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道東沖でM9級 30年内に最大40% 地震調査委公表 原発リスク 懸念の声 道東沖 青森沖と連動 巨大化も 伊方 走る断層 甘すぎる想定
政府の地震調査委員会(委員長・平田直(なおし)東京大教授)は19日、北海道東 部沖の太平洋で、大津波を伴うマグニチュード(M)9級の超巨大地震の発生が 「切迫している可能性が高い」との予測(長期評価)を公表した。 道東沖では340〜380年間隔と考えられる超巨大地震が約400年前に発生。 北海道大の研究では、この時の津波は海抜20メートルを超え、沿岸から4キロ 内陸まで浸水したと推定されている。(中略)
中央構造線断層帯に詳しい岡村真・高知大名誉教授(地震地質学)は「揺れの想 定が甘すぎる。断層帯の長さというよりも、ほかの計算条件が問題だ」と批判す る。 活断層の地震の揺れを、現在の科学は正確に予測できるのか。 岡村さんは「伊方原発は日本最長の断層帯の近くにある。揺れに耐えられると は思えない」と話す。 (12月20日朝刊3面より抜粋)
.. 2017年12月21日 12:04 No.1308002
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