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■--記事紹介
++ 冨塚元夫 (平社員)…143回          


   映画「いのちの岐路に立つ〜核を抱きしめたニッポン国」が
 |  つなぐ反核平和への思い−
 |  早野慎吾さん(都留文科大学教授)の広島レポート
 |  8/18発売の「週刊金曜日」に掲載
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 早野慎吾(はやのしんご)さん(都留文科大学教授)の広島レポートをご紹
介します。
 今年7月に国連で採択された核兵器禁止条約には「ヒバクシャ」との文言が入
れられた。ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマを経験した日本。その歴史を
描いたドキュメンタリー映画「いのちの岐路に立つ〜核を抱きしめたニッポン国」
が完成し、原水爆禁止世界大会に合わせ広島で上映された。世界大会の様子とと
もにレポートする。(中略)

◎過去・現在・未来まで続く

 原水禁世界大会の「ひろば・フィールドワーク」のセクションでは矢間秀次郎
さんの制作・脚本の反原発映画「シロウオ〜原発立地を断念させた町」も上映さ
れ、会場は満員となった。
 この「シロウオ」に続き、矢間さん脚本・製作の反核・反原発ドキュメンタリー
映画「いのちの岐路に立つ〜核をだきしめたニッポン国」が完成した。
 監督は、反戦詩人の木村廸夫さんにスポットを当てた「無音の叫び声」を監督
した原村政樹さん。
 ナレーターは、反原発の朗読劇「線量計が鳴る」(本誌6月9日号で紹介)を
全国で上演している、「木枯し紋次郎」で有名な中村敦夫さんが務めている。
 (中略)

◎ 長崎で被爆した西岡洋さんは、学生時代、画家の丸木位里・俊夫妻作「原爆
の図」の巡回展に関わった。戦後GHQ(連合国軍総司令部)によりプレスコード
が発せられ、GHQ批判や原爆に関する記事・写真が禁止された。(中略)
 写真は禁止されたが、絵画は禁止されなかったため、丸木夫妻は、報道も出版
もできなかった32年間、絵を描き続けたのだ。現在、「原爆の図」は埼玉県の丸
木美術館に展示されている。(中略)

◎ 戦後、日本は、原爆は反対だが原発は推進する方向に向かう。政府は「原発
は安全だ」という間違った考えを広め、その言葉を信じた「市民もメディアも政
治家も大多数が原子力発電所に明るい未来を夢見た」と藤本洋一さん(元東京大
学原子核研究所教授)は解説する。
 
.. 2017年08月23日 11:01   No.1244001

++ 冨塚元夫 (平社員)…144回       
だが、藤本洋一さんが監修した「原発黒書」(1976年、原水禁刊)は40年も前
に「原発は安全でクリーンなエネルギー」がまやかしであることを科学的に分析
し報告していた。実際、福島第一原発事故は同書が指摘した通りに起きている。
(中略)

◎ 映画の最後は、広島で被爆した関千枝子さんが「安らかに眠れません 核兵
器廃絶の日まで 全原発廃炉の日まで」と記した灯籠を元安川に流す場面で終わ
る。政府に対する強烈なメッセージだ。(後略)

◇上記映画を「スペースたんぽぽ」で9月9日(土)に昼夜2度上映します。
13時からと18時から 前売券は@1,000円。当日券@1,500円
前売り券好評発売中、ご希望の方は、下記までご連絡下さい。
制作者矢間さん Tel/Fax:042-381-7770
         Email:h-yazama@oregano.ocn.ne.jp
または冨塚 Tel:080-3083-6352
     Email:yfa22255@nifty.com


.. 2017年08月23日 11:10   No.1244002
++ 柳田 真 (部長)…246回       
署名にご協力をお願いします
 |  東海第二原発再稼働反対署名 8月30日締め切り
 |  東京に一番近い原発の再稼働に反対する
 └──── (東海原発署名担当)

1.茨城県・東海第二原発の「20年延長申請」に反対する署名
2.茨城県・東海第二原発の「安全協定見直し」を支持する署名
 の2つにご協力をお願い致します。
 署名用紙は、A3サイズ1枚に2つの署名が載っています。

☆8月26日(土)、東海村で開催される「20年運転延長を許すな!8/26ヒューマン
チェーン」に参加する2台の大型バスに乗車される方は、その時までに間に合っ
た分の署名用紙をご持参頂けると助かります。

☆署名用紙は下記から印刷できます。PDFデータです。
こちら

.. 2017年08月23日 11:19   No.1244003
++ 黒木和也 (幼稚園生)…3回       
(宮崎県在住)

1.核のゴミ捨て場 「科学的特性マップ」は危うい
  「トイレなき原発」の恐怖を直視せよ
   三橋規宏:緑の最前線(経済・環境ジャーナリスト、
              千葉商科大学名誉教授)
  ニュースソクラ8/21(月)18:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00010000-socra-pol
2.福島廃炉は今世紀中に終わらない―
  「40年・8兆円」プランの虚妄(選択出版)
  「選択」8/21(月)9:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170821-00010000-sentaku-soci
3.<米原発の巨額損失>東芝専務が明かした建設現場の実態
  毎日新聞8/21(月)9:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00000010-mai-bus_all


