聞夕刊1面より抜粋)
こちら

.. 2018年03月19日 08:20   No.1309008
++ 鴨下祐也 (小学校中学年)…15回       
.「避難指示を出さない国の方針が間違いで
 |  子供を守るには避難するべきだ」…原告の母親
|  国を断罪し被害者救済を命じる判決を出した裁判官の
 | 背中を押したのは裁判に集まって頂いた傍聴者と
 | ハガキで裁判官に市民の声を届けてくれた皆様です
 └────  (福島県いわき市から東京に避難)

◎ 本日、東京地裁で福島第一原発被害東京訴訟(以下東京訴訟)において、国
の責任を認め、被告国と東京電力に対し賠償を命じる判決が下りました。
 福島第一原発事故被害について、国を被告とする訴訟として、昨日の京都訴訟
に続き、国の責任を断罪する判決は4件目となります。
 国策として進めてきた原子力政策に伴う事故であり、適切に規制権限を行使す
れば防げた事故であることは、もはや揺るぎ難い事実と言っても良いでしょう。
 国は加害者で有り、法的責任を果たす義務があるのです。被害者に対して「支
援」ではなく「賠償」として、被害救済、生活再建の責任を果たさねばならない
のです。

◎ 今日は雨の中、200名を大きく越える傍聴者が、東京地裁前に集まり、法廷に
入りきれなかった傍聴者が地裁の門前で判決の時を待ちました。
 判決を受けて地裁玄関から駆け出してきた弁護士の手には「勝訴」の旗。これ
まで極めて冷遇されてきた区域外避難者を被害者と認め、不十分とは言え、概ね
今までの損害認定を上回る賠償を命じるものでした。
 個別の判決内容を検討するためには時間が必要なので、詳細は追ってお知らせ
致しますが、私たちはこの判決は被害者救済を進める方向での、前進した判決だ
と捉えています。

◎ 原発被害者訴訟原告団全国連絡会(げんげんれん)では、この後、22日のい
わき避難者訴訟の判決も踏まえ、27日11時半から衆議院議員会館で判決の評価、
報告も含めた院内集会を開きます。
 また、その後、判決内容を踏まえ、「げんげんれん」でまとめた統一要求書に
基づいた交渉を予定しています。京都、東京と続いた判決は、被害者救済を進め
るための推進力となりうる判決だと思います。

.. 2018年03月19日 11:14   No.1309009
++ 鴨下祐也 (小学校中学年)…16回       
◎ 子供と避難している原告の母親は「被害者と認められて良かった」と涙して
いました。「避難指示を出さない国の方針が間違いで、子供を守るには避難する
べきだ。」との信念だけで、7年間、周囲の批判に耐えて、避難を続けて来た原
告は、裁判の末やっとその正当性を勝ち取ったのです。
 このように国を断罪し、被害者救済を命じる判決を出すことに、裁判官には勇
気が必要だったことと思います。その背中を押したのは、裁判の度に集まって頂
いた傍聴者の皆様。
 そして、ハガキ作戦に参加して、裁判官に市民の声を届けてくれた皆様です。
 本当にありがとうございました。

※『関連報道』
 東京地裁も国と東電に賠償命令 国は4例目
 原告42人に計5900万円支払い命令

 東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県から東京都や愛知県に避難している
47人が国と東京電力に計約6億3500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京
地裁(水野有子裁判長)は16日、国と東電に計約5900万円を原告42人に支払うよ
う命じた。
 原発避難者の集団訴訟は全国で約30件起こされており、地裁判決は6件目。こ
のうち被告に国を含む訴訟の判決は5件目で、これまでに前橋、福島、京都の3
地裁が国の責任を認め、千葉地裁が国の責任を否定していた。
 東京訴訟の原告の大半は、福島市やいわき市などから避難する「自主避難者」。
 国の避難指示は受けていないものの、放射性物質による健康被害を避けるため
に避難を余儀なくされ、事故前の平穏な日常を奪われたとして精神的慰謝料など
を求めていた。 (3月16日15時20分毎日新聞より)

.. 2018年03月19日 11:32   No.1309010


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