返信


■--労働法制抜本改革
++ 田中一郎 (小学校高学年)…21回          

「働き方改革」のための法制はどうあるべきか
 | 10/5新ちょぼゼミ第4回棗一郎弁護士学習会の報告(抜粋)
 └──── (ちょぼちょぼ市民連合)

 さる10月5日(木)、水道橋のたんぽぽ舎において、「第4回オルタナテ
ィブな日本を目指して(新ちょぼゼミ)」:棗(なつめ)一郎弁護士講演会:労
働法制抜本改革(「働き方改革」のための法制はどうあるべきか)を開催
いたしました。
 今秋の最重要法案であったはずの「働き方改革関連法案」ですが、みな
さまご承知の通り、安倍政権の私物化行政隠し=「もり・かけ問題」隠し
や防衛省「不都合」隠しなどを優先させ、今春以降、国会は一度も開かれ
ることなく、また「仕事人内閣」(8/3改造の第3次安部内閣)なるものも
一度も仕事をせぬままに解散となってしまいました。
 それはともかく、10.22衆議院総選挙後での国会では、憲法改悪問題と並
んで最大の政治的争点となりそうなのが、今回テーマとして取り上げました
「労働法制改革」の問題です。
 その内容は、
(1)残業規制の法的強化(長時間労働恒常化の防止)、
(2)高度プロフェッショナル制度と裁量労働制の拡大(残業代セロ法案)、
(3)「同一労働同一賃金」の法制化と正規・非正規など労働者間格差の
  是正・解消、です。
 しかし、今回の講演内容と資料レジメなどをご覧いただければわかるよ
うに、政府・安倍政権から提出されようとしている「働き方改革」法案は、
現在の労働現場でのひどい状況を改善するものではないばかりか、法案の
目的達成の意図さえも怪し気で、多くの尻抜け規定がこっそりと盛り込ま
れているばかりでなく、逆に、今以上に働く人々や特に非正規身分に苦し
む労働者の状態を更にひどいものにおとしめるような規定も見受けられます。
 
.. 2017年10月17日 16:09   No.1270001

++ 田中一郎 (小学校高学年)…22回       
まさに羊頭狗肉の、ウソ偽りの、虚偽表示の、ゴマカシ・インチキの
「働き方改革」法案ならぬ「こき使い方合法化」法案に他なりません。
 特に気になるのは、かような「逆向き法規制」が制定されてしまうと、
 今日でさえ、裁判闘争を通じてかろうじて獲得してきた、ほんのわずか
な働く者の処遇や身分の改善、あるいは不当労働行為・不当解雇の撤廃な
どの判決が、逆に獲得できなくなる可能性が高まってしまうことです。
 低賃金・劣悪労働条件の使い捨て労働力の固定化が法的により強化され、
身分差別としての正規・非正規や、正社員の徹底酷使と更なる人員削減が、
今よりもより進展してしまう、そういうトンデモ内容の法改正となる可能
性が高いのです。(また、今回の「働き方改革」法の次には「解雇の金銭
解決法(解雇自由法)」(「はした金手切れ金による使用者側の労働者解
雇の自由化制度」)が用意されており、今の政権・政治を変えないままで
は、更に働くものはひどい状態に落とし込まれていくことになるでしょう)
 かような悪法案は早々にみんなで力を合わせて廃案にしてしまいましょう。
そのためにも、今回の衆議院選挙は有権者の側・働く者の側からの、政治・
政府・政権に対する「重要な意思表示のチャンス」ととらえ活用すべきで
しょう。

.. 2017年10月17日 16:20   No.1270002
++ 清水 寛 (小学校高学年)…26回       
今回の選挙は、原発ゼロ実現、戦争する国にしないために重要と思う
└────(なの花の会世話人、
          原発再稼働阻止全国ネットワーク事務局)

1.今回の選挙は原発ゼロの実現とどうかかわるのか。
 毎週金曜日、官邸前で原発反対の行動を5年間しても、今の自公政権は
聞く耳を持ちませんでした。福島原発事故原因が究明されない中、安倍自
公内閣は「原発を重要なベースロード電源」との方針を示し、原子力規制
委員会はそれに従い「絶対に安全でない」原発の再稼働を推進しています。
私たちには、聞く耳を持たない政権は必要ないです。聞く耳を持つ政権に
変える必要があります。
 自民党と公明党は原発推進、希望の党は2030年に原発ゼロだが再稼働容
認、立憲民主党は早期に原発ゼロ、共産党、社民は即原発ゼロです。原発
ゼロの政党が政権を取るためには、原発ゼロを目指す議員を多く当選
させることであり、今までの反原発運動の成果が問われます。わずか2週
間の選挙は私たち反原発をめざす上で重要な運動です。

