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震災6年 汚染土壌いまだ行き場なし 焼却計画に悩む東海村
東京電力福島第一原発事故の除染で発生した土壌や落ち葉など、放射性物質で 汚染された廃棄物の処分に東海村が頭を痛めている。一時保管場所の近隣住民か らは「早く撤去してほしい」という要望が上がるが、自前の焼却施設がないため 処分できず、今も県内で最も多い除染廃棄物を抱え込んでいる。六カ所ある保管 場所の1つは、2019年に開催される茨城国体のホッケー会場に隣接しており、早 急な対応が求められている。(山下葉月) (中略) 国道245号沿いにある阿漕ケ浦(あこぎがうら)公園では現在、国体に向け、ホ ッケー場の改修工事が急ピッチで進んでいる。汚染された土壌や廃棄物の保管場 所は会場の北側に隣接し、黒いフレコンバッグがぎっしり並べられ、その上を遮 水シートで覆っている。 原発事故後、村は独自の基準で、公園や工業団地など村内6カ所を除染、汚染 土壌約4500立方メートル、廃棄物約2500立方メートルを現地で一時保管している。 (後略) (7月11日より抜粋)
.. 2017年07月13日 10:13 No.1229001
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