.. 2017年08月23日 11:29   No.1244004
++ 上岡直見 (高校生)…58回       
北朝鮮ミサイルと原発
 └──── [環境経済研究所(技術士事務所)]

◎ 北朝鮮のミサイルと関連づけて原発の危険性を指摘する議論があるが、もう
少し具体的に考える必要があるのではないか。原子力規制委員会の田中委員長が
2017年7月6日の高浜町意見交換会で「私なら東京に落とす」と発言して批判さ
れた。もともと信用されていないから批判の対象になったのだが彼が言っている
ことはそのとおりである。

◎ 以前から原子力規制行政に詳しい九州大学の吉岡教授も指摘している。かり
に北朝鮮が日本に被害を与えようと思ったら、わざわざ原発を壊してそこから放
射能を拡散させるなどという間接的な手段を使う必要はなく人口密集地に落とせ
ばミサイルの精度が相当に悪くても大被害が出るからである。
 吉岡教授は「相手側が原発そのものを標的にするのであれば最も効果的なのは
特殊部隊のような手段だ」と指摘している。そして現在の原発はそのようなリス
クに対して何も対策をとっていない。(※1)
 現実的なリスクとしては、ミサイルの技術が未熟で予定した軌道を外れたり、
空中分解して破片などが落下するケースであるが、その場合には大気圏で燃え尽
きる可能性が高いし、残りがさらに原発に落下したとしても破壊的な損傷を与え
る確率はきわめて低い。それこそ推進派が以前に言っていたように隕石が落ちる
程度の確率であろう。

◎ 北朝鮮はグアム島周辺の30〜40kmの公海上にミサイルを着弾させると示唆し
ている。大きく外れたら技術の未熟を露呈するだけだし、逆にグアムの陸上に落
下したら実弾頭を載せないカラ実験だといっても北朝鮮にとって破滅的な事態に
なる。それには3,500km飛んで数km程度の誤差に収まる精度が必要である。実態は
全く不明ながらもそのレベルの精度があると誇示しているのであろう。

 いずれにしても北朝鮮は文字通り日本は頭越しで「アメリカと対等に話をさせ
ろ」というスタンスであり、いくら日本国内の保守勢力が口先で勇ましいことを
言っても相手にされていない。

◎ なおミサイルが日本上空を通過してグアムその他に向かう場合には現在の日
本の体制では迎撃困難と関係者も認めている。(※2)

.. 2017年08月24日 08:30   No.1244005
++ 上岡直見 (高校生)…59回       
さらには北朝鮮に自制的な選択を求めるには中国が決め手となるため、これま
で中国に対してさんざん威張り散らしていた保守勢力の論調が急速にしぼんでい
るのも滑稽だ。いずれにしても政権を変えるのが最も効果的な原子力防災対策で
はないか。

※1 2016年4月23日「福岡核問題研究会」資料
  こちら
 これは非常によくまとまった資料なのでおすすめします。
※2 2017年8月22日BS日テレ「深層NEWS」で森本敏・元防衛相と伊藤俊幸
・元海将が発言

.. 2017年08月24日 08:38   No.1244006
++ 金子 通 (中学生)…34回       
(たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎原発再稼働問題『信を問う』−知事発言、波紋広げる

 米山隆一知事が2020年の任期満了に伴う次期知事選で、東京電力柏崎刈羽原発
の再稼働に対する自身の意向について「信を問う」と述べたことに関し、新潟県
内の政党に波紋が広がっている。再稼働議論に慎重な姿勢を示してきた米山知事
が、賛否を明らかにしないまま再稼働問題を争点化する考えだけを示したことに、
「知事与党」である民進党、社民党、共産党は困惑する。
 一方、「知事野党」の自民、公明両党は冷ややかに見ており、「非常に軽率だ」
との指摘もある。知事発言は尾を引きそうだ。(中略)
 再稼働反対を訴える社民党の渡辺英明幹事長は「唐突だ。びっくりしている」
とし、首をかしげる。原発の検証は「知事選で県民の理解を得ている」として、
「だからこそ、自身の考えや発言の意図を説明すべきだ」とくぎを刺す。
 昨秋の知事選で全面支援した共産党県委員会の樋渡士自夫委員長は「大事な政
策なので、一緒に選挙を戦った市民団体や党との事前の話し合いがあってしかる
べきだった」とする。
 共産党は原発の廃炉を掲げるが、樋渡委員長は「発言の意味合いが分からない。
東電や自民党へのけん制という意味かもしれないが、ジョーカー(切り札)を早
く切りすぎたのではないか」と懸念する。
(8月22日新潟日報より抜粋、紙面のみの掲載でネット上に掲載なし)

.. 2017年08月24日 08:45   No.1244007
++ 青山晴江 (中学生)…30回       
近隣より子ども連れの若い家族がたくさんいて
 |  参加者の平均年齢がぐっと若かった
 |  福島やニセコ、札幌など各地からのバンドが
 |  脱原発と反戦を若々しく歌う
 |  「2017とまロック 泊原発止めよう」集会に参加
 └────  (たんぽぽ舎会員)