2.今回の選挙は戦争する国とどうかかわるのか
 2016年9月19日に憲法違反の戦争加担する安保法制が強行採決され、今
年、戦争時に戦争に反対する人が逮捕される共謀罪が2017年年5月29日に
強行採決されました。安倍自公政権は今回の総選挙で、戦争する国にする
ために憲法9条を改悪するに必要な3分の2以上の議席を確保しようとし
て、選挙をしかけました。これを阻止するためには、憲法9条改悪に反対
する立憲民主党、共産党、社民党などで3分の1以上の議席を確保しなけ
ればならないですが極めてきびしい選挙です。また、希望の党は安保法制
反対の議員を排除する姿勢から、自民党に近い改憲政党です。維新も改憲
政党です。


.. 2017年10月18日 08:16   No.1270003
++ 木原壯林 (大学生)…94回       
関西電力は“事故多発”会社だ 過去2年の実例
 |  わかっているだけでも こんなにたくさんの事故
 | 事故だらけで、たるみ切り、傲慢な関西電力の大飯原発再稼働反対
 └──── 若狭の原発を考える会

1.美浜町のヘリ運搬資材落下(毎日新聞2016年3月18日より)
               (説明文省略、以下2−8も同じ)
2.ヘリから800キロ鉄板落下 関電資材運搬中に山中へ
 奈良・十津川 (産経新聞West 2016年8月5日)
3.高浜原発 大型クレーン倒れる…建屋2棟、一部損傷
            (毎日新聞2017年1月21日より)
4.作業員が親指切断=大飯原発、安全点検の中−福井
           (時事通信2017年3月30日より)
5.作業員、右足骨折の重傷 関電・労災相次ぐ/大飯原発
           (毎日新聞2017年4月26日より)
6.高浜原発で男性作業員が重傷 トンネル掘削などの作業中
           (福井新聞2017年7月13日より)
7.黒薙(くろなぎ)第二発電所の北又えん堤修繕工事中の
  ヘリコプターからの運搬物の落下について
         (関電プレスリリース2017年8月3日より)
8.高浜原発の構内で作業員がやけど
関電のお粗末な姿勢に不信感
   (上記の高浜原発新規制基準対応設備で起きた
    作業員の負傷事故について)
            (福井新聞2017年9月2日より)

☆12月3日(日)「おおい町で大飯原発うごかすな!現地集会」
 日時:12月3日(日)13時30分から15時
 場所:おおい町総合町民センター (おおい町役場横、予定)
    集会後おおい町内デモ
 主催:大飯原発うごかすな!実行委員会
 呼びかけ:原子力発電に反対する福井県民会議
若狭の原発を考える会


.. 2017年10月18日 10:05   No.1270004
++ 渡辺マリ (高校生)…68回       
安倍首相の街頭演説、及び安倍政権に反論する
 |  2011年3月の福島第一原発事故の時
 | 菅直人首相(当時)をフェイク(嘘)で陥れた人
 | 原発「国難」の時に政権奪取のみを考えていた安倍晋三氏
 └──── (たんぽぽ舎・ボランティア)

〇2017年10月12日:新潟市内の街頭演説で野党党首を名指しでやり玉にあげた安
倍首相。
 「菅内閣時代はひどかった。経済がどんどん悪くなった。官房長官が枝野さん。
あの時のメンバーが名前を変えて別の政党を作った」(2017年10月13日読売新聞)
・経済が「良くなった」のは大企業だけというのは皆さんご承知の通り。
 2017年10月17日:政権側からは「立憲民主党の顔ぶれは菅内閣と同じ。大震災
事に危機管理が全然なっていなかった人たちだ」と批判が強まる。(10月17日朝日
新聞)
 危機管理がなっていなかった?それでは、あなたのした事は何なんだ?

