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原自連=安全な未来を 幹事 鎌田慧(ジャーナリスト) | 新潟の奇跡 幹事 佐々木寛(新潟国際情報大学教授) | 原自連は人脈の宝庫 幹事 三上元(元静岡県湖西市長) └──── (その2)
3. 安全な未来を 幹事 鎌田慧(ジャーナリスト) 賢い政府は原発に見切りをつけはじめた。ドイツをはじめとして、イタリア、 スイス、オーストラリア。アジアでは台湾についで、韓国も新政権が脱原発宣言。 ベトナム、タイ、フイリピンなども、危険な競争には名乗りを上げていない。 史上最初の原爆被害国である日本が、「ヒバクシャ」の苦痛と被害を真摯に受 け止め、核兵器の生産と使用を禁じる「核兵器禁止条約」にたいして賛同せず、 反対しているのは歴史を誤るものである。 とおなじように、フクシマの悲劇に学んだ国が、脱原発への勇気ある決断をし ているのに、当事者である日本政府がいまだ原発再稼働を死守し、原発を輸出し ようとしているのは、歴史への逆行である。 いま、世界の良識ある政治家や経営者たちは、自然ネルギーを受け入れ、その 拡大にむかいはじめた。石炭から石油へとすすみ、核から脱却して自然エネルギー 拡大の先に、あらたな安全で明るい世界がまっている。そのために微力を尽くし たい。
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡ 4.新潟の奇跡 幹事 佐々木寛(新潟国際情報大学教授) 昨年の新潟県知事選では、柏崎刈羽原発再稼働の可否が争点となりましたが、 市民と野党連合が一体となって再稼働に慎重な米山県政が誕生しました。この 「新潟の奇跡」は、エネルギー問題と民主主義が密接に連携して展開する、いわ ゆる「エネルギー・デモクラシー」の可能性をさらに切り拓いたと言えます。 現在、米山県政は、公約に謳われている通り、さらに原発をめぐる技術的問題 のみならず、健康や生活、避難計画などあらゆる分野の問題を包括的に検証する 「検証委員会」を立ち上げ、スタートさせようとしています。
.. 2017年07月25日 09:28 No.1233001
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