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■--沖縄の米軍ヘリ墜落事故
++ 山崎久隆 (社長)…720回          

放射性物質放出事故だ
 |  日本に駐留する米軍の意味と誰に向かって武力行使しようと
 |  しているのか真剣に考える必要がある (その2) (2回連載)
 
(その1)
 1.沖縄の苦悩 日本政府が向いている先は日本国民ではなく米国政府である
 2.繰り返されるヘリ墜落事故
 3.放射能拡散事故
(その2)
 4.放射性物質の拡散量は
 5.防災体制は無し
 6.「日米地位協定」の見直しだけで良いのか
  日本に駐留する米軍の意味と誰に向かって武力行使しようとしている
  のか真剣に考えるべき

4.放射性物質の拡散量は

 線源はステンレス製で、内部にストロンチウム90(イットリウム90を含
む)が密封されている。その化学形態などは一切明らかにされてはいない。
 線源の大きさは、長さ12ミリメートルである。
 放射性物質の量は、500マイクロキュリーと文献には記載されている。こ
れをSI単位で表すならば、1850万ベクレルである。
 6つの線源が破損して全量放出したと仮定するならば、3ミリキュリー、
1億1100万ベクレルに相当するが、その放出量についての情報はない。
 拡散した場合の吸入量によっては被曝限度を超える危険性もあるから調
査確認する必要がある。事故直後に地元の消防隊は放射性物質の拡散事故
であるとの認識は全くないまま防護もせずに消火活動に従事している。
 沖縄県は被曝の有無の調査を国に対して要求しているのは当然である。

5.防災体制は無し

 ストロンチウムは経口摂取すると、化学的な性質がカルシウムに似てい
るため、消化管から吸収され易く骨に集まる。骨に蓄積されると骨髄を照
射し、白血病やガンになる可能性がある。また、骨に蓄積されると対外に
排出されにくいという問題がある。
 そのため拡散した場合、経口摂取に伴う健康被害が問題となる。
 この事故の直後に一つの文書が報道で紹介されていた。それは「Radiation
Hazard Awareness and Permit Requirements Training」直訳すれば「放射
線災害の認識と許可要件トレーニング」。
 
.. 2017年11月01日 08:49   No.1279001

++ 山崎久隆 (社長)…721回       
米軍の研修用資料だ。この中にはにはIBISの取扱について細かく規
定している。特に「飛行前では保護カバーを付けること」「装置のあると
ころには掲示をすること」そして重要なのは「災害発生時には地元の災害
対策者に通報すること」となっている。
 ところが米軍は、ヘリで消化剤を撒いている最中にも、地元つまり沖縄
県の消防当局には何の通報もしなかった。
 事故後に現場を封鎖し、防護服とマスクをした兵士が入り、周辺の放射
線測定らしき行動は写真などで確認できたが、日本への通報は事故後かな
り経ってからだった。
 ストロンチウム90が火災に巻き込まれて拡散したのであれば、風下を中
 心に防護体制をとる必要がある。少なくても家屋では外気の取り入れを
遮断すること、屋外にいる人には屋内退避を求める必要があったが、何の
対応も取られていない。
 少なくても米軍のマニュアルに書いてある程度のことをなぜしないのか
を問い質すべき立場に日本政府はある。住民や防災担当者を徒に危険にさ
らす行為は断固として糾弾されるべきだろう。

6.「日米地位協定」の見直しだけで良いのか
  日本に駐留する米軍の意味と誰に向かって武力行使しようとしている
  のか真剣に考えるべき

 この種の事故・事件が起きる度に米軍のやりたい放題を許している根幹
の「日米地位協定」の問題点が取り上げられる。しかし事の本質は地位協
定にだけあるのでは無い。
 外国の軍隊が大手を振って闊歩する(つまり日本の空も海も治外法権)
状態を放置して地位協定を見直しても何も変わらないのではないだろうか。
 もちろん、地位協定を見直す取り組みだけでも大変な労力がいるのだけ
れど、そのうえで、日米安保体制そのものを変えていかないと形を変えて
悲劇は繰り返されるだけである。
 そのうえ、昨今の東アジア情勢に悪乗りして、沖縄に戦術核を再配備す
べきとの暴論すら唱えられている。安倍政権下でそのような試みがなされ
る危険性も否定できない。

