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賠償・補償打ち切り 帰還圧力に 終わった問題にされ 見えぬ復興 忘却求める政策 教訓生かさず 各地で住宅追い出しも 「改憲強調されても…」 原点 福島から衆院選を考える
この衆院選の公示日、福島県を第一声の場に選んだのは自民党の安倍首相だけ だった。とはいえ、その演説でも原発事故の被災者に触れることはなかった。 帰還と復興の強調と、その裏にある賠償の打ち切り。被災者たちにとり、事故 はいまだに現在進行形だ。 だが、事故はろくに教訓化されず、むしろ「忘却」の波が押し寄せている。 いまの政治を覆う「忘れる病」。それはこの事故以降、顕著になった。 (安藤恭子、大村歩) (後略) (10月20日朝刊28-29面「こちら特報部」より抜粋)
.. 2017年10月25日 10:32 No.1275001
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