|
北海道電力社長へ公開質問状提出 11月11日に文書回答あり 連載〔泊から・3〕 (後志・原発とエネルギーを考える会)
◎ 先月、北海道電力の真弓明彦社長宛に公開質問状を出していました。我ら全 後志(しりべし)脱原発グループの広報行動隊名で。 「神戸製鋼所の機材資材などの製品が泊原発の建材機器類に使われているので しょう。安全に影響があるのではないか?」と、その実体を質問しました。 10月31日の回答期日になっても音沙汰なし。 そこで11月6日泊原発事務所の広報課長、木林尚稔・PRセンター所長に催促の 電話をしました。かなり対応に追われている様子です。本社に確認して返答しま すと。
◎ 折り返し電話で「11月13日には文書回答します」と木林課長から。 仮に重要箇所で使われているとしたら大変なことです。自動車や電化製品のリ コール騒ぎの比ではありません。 何百台ものリコールで自動車部品会社がそのために最近の大変なことになって います。だが、車などと違うのは製品の大きさだけでなく、放射能に汚染された 配管だとか部品を交換するとなるとすぐすぐできるかの問題だけではなく、その ような作業が危険を除去しながら可能か? また使われた資材機器などがどこどこに使われているかの正確な追及もしなけ ればなりません。車の事故も人命に関わる重大事だが、原発の万が一は質量共に ケタが3つも4つも、かつ次元が違います。
◎ 食品業界には、トレサビリティという制度があって正確な追跡調査が可能で す。重工業分野のその部分の責任もあります。 この問題は、泊原発だけの問題ではあり得ないと思います。鉄非鉄素材と機械 の専門家にも応援してもらって、業界に騙されない厳密な追及が求められている と考えます。 11日に文書回答が来ました。すぐ岩内原問研の斉藤武一さんと打合せします。
.. 2017年11月16日 11:34 No.1289001
|