.. 2017年11月01日 09:21   No.1279002
++ 山崎久隆 (社長)…722回       
沖縄には、過去に核兵器が1300発も配備されていた。そのうえ核兵器の
事故「ブロークンアロー」も引き起こしていた。
 1959年6月19日、20キロトンの核弾頭を搭載したナイキ・ハーキュリー
ズが誤作動で発射され、沖縄の沖合の海中に突入した。正確な理由は不明
ながら核弾頭は起爆せず米軍により回収された。
 「核兵器の事故は、アメリカの国際的地位を脅かす。全ての情報は関係
者以外、極秘とする。」として秘密とされ、米軍の公開された記録には詳
細な記述はない。
 当時沖縄にいて事故を目撃したナイキ部隊元兵士・ロバート・レプキー
氏の証言がブロークンアローを証明する。(NHK「スクープドキュメン
ト:沖縄と核」2017年9月10日)
 このような事実が、今頃やっと報道の力で明らかになったというのに、
この国では驚くほど無反応なのだ。本来ならばそのような事実を米軍と一
緒になって隠ぺいしてきた政権の一つも吹き飛ぶはずなのだが。
 今でも米軍基地のどこかに核兵器が貯蔵されていると疑う人もいる。米
軍は沖縄に核兵器がないとは明言していない。何処に展開しているかは秘
密とされる。
 そのあげくに日本が沖縄に核兵器の配備を要求する。無茶苦茶な話なの
だが、真顔で主張する人が徐々に増えている。
 日本に駐留する米軍の意味と、その軍隊がどのような武力を保有し、誰
に向かって武力行使しようとしているのか、真剣に考えていかないと「突
如として戦争が始まる」などと驚愕する羽目に陥るのではないだろうか。
   (初出:月刊「たんぽぽニュース」2017年10月号)

.. 2017年11月01日 09:27   No.1279003
++ 井戸謙一 (幼稚園生)…1回       
区域外避難者の住宅問題打切り問題にご理解を
|  福島はまだ帰還できる状況ではありません
 |  この理不尽な提訴がなされたことを社会に幅広く拡散して下さい
 └──── (弁護士)

 山形で、明渡しの要求を拒否して頑張ってこられた武田徹さんら8軒の
方々に、住宅の明け渡し請求訴訟が提起されました。
 裁判所は、山形地裁米沢支部、原告は 独立行政法人高齢・障害・求職
者雇用支援機構です。被告は武田さんたち8名。
 請求内容は、各自が居住しておられる住宅の明け渡しと、平成29年4月
1日から明け渡し済みまでの賃料相当損害金の支払いです。

 福島はまだ帰還できる状況ではありません。彼らに何の責任もありませ
ん。国と東電が住宅を提供すべきものです。
 この理不尽な提訴がなされたことを社会に幅広く拡散して、国民的な問
題にしていく必要があると思います。
 武田さんたちだけでなく、全国には、明け渡しを拒否して頑張っておら
れる区域外避難者の方が相当数おられます。
 また、いずれ、避難指示区域の人たちの住宅支援が打ち切られ、同様の
立場の人たちが大量に生み出されます。この訴訟の行く末は、これらの人
たちにも大きな影響を与えます。
とりあえず、情報の拡散方、よろしくお願いします。

  〒522-0043  滋賀県彦根市小泉町78-14澤ビル2階
           井戸謙一法律事務所   弁護士 井戸謙一
         0749-21-2460 0749-21-2461 ke_ni_do@yahoo.co.j

.. 2017年11月01日 09:37   No.1279004
++ 吉原 毅 (幼稚園生)…4回       
茨城県東海第二原発の再稼働の危険迫る!
 |  老朽で、被災した危ない原発・東京から100km
 | (城南信金相談役)さん講演、東海村デモ、
 | 現地見学の3つ
 | 11/19(日)大型バスで行きます
 └──── 「再稼働阻止全国ネットワーク」

☆おおまかな日程
 11月19日(日)朝9時大型バスで東京駅出発→東海文化センター
 13:30より吉原 毅さんの講演会→15:45から東海駅周辺デモ
 →18時頃東海出発→東京駅へ
 バス費用:1人3000円(往復)
☆バス乗車の申し込み先…「再稼働阻止全国ネットワーク」
 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
  TEL 070-6650-5549

