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◆原発避難者訴訟−原告本人尋問で生活の苦悩訴え、新潟地裁
東京電力福島第一原発事故で避難を強いられ精神的苦痛を受けたとして、福島 県から本県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた集団訴訟の原告本人 尋問が27日、新潟地裁であった。原告4人が、原発事故の影響で家族や友人と穏 やかに過ごす生活を奪われたと訴えた。 尋問で、郡山市から本県に家族と避難している女性は、地元に残った友人に 「避難できていいね」などと言われたとし、「友人関係が壊れ、避難したのは間 違いだったのかと悩んでしまう」と語った。いわき市の女性は「放射能への恐怖 は大きい。普通に生活したいだけだったのに、できなくなった」と話した。 被告の東電や国側の代理人は厚労省のパンフレットなどを示し「水道水は安全 だと記載があるが、信頼できないですか」などと聞いた。 (10月28日「新潟日報」より、ネット上に掲載なし)
.. 2017年11月08日 10:08 No.1280003
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