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謝礼で学生参加を募る経産省・NUMOの核ゴミ説明会 | 札束で世論操作するな、原発止めて核ゴミ問題に真剣に取り組め | 経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき!その49
経産省・原子力発電環境整備機構(NUMO)が全国46都道府県で実施 している核ゴミ処分場説明会(「科学的特性マップに関する意見交換会」) で一人1万円を渡すと呼びかけて学生が動員されていた。 例えば、日テレNEWS24は「1万円で…核ゴミ処分場説明会に“サ クラ”」と報道(こちら)。 経産省が、経産省―NUMO―委託会社―学生の順に税金を流し、使用 済み核燃料問題に取り組む姿勢をアピールしたのだ。原発設置や再稼働の 為に各地に札束をばらまいてきた経産省が、いつものやり方で世論操作し ようとしたのだ。 審査会・検討会などから私たち善良な意識ある傍聴希望者を抽選を口実 に排除しておきながら、一方で学生に金を出して人集めとは。 それにしても、使用済み核燃料(18000トン)の保管・管理・場所の検討 はどうしてもやらないといけないことであり、すべての原発の稼働を断念 してこれ以上核ゴミを増やさずに、使用済み核燃料対策を進めるべきだ。 (追記) 「科学的特性マップ」に関して推進側が思い描く道筋を批判的に検証した 興味深い文を見つけた。 <日本の高レベル放射性廃棄物処分政策に抱え込む根源的課題―政府によ る「科学的特性マップ」の提示を受けて>(寿楽浩太、岩波書店「科学 11月号」)「政治がまず、原則的な議論の方向性を改めて設定し直すとと もに、現実的な選択肢を人びとに提示するような、包括的で建設的な議論 を公論に提起し、根源的な次元での対処の道筋をひらく先頭に立つことを 強く希望したい」と結んでいる。ご参考に。
.. 2017年11月30日 14:01 No.1295001
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