☆11/19(日)吉原 毅(城南信用金庫相談役)さん講演会
 東海第二原発なくても大丈夫!!原発のない未来を考える
 原発に頼らず、原発ゼロでも安心の未来を!
20年運転延長も、再稼働も必要ありません
 新しいエネルギーを経済力に!脱原発発言で大きな反響を呼んだ
 『異色の経営者』吉原 毅さんにお聞きします

日 時:11月19日(日)13:30より 参加費・無料
会 場:東海文化センターホール(東海村船場768番地15)
お 話:吉原 毅(城南信用金庫相談役)さん
デ モ:15:45より 東海文化センター→東海駅→東海文化センター
主 催:原発いらない茨城アクション実行委員会
連絡先:東海第二原発再稼働問題署名実行委(029-282-3619)

.. 2017年11月02日 08:18   No.1279005
++ 柳田 真 (社長)…271回       
鎌田さとしさんをかこんで200人、いい雰囲気の集まり
 |  『声なき人々の戦後史』出版記念会(藤原書店と)
 └──── (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

○10月26日(木)鎌田慧さんの『声なき人々の戦後史』本の出版記念会が開かれた。
鎌田さんにとっては、最初で最後の(つまり唯一の)出版記念会という。鎌田さん
は79才、奥さん、娘さん(写真をとる役)も司会者から紹介された。
会場は鎌田さんの活動=声なき人々によりそった半世紀以上の活動を反映して、
老若男女(高齢者・中年が主)200人余りが集まり、約2時間、良い雰囲気のあつま
りだった。

〇鎌田さんは最初と最後にあいさつ、少しテレている感じの挨拶、国の方向への
危惧(安倍1強)とそれに抗する気持ちを述べられた。
 司会者(木内みどりさん)が会場内の奥さまを引っぱってきて、テレる鎌田さん
の隣に座らせました。会場から大きな拍手がおきました。
あいさつは鎌田さんの弟分と自称した佐高信さん(週刊金曜日)や大石芳野さん
(写真家)、金平茂紀さん、金城実さん(沖縄)、保阪正康さん(作家・評論家)、
ギターは海勢頭豊さん、その他かなりの人々のスピーチ。
色々と心にひびく話しも多く、参考になりました。

〇うれしいことに、懇談の中で、3人の方々に講演をお願いしたら、“たんぽぽ
舎(「スペースたんぽぽ」)の講座で私が役立つなら講師に行きます”といってい
ただいた「豊田直巳(写真家)、七沢潔(NHK研究所)、福山真劫(平和フォーラ
ム)」と鈴木さんから報告されました。私も鎌田慧さんのyesをもらいました。
 私は、福山真劫さん(平和フォーラム)や藤本泰成さん(原水禁)や木村ゆいさん
(原自連事務局)、関口広行さん(都庁の同僚)、そのほかの人々と懇談し、ビール
をたのしんでいました。

〇たんぽぽ舎は鈴木千津子共同代表と私の2人で参加。
週刊発行の『もう原発やめようニュース』265号を150枚と「東電に抗議しよう
(毎月の第1水曜日に申入・抗議)」の小型ビラ(ゴレンジャーの絵入)を配布、皆
さんに気持ちよくうけとっていただきました。

.. 2017年11月02日 08:27   No.1279006
++ 山崎久隆 (社長)…723回       
原子力産業の崩壊は続く「安全確保」どころか部品の検査もしない
 | 何が起きてもおかしくない
 └──── (たんぽぽ舎)
 
 日本のメーカーが次々に大事件を引き起こしている。
 トヨタ、日産自動車、三菱自動車、スバル、タカタ、日本鋳鍛鋼、神戸
 製鋼所、東芝、三菱重工業、挙げていくと日本の主要なメーカーが目白
 押しである。
 その中に並ぶ原発メーカー。原子力産業も崩壊過程にあるのか。

