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高江米軍ヘリ炎上 放射性物質が飛散の可能性
矢ヶ崎克馬・琉大名誉教授(物性物理学)の話
沖国大に墜落した米軍ヘリCH53には回転翼の安全装置に放射性物質 ストロンチウム90が使用されていた。その際には6つの装置のうち1つを 回収できず、米軍は気化したとし、環境に影響ないと主張した。この時に 消失した量は約500マイクロキュリー、1850万ベクレルとされた。大変な量だ。 ストロンチウム90は高速ベータ線(電子)を出す。回転翼の中は真空に なっていて、ベータ線を常時測定している。損傷が起き空気が入ると測定 数値が激減し、警報が鳴る仕組みだ。 ベータ線は透過力が弱いので通常は近接しない限り危険性はないが、燃 え上がると酸化しながら微粒子になって大気中に飛散する。空気中を漂う 微粒子が体内に入ると内部被ばくの危険がある。 今回も黒煙と一緒に周囲にばらまかれてしまったのではないか。爆発的 に燃えていた様子からすると、複数の装置が燃えて沖国大の時より多く飛 散したかもしれない。 (10月12日18:55配信) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00000026-ryu-oki
.. 2017年10月16日 08:30 No.1268006
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