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廃炉に! | 「原発で採算が取れると考えている | 経済学者は一人もいない」… | 11/19吉原毅さんの講演と東海村デモ └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
1.2011年3月11日の東日本大震災以来、停止したままの東海第二原発は稼働 40年めになる老朽原発。その東海第二原発をさらに20年延長し、再稼働させよう としている。この原発は首都圏に最も近い原発である。
東海第二原発20年延長、再稼働に反対し、11月19日茨城県東海村で、「原発い らない茨城アクション」主催の吉原毅さんの講演会とその後、デモがあった。講 演会には約400名が参加。 城南信用金庫前理事長の吉原毅さんの講演の後、東海第二原発訴訟団の大石光 伸さんから東海第二原発の現状、原電いばらき抗議アクションの玉造順一さんか らは抗議活動の報告があった。 「再稼働阻止全国ネットワーク」では、49名がバスで、当日東海村に向かい、 電車で駆けつけたメンバーと合流し、集会とデモに参加した。 たんぽぽ舎のメンバーも多数この行動に参加した。
「東海村でデモを行うというのはなかなかないこと」と主催団体のメンバーの 方から話があった。東海村は日本で初めて原発が建設された場所。関連施設、企 業も多い。そんな場所の反対運動の厳しさの一端を見たように思った。だからこ そ、こうしたデモには意義がある。
2.「原発ゼロで日本経済は再生する」と題して行われた、城南信用金庫前理事 長・吉原氏の講演。 …「原発で採算が取れると考えている経済学者は一人もいない」原発がどの面 から検証しても全く不要なものだとわかりやすく、時にユーモアを交えながら、 明確に解説。経済的に考えたって当たり前の話なのに、なぜかそうならない日本 のおかしさをあらためて考えさせられた。
※『東海第二原発』とは 沸騰水型軽水炉 1978年11月28日運転開始 出力110万kw 茨城県那珂郡東海村 2011年の東日本大震災により停止中
.. 2017年12月15日 10:18 No.1305001
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