○日本鋳鍛鋼

 日本鋳鍛鋼(株)とは、原発の圧力容器や蒸気発生器などの主要部品を
製造する大型容器の会社である。
 原発の圧力容器などは、鋼鉄製の材料を圧延し、溶接して組み上げる工
法を取る。
 圧力容器の場合、上蓋と下鏡部と胴体とに分かれて製造される。厚い鋼
板を曲げて円筒形に溶接で組み立て、下鏡と溶接し、焼鈍工程を経て製品
化される。その後原発内部に据え付けた後に上蓋を取り付ける。
 蒸気発生器も高い圧力を支える大きな圧力容器である。同じように組み
立てて製造される。加圧水型軽水炉で使用されるが内圧約70kgの運転圧
力が掛かる。
 この容器には厳しい条件が課せられている。それは、含有炭素量を極力
抑えることである。
 フランスの基準は圧力容器で0.22%である。日本でも基準は同程度だ。
 フランス原子力安全局(ASN)は9月、フランスで建設中のフラマンビル
原発3号機において、鋼材の炭素濃度が基準を超えていたことを明らかに
した。
 主な経過は、2014年にアレバ社がフランスで建設中のフラマンビル原発
3号機の圧力容器上蓋付近に炭素が偏析していることをと報告したことに
始まる。
 2015年にASNがフランス電力会社EDFに調査を指示し、2016年6月にEDFが
報告書を提出、10月にASNが疑惑のある原発の運転を停止することを命令し
検査が開始される。12月にASNが原発に日本鋳鍛鋼社製の部品を使用してい
る原子炉について運転承認のための条件をつけ、2017年1月30日には9機の
原発の再稼働を容認した。例えばトリカスタン1、3号機は炭素濃度0.39%
(規格は0.22%)などである。(経過はグリーンピースの資料より)
 

.. 2017年11月02日 09:07   No.1279007
++ 山崎久隆 (社長)…724回       
炭素含有率が規定を超えた理由は材料の生産法にあった。
 金属材料を高温で熱し、鋳型に流し込んで鉄材のブロックを作り、材料を
切り出して圧延する。含まれる炭素は上部に溜まりやすいのでその部分を
切り捨てて板を作る。この分布が少ないと原材料部分に炭素が高い濃度で
存在することがあ
る。これを炭素偏析という。
 炭素含有率が高くなると、材料は脆くなる。例えば圧力容器の場合は、
中性子を浴びて脆化が進む際に、炭素の割合が高いと脆化が早く進行する。
また、急冷などの熱衝撃に弱くなり、設計上は問題がないはずの条件でも
脆性破壊を引き起こす可能性が高くなる。
 圧力容器や蒸気発生器は原子炉冷却材を保持する決定的に重要な装置類
であり、これが破断すれば直ちに炉心損傷につながる。このような装置で
規定を超えているものは欠陥原発だ。
 日本鋳鍛鋼は1995年から2006年頃に出荷した部材には欠陥品が含まれる
ことを認めている。
 フランスはこの欠陥について、運転を許可したもののフラマンビル原発
3号機については上蓋が制限を逸脱しているため、2024年までに交換する
ことを合わせて指示している。
 フランス以外にも日本鋳鍛鋼の製品は輸出されていたが、当然国内でも
使われていた。
 沸騰水型軽水炉の圧力容器、加圧水型軽水炉の圧力容器と蒸気発生器の
部品などである。いずれも破壊が起きれば炉心損傷に直結するものだが、
原子力規制委員会は書類上のチェックをしただけで問題なしとしてしまった。
 これは明らかに安全上の大きな後退である。

○神戸製鋼所

 日本有数の総合素材メーカーである神戸製鋼所は、これまでに明らかに
なっただけで約500社に対して供給した部品や材料のデータを偽装または検
査の省略を行っていた。原子力への材料供給でも同様の問題を引き起こし
ていた。
 これまでに明らかになったのは、福島第二原発に出荷されていた二次系
配管の一部について、長さのチェックを省略していたことや、ウラン濃縮
プラント用遠心分離器材料の検査データ捏造が明らかになっている。
 