◎ 8月19日(土)〜20日(日)の「2017とまロック 泊原発止めよう」集会に参加し
ました。
19日、小野有五先生の解説で泊周辺の地形・地質巡検バスツアー。5時間で7
か所程の地層を実地見学。「坂には理由がある、坂道があることは地質の変化が
見られる」というお話から始まり、泊原発敷地内には40万年前以降の活断層があ
り、新規制基準の「将来活動する可能性のある断層」であるということを、目の
前の崖の砂の層や兜岬の断崖、海岸の岩などを指して説明されました。昨秋同様
バスは満席50人程、とても勉強になる中身の濃いツアーでした。
 19日午後、岩内港公園でライブパフォーマンスを日没まで。その後、文化セン
ターで「どうする原発に頼らないマチづくり」のパネルディスカッション開催。
 会場は130人の熱気にあふれ、「地産地消」に切り替える食料とエネルギー、原
発のない地域経済の発展、岩内漁業の原発に翻弄された歴史、共和町の農業の変
化などお話があり、これからの原発に頼らない町づくりへの参加者の真摯な思い
が伝わってきました。

◎ 20日(日)午前より前日に続いての「とまロック」。島キクジローさんはじめ
福島やニセコ、札幌など各地からのバンドが脱原発と反戦を若々しく歌い上げて
いました。昼過ぎアイヌ民族の大地への祈りと演奏をポンペさんがおごそかにさ
れました。
 

.. 2017年08月25日 08:26   No.1244008
++ 青山晴江 (中学生)…31回       
集会では、9名の発言。原発被災地福島の話を大熊町の木幡ますみさんが、青
森大間原発について中道雅史さんが、また北海道がんセンター名誉院長の西尾正
道さんは「泊、岩内のガンは北海道1・2位である。なにより健康の面からみて
原発は早く無くさなくてはならないものだ」とトリチウムの危険性など訴えられ
ました。再稼働阻止全国ネットワークより山田和明さんが選挙も頑張りましょう
と一声あげて、私も今月はじめの若狭高浜講演会での「原発に頼らない町づくり」
や現地音海地区の原発延長運転反対へと変化してきた空気についての報告をさせ
ていただきました。

◎ 集会参加者は、昨秋の荒天の時より少なめでしたが、ニセコなど近隣より子
ども連れの若い家族がたくさんいて、参加者の平均年齢がぐっと若かったです。
デモは、その子どもたちが先頭を歩き港から町中へ。今回、家の前に出てきた
り、手を振ってくれたり、挨拶を返してくれたり今までとない町の人々の反応を
感じました。
 ここでも地元の人たちの頑張りで空気が変わりつつあるのではと希望を持ちま
した。
 デモ終点地には木田金次郎美術館があり、かつての賑わいのある岩内港や川辺
の村が明るい色彩でキャンバスに描かれていました。
 再びこの明るさを取り戻すために頑張ろうと励まされる思いでした。

 ※参考新聞記事
  「泊原発敷地に活断層」小野有五北大名誉教授 あらためて指摘
【共和】北海道泊原発(後志-しりべし-管内泊村)周辺の地形・地質の見学会が
19日、後志管内共和町などで開かれた。(中略)
 見学会では原発から約10キロ南東の共和町幌似(ほろに)にある地層を視察。小
野さんは「この地層は33万年前の河口に形成された三角州であり、泊原発敷地内
までつながっていた。敷地内の断層はこの33万年前の三角州の地層を切っている
ので活断層に当たる」と指摘した。見学会は住民団体「後志・原発とエネルギー
を考える会」主催で道内外から約50人が参加した。
(8月20日北海道新聞より抜粋)

.. 2017年08月25日 08:36   No.1244009
++ 渡瀬維男 (幼稚園生)…1回       
メールマガジン読者の声
 |  牧 太郎氏に大賛成!
 └────  (メールマガジン読者)

 8/23発信・地震と原発事故情報【TMM:No3155】の★5.新聞より
 ◆“東京五輪病”を返上!2つの理由(酷暑と異常なメダル競争)
 牧 太郎(客員編集委員)を読んで

 アメリカのインフラ投資にGPIFを原資とした51兆円の超超大献金(安倍首
相は2月の日米首脳会談でトランプ氏にひざまずいて献納した)を発表しました
が、なぜか問題視する動きナシ!でした。
 これに比べれば違約金など微小の極み。
 久米元キャスターも五輪返上の同意見、賛同のウネリを創り出そう。
 リオの閉会式で、安倍は電通か博報堂に数億円で作らせたというバカバカしい
寸劇で「地球の反対側から地中を潜ってロスに飛び出した」人形だとばかりの得
意のポーズを取った。
 だったら帰りは同じ地中を潜って東電福島第一原発の玄関前に飛び出せ!と言
いたかった。

.. 2017年08月25日 09:42   No.1244010


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