〇菅直人首相のこと=2011年3月12日「海水注入中断事件」
 2011年3月12日午後3時36分福島第一原発1号機爆発
・「真水」か「海水」かで激論を交わしていた午後6時頃、菅首相は「海水を入
れて臨界しないのか」と班目氏などに問いただした。そして現地で海水注入準備
が完了するのは時間がかかると武黒フェローから伝えられ、協議はいったん中断。
 →菅首相は「海水注入をやめろ」とは一言も言っていないし、吉田所長(当時)
は注水中断はしていなかった。これが事実だ。
・「これでいける…」どす黒い喜びに震えた安倍晋三氏
 2011年5月20日安倍氏のメルマガ:「やっと始まった海水注入をとめたのは、
何と菅総理その人だったのです」
・翌日の5月21日読売新聞見出し:「首相意向で海水注入中止 震災翌日、55分
間」━━
 これに関連し自民党の安倍元首相は「20日夜」京都市内で記者団に対し「首相
が誤った判断で(海水注入を)止めてしまった。万死に値する判断ミスで、ただち
に首相の職を辞すべきだ」と首相を強く批判した。

.. 2017年10月18日 10:16   No.1270005
++ 渡辺マリ (高校生)…69回       
5月21日産経新聞見出し:「首相激怒で海水注入中断」
 →日付に注意。安倍氏のメルマガ先行、それを後追いした各紙
・5月24日安倍氏のメルマガ:「いよいよ不信任案提出の時は迫りました」
 →文字通りの「国難」の時に安倍氏は己の権力を手に入れることを考えていた
のだ!

〇枝野幸男官房長官(当時)のこと
・2011年3月14日の計画停電:福山哲郎氏と枝野氏が東電に要請
「自宅療養の患者もいるから何とか計画停電を少し遅らせられないか」
「大企業などに節電を呼びかけて…略」
 藤本副社長「大口は当社のお客様ですから、節電してほしいということはでき
ない」
 枝野さん、ブチ切れる「もしこれで本当に人が亡くなったら東電は殺人罪だ。
未必の故意で告発するぞ」
・2011年9月12日枝野官房長官が経産相に起用された時
 資源エネルギー庁の課長補佐:「激震です」
 東電・広報部長:「菅さん時代の厳しいことを言う人になっちゃった」と嘆息。
 就任記者会見で:「金融機関が債権放棄をしないのはおかしい。法的整理に準
じた負担をしていただく」(以上は「メルトダウン」講談社文庫より抜粋、及び私
の言い方に替えている個所もあります)

〇読売、産経の更なる犯罪=吉田調書は誤報
・2014年5月20日朝日新聞
=政府事故調の「吉田調書」入手 所長命令に違反 原発撤退=
 これに対しメディア、特に読売、産経が「誤報」だと大バッシング。
・これに対し、たんぽぽ舎では=これは誤報だったのか?=という講演会を開き
ました。 その時お呼びした講師が何と私の住んでいる千葉県で衆議院選挙に立
候補!
 本当に驚きました。なので今、私は彼の応援団に入ってコツコツやっています。


.. 2017年10月18日 10:34   No.1270006
++ 浜島高治 (幼稚園生)…1回       
衆議院選挙と原発−崩れゆく日本は選手交代させよう
|  ドイツは日本と同じ焼野原から出発したのに去年は経常黒字
 | 世界最大、貿易黒字過去最高
 └────  (神奈川県在住)

・10/12のG20財務相・中央銀行総裁会議で日本は2020年度財政黒字化目標の先送
りを説明し、大規模な金融緩和の継続に理解を求めた。
 先進国が非常時の経済政策の正常化を進める中、日本が取り残される懸念が募
る。IMFラガルド専務理事は会合に先立ち「経済成長をより確実にするための
構造改革が必要だ」と指摘した(東京10/14)。
 議長のショイブレ独財務相(ギリシャ債務危機収束、財政規律派)に懸念軽蔑
された(日経10/15)。
 ドイツは日本と同じ焼野原から出発したのに、去年は経常黒字世界最大、貿易
黒字過去最高(日経2.11)。
 アベノミクスは日銀総裁の首をすげ替えて、日銀に国債を買わせて借金を増や
しただけ。今選挙でも日銀、GPIF(注)を使って株価をつり上げ。今だけ自分
だけ先送り責任無し!