.. 2017年11月02日 09:18   No.1279008
++ 山崎久隆 (社長)…725回       

れで自動的に、原子力の現場において経産省告示501号の原子力設備の規格
を満たしていないか、または偽装していたものを使っていた事態でもある。
 神戸製鋼所の供給部品を使っていない原発はおそらく日本には一つもない。
それが安全上重大な機器類、つまり第一種容器や弁、圧力バウンダリを
構成する機器類に含まれるものであるならば、再検査を行わねばならない
事態だ。
 規制委は今動いている5機の原発を含め、全ての原発の検査報告を直ちに
出させるべきであろう。
 新規制基準でも、このようなケースについて、どんな審査を行うかの規
定がない。
 もともと性善説で作られている規定だから、検査偽装やデータ改ざん、
まして検査しないで出荷したなどには運転停止などの明確な規定がない。
しかし原発が原子炉等規制法の定める検査をせず(検査合格証を得ず)に
動かした場合は直ちに運転の停止を命ずる規定があるから、メーカーが製
品出荷検査を偽装したり行
わなかったりしたら、その段階で直ちに運転の停止をすることと、メーカ
ーに全賠償責任を負わせるようにすべきである。
 巨大メーカーは全て「護送船団」として守られている。国が国策として
保護をしているのだから、不祥事がなくなるわけがない。東電も他電力も、
原発を動かす限り万全の保護体制化にある。批判も内部告発も安全性向上
には機能しないだろう。これでは次の事故を準備しているに過ぎない。

.. 2017年11月02日 09:27   No.1279009
++ 木村雅英 (社長)…252回       
規制委は稼働中の原発を止めて
 |  神戸製鋼所の製品をチェックするべきだ
 | 「神戸製鋼グループの原子力技術と製品」は
 | 多様で多数、配管破断が心配!
 | 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その148
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 10月8日に神戸製鋼所が「製造したアルミ・銅製品の一部に関する不適切な行
為について」を発表した。その後、品質自主点検の妨害行為、米国司法当局から
の書類提出要求、マテリアル銅管におけるJIS表示認定取り消し、当社グルー
プにおける不適切行為について、と次々の発表は、社員でなくても目を覆いたく
なる。
 しかし、他人事ではすまない。パンフレット「神戸製鋼グループの原子力技術
と製品」(24ページ)を見ると恐ろしくなる。
参照 こちら

<引用
 原子力産業に貢献する神戸製鋼グループの「オンリーワン」

 …原子力産業はエネルギー供給の中核として、今後益々その重要性を増し、よ
り一層の信頼性、安全性の確保が求められます。神戸製鋼グループは、この分野
においても「ものづくり力」を発揮し、独自の特色ある「オンリーワン」を追求
し、これらを通じてグローバルな社会貢献を目指していきます。

各種原子炉機器の供給

 神戸製鋼グループは、原子力発電所向けに原子炉機器を供給しています。13,
000トンの大型水圧プレス等の充実した設備を使用し、発電・石油精製・化学等の
多様な機器製造を通して蓄積された加工・溶接・組み立て技術を活かして、厳し
い品質管理のもとでPWR用上蓋や高い効率が得られる湿分分離加熱器(MSR)
等の熱交換器類を製作しています。電力設備を少しでも長く使用するために高経
年化した原子炉のリハビリニーズが高まってきており、当社の原子炉機器はこう
したリハビリにおける電力供給の信頼性確保のみならず省エネルギーにも貢献し
ています。…
>引用終了

.. 2017年11月08日 09:02   No.1279010
++ 木村雅英 (社長)…253回       
 これらの製品が不適切な品質点検で供給されていたのだ。実際に、東京電力の
福島第二原子力発電所に納品していた配管について、配管の寸法のデータを、実
際には測定していないにもかかわらず、測定したように装っていた。
 東電福島第一原発事故は地震による配管破断が原因かも知れないと国会事故調
などが報告していたが、神戸製鋼所が提供した配管はどれだけあるか、心配だ。
 ところが、原子力規制庁は、国内の原発で該当する製品が使われていないか、
神戸製鋼所と電力各社に対して調査して報告するよう求めているだけ。ここでも、
メーカー任せ・事業者任せの待ちの姿勢でチェックをしている。

 ひとたび大事故が起これば大変な事態を招く(今でもイチエフ事故の為に8万人
以上の人が避難している)ことを考えれば、まずは今稼働している原発(川内1,
2号機、高浜3,4号機)を止めて、神戸製鋼所の製品の有無とその品質をチェッ
クするべきだ。
 また、今定期点検で止まっている伊方3号機についても直ちに同様のチェック
をするべきだ。
 これについては、「脱原発をめざす首長会議」が10月29日に「原発関連施設に
納入された神戸製鋼製品の検査などを求める緊急要請」を発表した。
 また、グリーンピースが署名運動を実施している(締切は10月30日

.. 2017年11月08日 09:10   No.1279011


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