・日本では政官業界癒着天下り村々が続いて来た。医療の薬務村、通信電々村、
電力村、原子力村等々。
 先送り無責任、ごまかし作文技術を競い、現場知らず実務能力が無い。
 福島第一原発事故を収束できないのに原子力規制委員会は、自前「新基準」合
格で再稼働。これをアベは世界1安全と言う。

・選手交代:全体統括できるリーダ、現場指揮できる人材に交代させることであ
る。そういう人々に命がけになってもらう。このままでは、何十年、何十兆円か
けても収束できない。

・幸運にも、米国の国家制度が造られて行く過程を経験した。要所の責任者が実
務に明るく、判断できてreasonableにスイスイ進んでいく。日本も政権交代、霞
が関幹部総替え進化。

.. 2017年10月18日 10:40   No.1270007
++ 柳田 真 (社長)…266回       
衆議院議員選挙
 |  悪質「森友・加計学園疑惑隠し」解散を批判する
|  「ていねい、謙虚、しんしに説明」といった安倍首相。
|  しかしウソだった
 | 選挙遊説で自分から「森友・加計」を述べたことはない首相
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

◎衆議院解散の最大の目的は、「森友学園・加計学園の疑惑」を隠したいことだ。
 安倍首相は「森友・加計」の2つの疑惑について、国会で「ていねいに、謙虚、
しんしに説明する」と何度も言った。
 しかし、全部実行していない。今回の衆議院解散の遊説でも自分から「森友・
加計」疑惑を説明したことはいまだにない。

◎自民党の二階幹事長は、19日の記者会見で、この「森友・加計」疑惑について、
「我々はそんな小さな問題を隠したりすることは考えていない」といった。でも
これは全部まちがい。何よりも安倍首相自身が、2月17日の国会質疑において
「私や妻がもし関与していたら、総理大臣も国会議員もやめる」といいきったで
はないか。1国の首相が不祥事なら、首相をやめるといっているほどの重大事な
のだ。これが「小さなこと」か?断じてちがう。二階幹事長は本当はそれをわか
っていてかつ、「小さな問題」としたかったのだろう。
 安倍首相が国会を6月18日に閉会させたのも、もし国会延長になったら、「森
友・加計」疑惑の追及で窮地に追い込まれることがわかっていたからである。自
民党の国会議員からも「あのまま国会が続いていて、首相が野党からモリ・カケ
を追及されつづけたらもたなかっただろう」と本音がもれてきている。

◎10月8日の毎日新聞記事から

 「森友、加計 国会追及吹っ飛んだ」「解散 官僚もホッ」
 「終わりとはいかぬ」…と報じている。
 森友学園、加計学園の問題で、衆院解散・総選挙によって渦中の省庁に安堵(あ
んど)感が漂っている。(中略)
 「持たなかった」
 「国会で『捜査中』って答えていたら、持たなかったかもしれない」。財務省
の職員はほっとした様子を見せた。(中略)
 

.. 2017年10月19日 08:01   No.1270008
++ 柳田 真 (社長)…267回       
解散で野党は追及の舞台を奪われた格好だが、会計検査院も問題がなかったか
調べている。政府関係者は「これで終わりとはいかない。選挙で問題が消えるわ
けではない」と語った。

◎10月5日の「People′s News」(大阪)記事から

「森友隠し」の冒頭解散 森友疑惑追及の立役者に聞く
証拠十分で楽しみだった臨時国会 安倍は追及逃れで解散
        木村 真さん(豊中市議)インタビュー

 今回の衆院解散は「第一に森友・加計問題隠し」と言われている。森友疑惑追
及のきっかけを作った木村真さんは、今治(愛媛県)の加計追及デモにも参加し、
行動を続けている。森友問題のその後と、安倍政権がなぜ両学園への追及を恐れ
るのか、改めて話を聞いた。

 財務省が値下げ 昭恵も直接圧力

―国会閉会後も森友問題の追及を続けていますが、真相究明の進展と、解散劇に
ついては?
木村:報道では決定的な材料が出ています。4月後半から新たな事実が暴露され、
9月にはNHKが、具体的な金額を示して財務省が森友に「土壌汚染の処理費と
して1億3000万円払えばいい」と言ったという事実や、籠池が「もっとぐーんと
下げなければあかんよ」との発言に対し財務省職員が「ゼロに近くなるように我々
も努力しています」と答えている事実も報道しました。佐川国税局長官は、「価
格の交渉など一切していません」との国会答弁は完全に覆されました。(後略) 


.. 2017年10月19日 08:07   No.1270009
++ 渡辺寿子 (高校生)…66回       
資格なき東電柏崎刈羽再稼働容認  (その1、3回連載)
 |  規制委員会の更田新体制も露骨な再稼働推進機関
 └──── (原発いらない!ちば)

1.申請後も欠陥隠し次々発覚

 原子力規制委員会は10月4日東京電力柏崎刈羽6、7号機について新規制基準
に「適合」するとの審査書案を了承し、事実上再稼働を容認しました。再稼働す
れば福島第一原発事故を起こした東電として事故後初めての再稼働となり、事故
炉と同じ沸騰水型炉としても初めての再稼働となります。
 東電は2013年9月柏崎刈羽の新規制基準適合審査を申請しました。東電は柏崎
刈羽の再稼働に強い意欲を持っていたのに、東電に強い不信感を持っていた当時
の泉田知事に対し「現時点での安全性がどれくらいかを確かめてもらうのが今回
の申請」とごまかしの説明をしました。
 審査の過程では防潮堤の地盤が液状化する恐れや、事故時に対策拠点となる免
震重要棟の耐震不足について東電は把握していながら規制委に事実と異なる説明
をしていたことが発覚。規制委は東電に申請書を総点検させ、6月に再提出させ
ました。

2.東電の「決意表明」だけで再稼働容認

 東電は柏崎刈羽で数々の違反、欠陥隠しをしていたので、規制委は当初東電に
原発の運転資格があるのか疑問視していたとされ、田中委員長は「福島の廃炉を
やりきる覚悟と実績を示すことができなければ、運転する資格がない」と断じて
いました。
 ところが8月に入って東電側が文書や口頭で、福島第一原発事故を収束させ、
柏崎刈羽を安全第一に運転する決意を表明したことで、田中委員長は態度を一変
させ、審査書案了承につながりました。
 7月、東電の川村会長が福島第一原発事故のトリチウム汚染水について「(東
電として)決断はもうしている」と述べ、海に放出する方針を明言しました。こ
れに対し田中委員長は以前から東電に海洋放出を求めていたにもかかわらず、
「はらわたが煮えくり返る」と不快感を示していたのです。
 田中委員長は、7月末の柏崎刈羽視察、8月30日の定例会議での「東電責任者
との意見交換」と2つの儀式をした後に再稼働容認の流れを演出しました。

.. 2017年10月19日 08:16   No.1270010
++ 渡辺寿子 (高校生)…67回       
最初は電力会社に厳しいことをいって、再稼働反対の世論に期待を持たせ、最
後には態度を変えて電力会社の立場に立つ。田中委員長は就任以来それを繰り返
してきましたが、最後まで世を欺くペテン師を演じたのでした。

3.東電擁護露わな更田新委員長

 田中前委員長は柏崎刈羽再稼働にゴーサインを与え、退任の花道?としたかっ
たようですが、あまりにひどい掌返しが批判されるのを恐れてか実現できず、後
は更田氏が引き継ぎました。
 9月27日の会合で事務局が示した審査書案に対し委員から質問があり、結論に
至らず、10月4日の会合を迎えました。ここで事務局が1時間かけて質問に回答。
その後異論もなく、更田委員長と委員4人の全員一致で審査書案を了承したとい
うことです。了承の結論は最初から決まっていたのに、わざと一拍おいて、いか
にも議論したように見せかけたのでしょう。
 更田氏は9月6日の会合で東電擁護の以下の発言をしました。
○東電の技術力が劣っていたから福島第一原発事故が起きたのではない
○どこの電力会社でもあれだけの津波に襲われた場合には事故に至った
○技術力や安全文化で特に東電が劣っていたと考えるのは間違いではないか
○東電が悪かった、だから事故が起きたというのは一種の思考停止であって、今
後の原子力安全をを考える上でマイナスの面もある等々。
 更田氏は、巨大な津波の来襲が科学的に予測されていて、その対策を規制側も
東電も検討したのに、実行するのを怠ったこと、それ故当時の東電幹部が起訴さ
れ、刑事裁判にかけられていることを無視しています。
 更田氏は福島第一原発事故と柏崎刈羽の再稼働は一体のものとして考えるべき
です。更田氏自身以前「あれはあれ、これはこれとはいかない」といっていたこ
とをすっかり忘れてしまったようです。
 更田新委員長もまた原子力マフィアであり、その下の規制委も田中体制と同じ
く再稼働推進機関であることを今回の再稼働容認は如実に示しています。

.. 2017年10月19日 08:26   No.1270011


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用